緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初夏の渋谷駅:東口周辺と渋谷ヒカリエ「アーバン・コア」の散策 PART2

2013年05月26日 09時00分00秒 | 宇田川・渋谷


渋谷駅東口・明治通りの直下の地下3階に位置している東急東横線・東京地下鉄副都心線の渋谷駅の改札前にやってきました。改札前コンコースの北側に位置している渋谷ヒカリエ「アーバン・コア」周辺を散策していきます。ちなみに駅ホームは更に階段やエスカレーターを下った、地下5階に位置しています。




「アーバン・コア」は地下3階から地上4階部分に設けてある広大な地下空間で、エスカレーターやエレベーターが設置されています。平日の昼間の時間帯であっても、人通りは多かったです。




地下3階の渋谷駅地下ホーム、地上1階の東口バスターミナル、地上2階のJR渋谷駅方向への連絡通路、宮益坂方向へ伸びている連絡通路など、縦方向の移動を容易にしているのです。またアーバン・コアは地下鉄駅内の自然換気の機能も担っているのです。




渋谷ヒカリエの低層階部分、地下3階~地上5階には東急百貨店が運営しているショッピングモール「ShinQs(シンクス)」が入居していて、改札階のある地下3階にも店舗入り口が設置されています。




2012年4月26日に開業した「渋谷ヒカリエ・シンクス」。約16000平方メートルの売場面積に、フード、ビューティー、ファッションなど約200の売場・ユニットで構成されています。




「ShinQs」の意味は、「渋谷 Shibuya」の街に「輝き Shine」をプラスする、東急百貨店の「新しいお店」、「Q」に東急百貨店の意味が込められています。




渋谷ヒカリエの初年度の売り上げ目標は180億円、道玄坂上にある東急百貨店本店が年間売上約1000億円であることを考えると、約5分の1程度の規模なのですね。




地下3階からアーバン・コアのエスカレーターに乗って上層階へ向かいます。地下空間には、地上からの太陽の光が差し込む構造になっているので、地下の中にいる感覚が全くありませんでした。




アーバン・コアの地下2階フロアの様子です。地下2階にはシンクスの店舗入り口しかないので、特に人通りは多くはありません。エスカレーターに乗っている人たちも、皆さん通過してしまいました。




渋谷ヒカリエの建設工事「渋谷新文化街区プロジェクト新築工事」は、東急建設と大成建設とのJVにより、2009年6月から2012年3月までの33か月の期間で進められました。それほどの期間がかかった理由は、渋谷ヒカリエが建っている敷地の環境条件にあったのです。




敷地内の高低差は12メートルにも及びます。元々この敷地は区道によって隔てられていた街区を結合させたものであり、この区道は渋谷駅と青山方面を結び、1日に5万人の通行人が行き交う主要通路でした。




このため工事中でも通路を閉鎖することはできず、期間中に10回以上の切り替えを行って歩行者の通路を確保しながら上空で高層ビルを築造するという、非常に繊細な安全管理が要求されるものでした。




地上2階部分の、宮益坂方向と渋谷駅への連絡通路が通っているフロアを素通りし、地上4階にあるアーバン・コアのテラス階へ向かいます。




アーバン・コアの地上4階フロアからは、渋谷駅東口バスターミナルや東急東横店、東京地下鉄銀座線等を見下ろすことが出来ます。




地上2階部分、アーバン・コアの中で一番人通りが多いフロアにやってきました。アーバン・コアの各フロアには、デジタルサイネージの「マルチリング」が設置されています。




デジタルサイネージ「マルチリング」では、渋谷ヒカリエ来館者向けの情報や、デジタルクロック、渋谷の1日の気温・天気の変化、世界中の都市やランドマークなどの情報のほか、東急文化会館のDNAを継承し、プラネタリウムをモチーフにしたコンテンツなどが配信されています。




JR渋谷駅へ通じている連絡通路前から、最大直径約17mの円形の大型LEDディスプレイ「マルチリングサイネージ」を撮影してみました。これで初夏の渋谷駅周辺の散策は終わりです。



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初夏の渋谷駅:東口周辺と渋谷ヒカリエ「アーバン・コア」の散策 PART1

2013年05月25日 09時00分00秒 | 宇田川・渋谷


渋谷駅の東口側(宮益坂側)、明治通りと宮益坂が交差している「宮益坂下交差点」前にやってきました。東口バスターミナル周辺や、東急文化会館跡地に建設された渋谷ヒカリエ周辺を散策していきます。




都営バス等が発着する東口バスターミナルを横断するように通っている高架橋は、東京地下鉄銀座線です。東急東横店の地上3階ホームから発車した銀座線電車は、東口バスターミナル内を高架橋で横断し、宮益坂上付近で地下トンネルへ入って行くのです。




