☆ 時の流れが、
困難を解決していることが多い ☆
「腹のふくれたキツネ」
大木の根元に、小さな穴があいていた。お腹をすかせたキツネが、
その中に隠してあったパンと肉を見つけた。
羊飼いが置いていったらしい。
キツネは狭い入り口から、やっとの思いで中へ入った。
久しぶりのご馳走である。
夢中になって、全部食べてしまった。さあ、外へ出よう、と思ったが、
出られない。ふくらんだお腹が穴に使えてしまうのである。
「ああ、閉じ込められてしまった。こんな暗い所で、
一生を過ごさねばならないのか・・・」と、泣いてばかりいる。
そこへ、別のキツネが通りかかった。泣き声に驚いて、駆け寄り、
訳を聞いてから言った。
「この穴に入った時と同じ状態になるまで、待つことだ。
お腹がすけば、楽に出られるさ」
時の流れが、困難を解決してくれることが多い。
感情がもつれている場合は、尚更時間が必要であろう。
気をつけて、お出かけくださいね。
時の流れが身にしみます。
きさらぎさんはトレーニングを積んでみえるので、
時の流れを感じることが多いでしょうね。
でも、体力が落ちるのも、白髪が増えるのも自然なことで、
それ以上に歳を重ねなければ分からないこと、
お年寄りの方のお気持ちなど感じることが出来、
嬉しく思うのです。
私もいのちが助かっていなかったら、
きさらぎさんと出逢うことなど
ありませんでしたから、歳を重ねられる、
生かされていることの感謝でいっぱいです。
わかりにくい、文面になってますねm(_ _)m