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おうち映画(日本)・1秒先の彼/宮松と山下

2024年07月18日 | 映画(国内)
「1秒先の彼」
2023年
【Amazon Prime Video】

2020年制作の台湾映画「1秒先の彼女」を舞台を京都、男女のキャラ設定を逆転しリメイクしたラブストーリー

郵便局の窓口で働くハジメ(岡田将生)は何をするにも人よりワンテンポ早い
ある日、路上ミュージシャンの桜子に出会い、必死のアプローチの末、花火大会デートの約束を取り付けたものの、目覚めると何故か翌日になっていました
やがてハジメは、郵便局に毎日やってくる人よりワンテンポ遅いレイカ(清原香耶)が“消えた1日”の鍵を握っていることを知ります

台湾版は鑑賞済み
とても心温まる物語でした
比較しながらの鑑賞は仕方ありません
序盤は評価の高い台湾版に比べてイマイチかなぁ、でしたが最後まで観てみれば日本版もこれはこれで良かったです
天橋立は台湾の美しい自然風景からしたら見劣りしますけど、観光地・京都での撮影はよく頑張ったで賞をあげましょう





「宮松と山下」
2022年
【Amazon Prime Video】

エキストラ俳優の宮松(香川照之)は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの一人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいます
生活の足しにケーブルカーのメンテナンスの仕事をしながら慎ましく静かな日々を送る宮松は、実は12年前までタクシー運転手でしたが、何者かに暴力を振るわれ頭を強打して全ての記憶を失っていました
ところが、ある日テレビで宮松を見たという男性・谷(尾美としのり)が訪ねてきて、宮松の本名、前職、家族の存在が判明、宮松は戸惑いながらも、血の繋がらない妹・藍(中越典子)とその夫・健一郎(津田寛治)の暮らす実家に身を寄せることになります
日本酒、野球、煙草、妹が示してくれるヒントに少しずつ記憶を取り戻していく宮松
妹への許されない愛情、自分に暴力を振るった犯人まで思い出した宮松=山下は、今の妹の生活を守るため、記憶が戻っていない振りをして京都に戻ることにします
香川照之さんの妹を見つめる瞳の優しさ、愛しみが台詞や動き無しでも、しっかり伝わってきました
実生活で問題を起こしたのはいけませんが、この存在は誰にも代えられないと思いました

あと
いくつかの場面で、エキストラの仕事のワンシーンなのか、本編のシーンなのか、幾度か裏切られました
制作側の術に上手く嵌められたのが「ヤラレタ~」で面白かったです




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (りりん)
2024-07-18 11:32:33
こんにちは
私も日本版の「1秒先の彼」をアマプラで春くらい?かな、観ました。
岡田将生さんと清原香耶さんの雰囲気似てたような。
優しい映画でしたね。
返信する
りりんさん (こに)
2024-07-20 09:10:41
美男美女だから許せちゃう、な感じかな。
清原さんが動かない岡田さんを運べるとは思えなかったけど(笑)
返信する

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