現在渋谷ヒカリエが建っている場所には、東急百貨店が所有・運営していた「東急文化会館」という名前の複合施設がありました。1956年(昭和31年)に竣工した建物で、戦後の高度経済清涼のシンボルとも呼ばれていたのです。




現在の東口バスターミナル内では、銀座線渋谷駅の移設工事が実施されています。現在の東急東横店の地上3階ホームを、東口バスターミナルの真上に移設する計画となっていて、2021年の完成を目指しています。




東急文化会館の建物は坂倉準三氏が構造設計を行い、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上8階塔屋3階建でした。4つの映画館や美容室、レストラン、書店などの店舗が入り、特に屋上にはプラネタリウム「天文博物館五島プラネタリウム」が設置されました。




真正面から渋谷ヒカリエの高層ビルを見上げて撮影してみました。開業時の東急文化会館内には、結婚式場「東急ゴールデンホール」、さらに最先端スタイルを提案する「資生堂大美容室」や「東京田中千代服装学園」などが入居し、当時の「最先端」文化が集積するトレンドスポットとして注目を集めたのです。




東口バスターミナルの全景です。線路を挟んだ西口バスターミナルは、東急バスや京王バスを中心に、山手線外側の住宅密集地を結ぶ路線が多いのに対し、こちら東口では新橋駅行きや六本木ヒルズへの直通バスなど、東京都心部へ向かう都営バスを中心に発着しているのです。




渋谷駅から渋谷ヒカリエへ通じている連絡通路と、渋谷ヒカリエの「アーバン・コア」をズームで撮影してみました。渋谷駅と宮益坂方向を結んでいるこの歩道橋を利用する人の数は多く、一日に約五万人もの交通量があるのだそうです。




明治通りと青山通りが交差している「渋谷署前交差点」上に架かっている高架橋上から東口バスターミナルを見下ろして撮影しました。手前側の降車専用スペースと路線バス待機場、奥側の乗車専用スペースが見事に分離されて運用しています。




明治通りの地下5階には東急東横線・東京地下鉄副都心線の渋谷駅ホームが設置されています。2008年6月の副都心線開業時からホーム自体は利用されてきましたが、2013年3月16日の東横線・副都心線の相互直通運転開始と同時に、東横線の乗り場は同日始発から従来の高架ホームからこの地下ホームに移転しました。




東急文化会館は2003年の6月に建物の老朽化と東急東横線(渋谷駅‐代官山駅間)の地下化工事および副都心線建設のため閉鎖し解体され、47年の歴史に幕を閉じました。




渋谷駅の東口前を通っている明治通りです。この大通りの真下の地下5階に東急東横線・副都心線の渋谷駅地下ホームがあります。明治通りをずっと北へ向かえば、新宿三丁目、池袋駅前へ向かうことが出来ます。




2003年6月末の完全閉鎖後はすぐに取り壊し工事が始まり、2005~2006年前後には完全な更地になっていました。すぐに再開発工事は行われず、副都心線の地下ホーム工事が続けられていました。




明治通りと東口バスターミナルに挟まれた狭いスペースで工事用の資材置き場やプレハブ小屋が設置されています。場所の狭さという意味では、東京駅丸の内駅舎の復原工事よりも難しいかもしれません。




東口バスターミナルの脇には2013年3月15日に運用を停止した、かつての東急東横線の渋谷駅ホームが放置されています。建て替えの目途がつけば、近いうちに取り壊されるかもしれません。




渋谷署前交差点前から渋谷ヒカリエの高層ビルを見上げて撮影してみました。完成した当時は、積み木を積み上げて造った不安定な印象しかなかったのですが、開業後1年経った現在ですと、渋谷駅前のシンボル的な存在として周囲に景観に溶け込んでいます。



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初夏の渋谷駅:渋谷駅前やスクランブル交差点周辺を散策する PART2

2013年05月24日 09時00分00秒 | 宇田川・渋谷


平日の昼過ぎの時間帯の「渋谷駅前・スクランブル交差点」の全景です。土休日や祝日程ではないですが、それでも信号が青になるとものすごい数の人が一斉に歩き始めます。子のスクランブル交差点の風景は、全国的に有名ですね。




スクランブル交差点から北側(神南方向)へ伸びている「公園通り」をズームで撮影してみました。大通りの左側には「西武百貨店渋谷店」の巨大な建物が建っていて、通り沿いにはマルイやパルコなどのファッションビルが整然と立ち並んでいます。




渋谷駅の北西側、「宇田川町」と呼ばれている繁華街や住宅街が広がっている方向を撮影してみました。正面に移っているのは「渋谷センター街」です。若者向けのお店が多いイメージが強いですが、通りから少し裏へ入ると閑静な住宅街の比率の方が多いのです。




