おうち映画（海外）・恋におちたシェイクスピア／フロッグ

「恋におちたシェイクスピア」

原題　SHAKESPEARE IN LOVE

1998年　アメリカ

【ムービープラス】

若き日の文豪シェイクスピアの秘められた恋を虚実織り交ぜながら描いた恋愛歴史劇

16世紀末のロンドン

人気劇作家シェイクスピア（ジョセフ・ファインズ）はスランプに陥っていました

ある日、彼の新作のオーディションにトマスと名乗る若者がやってきます

トマスの演技力に魅せられるシェイクスピア

実はトマスは裕福な商人の娘で演劇が大好きなヴァイオラ（グウィネス・パルトロウ）が女人禁制の舞台に立つために男装した姿だったのです

逃げるように立ち去るトマスの後を追って商人の屋敷に潜り込んだシェイクスピアは女性の姿に戻ったヴァイオラと出会い恋に落ちます

しかし彼女には親によって定められた婚約者がいました

燃え上がる恋心に創作意欲を搔き立てられ新作「ロミオとジュリエット」を書き上げていくシェイクスピアでした

恋は成就せず悲しい結末を迎えますが清々しさの残る作品でした

エリザベス女王役のジュディ・ディンチ

ヴァイオラの乳母役のイメルダ・スタウントン

ヴァイオラの婚約者役のコリン・ファース

演劇仲間だったかのジェフリー・ラッシュ

錚々たる英国俳優さんたちの演技を観られただけでも満足でした

シェイクスピア役のジョセフ・ファインズはどうでも良かった（笑）

「フロッグ」

原題　I SEE YOU

2019年　イギリス

【ムービープラス】

ある町で10歳と9歳の少年が相次いで失踪

事件現場にはかつて世間を騒がせた連続少年誘拐殺人事件と同じ緑色のナイフが残されていましたが、当時の犯人は既に逮捕されていて捜査は難航します

一方、事件を担当するハーバー刑事（ジョン・テニー）の自宅で不可解な現象が続発

やがてハーバー刑事の息子のもとに奇妙なメッセージが届き事態は予想外の方向へと展開していきます

冒頭からカメラワークとBGMで背中がゾクゾクする怖さが続き、時系列が前後するのもあってミステリー感にワクワク

そしてハーバー刑事の自宅に奇妙なカエルのお面をつけた男が登場！

これが怖いのなんのって！！

で、オカルト映画と思って観ていたのですが意外や意外

前半の布石が後半で回収されるのは面白かったですが誘拐殺人事件の結末の描き方が浅かったのが残念でした