【上海=角谷志保美】中国各紙は6日、中国高速鉄道事故による負傷者の賠償基準が公表されたと報じた。
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賠償額は、事故が起きた浙江省の都市住民の可処分所得や消費支出などを基に、けがや後遺症の程度によって算出されるという。
賠償金には医療費のほか、交通費や看護費用なども含まれる。後遺症のある人には、障害への賠償金や慰謝料、補助器具代なども支払われる。
死亡した場合の賠償金は基準額が91万5000元(約1100万円)だが、入院中の負傷者らによると、全身打撲や外傷などで「軽傷」と判断された場合の賠償額は1万数千元(十数万円)。「何週間も仕事ができず、後遺症が出る恐れもあるのに安すぎる」と反発が出ており、賠償交渉は難航も予想される。
(2011年8月6日21時17分
読売新聞)
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