スクランブル交差点を渡り、渋谷センター街前から振り返って渋谷駅を撮影してみました。JR・東急渋谷駅に併設されている東急東横店の西館の建物が綺麗に写っています。西館は1954年(昭和29年)に増築された建物です。




JRの線路を挟んだ東口側に建っているのが創業当時(1934年)からある東館です。渋谷駅街区土地区画整理事業のため、2013年の3月末で東館の営業を終了し、西館と南館に売場が集約されています。




スクランブル交差点前から「道玄坂」をしばらく歩くと、東急電鉄の子会社が運営しているファッションビル「渋谷109」の前に到着しました。平日の散策だったので、それほど人通りは多くはありませんでした。




渋谷109前の「道玄坂下交差点」前から渋谷駅方向を撮影してみました。緩やかな下り坂が駅方向に伸びていて、一番標高が低い谷底にスクランブル交差点と渋谷駅の施設があるのです。




道玄坂の沿道には109など東急系の大型店舗・施設を中心に飲食店や雑居ビル、映画館などが多く立ち並んでいます。通りから文化村通りへつながる道玄坂小路には風俗店や飲食店等が軒を連ねています。渋谷駅前に戻る前に、少し寄り道して渋谷センター街へ向かいます。




2013年3月1日に渋谷センター街に開業したチーズタルト専門店「PABLO渋谷店」です。元々は大阪の梅田地下街・ホワイティ梅田の梅田店と、心斎橋の心斎橋店の2店が開業していたのですが、初めて東京に出店したのです。




ものすごい行列が出来ていて購入するにも並ばなければいけないと話で聞いていたのですが、この日はそんなに並ばずに購入することが出来ました。店内でチーズタルトを焼いているので、店舗周辺においしそうな匂いが漂っていました。




渋谷センター街のストリートを通り抜けて、再びスクランブル交差点前に戻ってきました。交差点周辺は、相変わらず多くの人たちが行きかっていました。




JR渋谷駅のハチ公口をズームで撮影してみました。駅前広場には、東急田園都市線・東京地下鉄半蔵門線渋谷駅地下ホームの地上出口も設置されているので、繁華街へ向かう人たちや、乗り換えの乗客などで常に混雑しています。




スクランブル交差点の北側、公園通りに沿って建っているのは「109 MEN’S」です。こちらの建物にも街頭ビジョンが設置されています。




JR山の手・湘南新宿ラインの高架橋の下を通り抜けて、渋谷駅の東口側(宮益坂方向)へ向かいます。明治通りと宮益坂が交差している「宮益坂下交差点」前にやってきました。現在の東口周辺では大規模な工事が実施されています。




宮益坂下交差点前から渋谷ヒカリエの高層ビルを見上げて撮影してみました。次回の記事からは渋谷駅東口や、渋谷ヒカリエの高層ビル周辺を散策していきます。



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初夏の渋谷駅:渋谷駅前やスクランブル交差点周辺を散策する PART1

2013年05月23日 09時00分00秒 | 宇田川・渋谷


5月中旬の平日、JR・東急渋谷駅の南口前にやってきました。これから渋谷駅周辺を散策してみたいと思います。南口前ロータリーの真上に架かっている歩道橋の上から「東急百貨店東横店・南館」の建物を撮影してみました。




歩道橋の上から渋谷駅の東側(宮益坂口方向)を観てみると、東急文化会館跡地に再開発工事によって誕生した「渋谷ヒカリエ」の高層ビルを綺麗に撮影することが出来ました。




渋谷駅の宮益坂口前には、長い間東急文化会館の建物が建っていたのですが、2003年の6月末に閉館し、すぐに建て替えのための再開発工事が始まりました。難工事を経て、2012年4月12日に渋谷ヒカリエは華々しく開業したのです。




渋谷駅の南口前には東急バスや京王電鉄バスが中心に乗り入れている「西口バスターミナル」やタクシー乗り場が整備されています。渋谷区や目黒区、世田谷区などの東京23区の南西側の住宅密集地の中へ路線が伸びているのです。




東急東横店の地上3階には東京地下鉄銀座線の渋谷駅ホームが設置されていて、西口バスターミナルの北側には引き上げ線の高架橋が設置されています。高架橋の奥には渋谷駅前のスクランブル交差点が設置されているので、向かってみます。




東急東横店と、渋谷ヒカリエ。どちらも渋谷駅前を本拠地としている東急電鉄・東急百貨店によって運営されています。道玄坂上にある東急百貨店本店と共に、年間1000億円の売り上げを誇る旗艦店舗となっています。




