月と花と緑と私

泣いても笑っても同じ一日。

心のノート

2009-04-08 18:43:32 | 子供…母の本音
「心のノート」って知ってる?


(心のノート 参照)


娘(高3)が部屋を掃除して 廃品回収にと 出してきた本の束に 入っていました。

そう言えば、…確か中学で貰った 道徳の教科書。


聞くと 「コレ 1時間しか授業しなかったよ」と 娘。



中を見ると、大きく4つの項目に分かれている。



心で見る。自分を見つめ伸ばして             … 自分自身

思いやる心を                   …他の人とのかかわり

この地球(ほし)に生まれて    …自然や崇高なものとのかかわり

社会に生きる一員として         …集団や社会とのかかわり



所々に自分の意見を書き込める様になっていて 中学の3年間使用出来るコトになっている。


書き込める空欄があるってことは、そのコトについて 「答え」を出すって言うより


考えを促す「きっかけ」を与える為の「空欄」だと思う。



でも、コノ教科書は「真っ白」 … 勿体ない。



思春期の入り口に立っている中学生には、「恥ずかしい」「ウザイ」と思われる内容かもしれない。

学校の授業となると、押しつけがましく聞こえる内容なのかもしれない…


ネットで調べると、イロイロ批判もあるみたいだけど


でも、結構 良いこと書いてあるんだよな~ 



私が印象に残ったのは 「家族だからこそ…」 の項目で







家庭は、一方では人間を生み育てるところ
疲れた自分を癒す、安らぎの場。


しかし、もう一方では、つながりの深さゆえに
人を苦しめ、ゆがめる場ともなる。
他人だったら、そんなことないのに


家族ゆえに


家族だからこそ


思いがあり、願いがあり、愛があるから
そこに「ゆがみ」が生じる。
他人だったら、絶対そんなことないのに…

(途中 略)

居ることがあたりまえではない家族。


いま、もう一度
その思い、その願い
それぞれの愛をしっかりと受け止めよう。

そして、自分からも愛を、注いでみよう。







もう、私が勉強したいくらい(笑)



でも、コレ教えるのは 難しいだろうね。きっと。

明確な答えなんかないし、自分で生きていく中で 

それぞれ自分で見つけていくことだろうしね。




もっとね、中学生向きの内容もあるよ。

理想を持って前向きに、友という生涯のたからもの、異性を理解し尊重して、

限りある命、つながり合う社会…とかね



「1時間」しかしなかった授業。 どんな内容だったか本人は 憶えていないそうです。



「答えを出す」 授業も大事だけど これから


「自分が生きていく中で 見つけていく答え」の授業も 面白そうなのにな~ 



やっぱり 勿体ない! …って 思う私


う~ん 最近の先生は忙しいって言うし…でもそれより、


コノ教材を使って いい授業出来る先生が 余りいないかも?











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4 コメント

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確かに… (マロ)
2009-04-08 21:56:59
長い人生の中で見つけていくものだから、難しいんだろうね。

シマリスさんの家族は教科書使わなくても、コミュニケーションが盛んだと思うし、親がしっかり教科書代わりになれば良いと思います。

その本は親が読んで家族の繋がりなど、再認識するためにあったりしてね。
返信する
マロさん、おはよー (シマリス)
2009-04-09 06:56:06
そうですね~ ホントなら、教科書で勉強するモノではなく
普段の家庭の中、生活の中で、各自感じる話(道徳)だと思う。

教科書でわざわざ 教える内容ではないのでしょう。

お金一杯掛けて「使わない」教科書作って…
そう意味でも 勿体ないよね
返信する
家族の教科書 (かっつん)
2009-04-10 00:42:02
こういうものを見ると後ろめたいです
自分がやってきたことに後ろめたいことはないのに・・
難しい問題です
本当は簡単なのかもしれないのに
返信する
かっつんさん、こんにちは^^ (シマリス)
2009-04-10 12:43:16
難しく考えれば考えるほど 物事はもっと難しくような 気がしています。
でも、なかなか、性分なのか、好きなのか(笑)
いつも言葉足らずですが、私も考え込むの好きです。

家族に教科書(マニュアル)は無いです。

コレで良かったのか、悪かったのかは、誰も分かりません。

でも、ご飯食べられて、笑顔でいられて、命繋ぐ事が出来たなら 
こんな「儲けモノ」はないのです。きっと

でもでも「人間」だから、「愚痴」も一杯、「不満」一杯。
誰かに 聞いて貰いたくて、藻掻いてる。

子ども達もきっと こんな「大人」になって行くんですねぇ。

まだ、ちょっと 信じられないけど

コメントありがとう
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