福岡県民栄誉賞の賞状を手に笑顔の浅香山親方（左は小川知事、福岡県直方市で）＝大野博昭撮影
大相撲の通算最多勝利記録を塗り替えて引退した元大関魁皇、浅香山親方（３９）の功績をたたえ、出身地の福岡県直方市で２０日、県民栄誉賞と特別市民文化栄誉賞の表彰式が行われた。
会場には約２０００人のファンが集まり、本場所を思わせる「魁皇コール」の大合唱で親方を迎えた。
小川洋知事、向野敏昭市長から賞状と記念品を受け取った親方は「名誉な賞をいただき、大変光栄です。これからは一親方として相撲界のため、部屋のためにしっかりと頑張っていきたい」と笑顔であいさつした。
表彰式の後、会場では親方との記念撮影やサイン色紙がもらえる抽選会などが行われた。親方は報道陣に「長く相撲が取れたのも（ファンの）応援があったから。『今までありがとうございました』という気持ちでいっぱい」と述べた。
（2011年8月21日09時30分
読売新聞）
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