つぶやき①

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「腹のふくれたキツネ」

2005年07月19日 | 大人のためのイソップ寓話

☆ 時の流れが、
    困難を解決していることが多い ☆


「腹のふくれたキツネ」

大木の根元に、小さな穴があいていた。お腹をすかせたキツネが、
その中に隠してあったパンと肉を見つけた。
羊飼いが置いていったらしい。

キツネは狭い入り口から、やっとの思いで中へ入った。
久しぶりのご馳走である。
夢中になって、全部食べてしまった。さあ、外へ出よう、と思ったが、
出られない。ふくらんだお腹が穴に使えてしまうのである。

「ああ、閉じ込められてしまった。こんな暗い所で、
   一生を過ごさねばならないのか・・・」と、泣いてばかりいる。

そこへ、別のキツネが通りかかった。泣き声に驚いて、駆け寄り、
訳を聞いてから言った。
「この穴に入った時と同じ状態になるまで、待つことだ。
     お腹がすけば、楽に出られるさ」




時の流れが、困難を解決してくれることが多い。
感情がもつれている場合は、尚更時間が必要であろう。



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3 コメント

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Unknown (きさらぎ)
2005-07-19 09:16:52
おはようございます。昨日は暑かったですね。今日も同じようです。(山梨は)

気をつけて、お出かけくださいね。

時の流れが身にしみます。
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きさらぎさんへ (未歩)
2005-07-19 15:58:47
いつもありがとうございます。

きさらぎさんはトレーニングを積んでみえるので、

時の流れを感じることが多いでしょうね。

でも、体力が落ちるのも、白髪が増えるのも自然なことで、

それ以上に歳を重ねなければ分からないこと、

お年寄りの方のお気持ちなど感じることが出来、

嬉しく思うのです。

私もいのちが助かっていなかったら、

きさらぎさんと出逢うことなど

ありませんでしたから、歳を重ねられる、

生かされていることの感謝でいっぱいです。
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あたりまえが (tako)
2005-07-19 20:41:48
あたりまえが、あたりまえに、出来ない、わからなくなったり、してしまいますよね。

わかりにくい、文面になってますねm(_ _)m
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