アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

安東-河回村

2007-05-21 | 韓国生活
ネットがなければなかったで生活できるものですね。反って無駄に時間を過ごさなくていいかもと思い始めたりして。

さて、以前から行こう、行こうと思っていながら、まだ行っていなかった場所。。。なんて言いつつ、そんな場所は五万とある訳ですが、その中でも必ず行きたいと思っていた「安東(アンドン)」へ行ってきました。ソウルからバスで3時間。快適なシートのバスだったので、長時間でもOKでした。快晴の中、安東へ到着。まずは定番、観光案内所へ足を運んだところ、目的地の「河回村(ファフェマウル)」行きのバスが1時間半後でないとないとのこと。それならばと言うことで、まずはご当地名物「チムタク」で腹ごしらえ。


これなんと1羽分です。半分はないのかと聞いたら、どこも1羽でしか作ってくれないよとのこと。これを2人でほぼ完食。これじゃあ痩せる要素ゼロです。「チムタク」は見た目より辛いですが、とってもおいしかったです!

腹ごしらえの後、さらにバスに1時間近く乗って向かった「河回村」。河が村をぐるりと囲んでいるところからこの名前が着いたとか。ここがなぜ有名かと言いますと、安東の由緒正しい柳(リュウ)家が集まっている場所なのです。有名な儒教の先生や書家の家が残っていて、今でも柳家の人たちが実際に住んでいる場所です。エリザベス女王が訪問したことでさらに有名になったみたいですよ。ここには、俳優のリュウ・シウォンの実家があるのですが、ガイドと一緒に行っていない私たちにはどこにあるのやらさっぱり。だって全部リュウさんの家だから。。。


昔ながらの韓屋が並んでいます。


さらにここで有名なのが、このタルチュムと呼ばれる仮面踊り。もともと庶民が両班(昔の位の高い人たちです)、僧などを風刺したものなので、内容もちょっと卑猥だったり、残酷だったりします。本当はおもしろいはずなんですが、あまり笑えないのが正直なところです。

何しろ日帰りなので、足早に村を周り、また安東市内へ戻ってきた私たちを待っていたのは。。。何と1時間半後に出発する便までソウル行きのバスチケットがすべて売り切れ。1時間に3本ぐらい走っているので、4本見送ったことになります。安東は意外に韓国人もたくさん訪れる場所のようです。村の中で会った日本人はすべてガイド付きの観光客でした。と言うことでバスでソウルへ帰る人が思ったより多かったのですね。

中途半間な時間しか残っていないのでふらふら散策していると珍しいものに遭遇しました。


これ何と「移動式ATM」です。こんなのソウルでも見たことない!

今回行った「安東」はソウルから約240キロ南東で、キョンサンドウと言う地域にあるため、ソウルの標準語に慣れている私には方言をしゃべっている人たちがとても珍しかったです。私がしゃべっている韓国語はもちろんおかしいですが、常日頃アクセントのあんまりない韓国語に慣れていると、かなりアップダウンのあるキョンサンドウなまりはおもしろい!

そうそう、帰りは渋滞に巻き込まれ4時間半もかかってソウルにたどり着きました。

初夏のソウルより


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2 コメント

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プデチゲ (秋田の女)
2007-05-22 12:18:08
去年の5月20日のブログを読み直してたら、ソウルでの滞在期間が長くなるとプデチゲが食べたくなるらしい、と書いてありました。1年たった今は如何かな?と思ってコメントに書いています。1年はあっという間でしたか?
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はい (Miffy)
2007-05-22 16:55:53
1年はあっという間でした~ 去年の今頃は、勉強に追われていたけど、来年の今頃はもうソウルにいないかもしれないと、週末ごとにいろいろやっていたのが懐かしく思い出されます。でも今もソウルにいる私。

私はプデチゲが食べたくなることは残念ながらないわ~ 他にもおいしいものが一杯あるからかな。
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