西口バスターミナルを突っ切って、スクランブル交差点へ向かいます。東京横浜電鉄(現東京急行電鉄)が渋谷駅に1934年に開業した「東横百貨店」が、呉服店系の老舗百貨店「白木屋」と1958年に合併して東急百貨店が誕生しました。




東急電鉄の創業者である五島慶太は、戦前に池上電気鉄道や玉川電気鉄道を始めとする数々の競合企業を乗っ取る形で次々と買収します。その強引な手口から「強盗慶太」の異名をとったのだとか。




自身の経営していた鉄道会社である「東京高速鉄道」の始発駅を、同じ系列会社である東急東横店の地上3階に設置して、鉄道利用者を百貨店へ誘導するなど、卓越した経営感覚を有していたと言われています。




浅草ー新橋間で開業していた東京地下鉄道(現在の東京地下鉄銀座線)の経営を乗っ取って、自身の東京高速鉄道(渋谷-新橋)をつなげてしまうなどの「地下鉄騒動」と呼ばれる混乱も生み出しました。これはのちに「営団地下鉄(帝都高速度交通営団)」の発足につながって行くことになります。




西口バスターミナルの西側に建っているのは「渋谷東急プラザ」という名前のファッションビルです。渋谷駅の再開発に併せて、2018年度開業予定で建て替えを計画してしています。




銀座線の引き上げ線の高架橋の下を歩いて行くと、前方に渋谷駅ハチ公口前のスクランブル交差点が見えてきました。平日の昼間の時間帯なのにもかかわらず、人通りの多さは変わらないみたいです。




渋谷駅前のスクランブル交差点の全景です。新宿駅や東京駅の場合は駅の周辺に広大な地下街や地下道が整備されているので、歩く人の流れは地下へ誘導される仕組みになっているので、駅周辺の地上はほとんど人通りが見られないようになっています。




ところが渋谷駅の場合は、駅そのものが渋谷川と呼ばれる都市河川の造りだした谷底地形の中に設置されており、必然的に地下街や地下道を造れる構造になってはいないのです。そのため、人の流れはほぼ全てが地上部に集中してしまうことになります。




スクランブル交差点の地下には東急田園都市線・東京地下鉄半蔵門線の渋谷駅が設置されていますが、地下道や地下街は必要最小限にしか造られておらず、駅を降りた人々は皆さんこのスクランブル交差点の周辺に集まってくることになります。



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新緑のお茶の水:神田駿河台とJR御茶ノ水駅周辺の散策 PART3

2013年05月22日 09時00分00秒 | 台東・上野周辺


神田川の北岸側、文京区湯島地区にある「東京医科歯科大学」のキャンパス内を少し散策してみたいと思います。キャンパス内には医学部・歯学部の両附属病院が設置されています。敷地内では再開発に伴う建物の取り壊し工事が行われている最中なのです。




東京医科歯科大学・医学部附属病院の「医科新棟A」の高層ビルを見上げて撮影してみました。2009年にM&Dタワーが竣工する以前は、この建物がお茶の水地区のシンボル的な存在だったのです。




医学部附属病院へ進むには直進、歯学部附属病院へ行くには右側へ進む道順となっています。歯学部においては日本で最初に設置された官立(国立)の歯学教育機関であり、「旧六」歯科大学の一つに数えられます。




M&Dタワー(医歯学総合研究棟Ⅱ期棟)を見上げて撮影してみました。2003年3月~2009年8月までの約6年半に及ぶ工事期間の末に竣工した高層ビルなのです。




M&Dタワーの南側には「旧3号棟」の戦前から建っていた建物が存在していたのですが、解体工事が実施されて更地となっていました。散策時に観てみると、何か新しい高層ビルの基礎工事が始められているみたいでした。




建設工事現場の奥をズームで撮影してみると、東京医科歯科大学の西側にある「順天堂大学・順天堂医院」の建物群が綺麗に見えました。順天堂大学内でも高層ビルの建設工事が進められているようですね。




M&Dタワーの南側には歩行者用のテラスが設けられていました。現在では工事関係者しか入れなくなっている模様ですね。解体工事の完了直後は、駐車場として整備されていたはずですが…。




このテラス部分は、新しく建設される建物と接続されるのかもしれません。あのテラスの手前まで行ってみることにします。




M&Dタワーの低層階部分にあるオーバーハング部分をズームで撮影してみました。解体された旧3号棟とM&Dタワーは数メートル程しか建物同士の隙間が確保されなかったので、このような構造になったのだそうです。




旧3号棟跡地では地下空間が確保されていて、やはり建物の基礎工事が行われているみたいでした。工事関係者の人たちが忙しく働いていました。




M&Dタワー前の歩行者用テラスの風景です。多くの人たちが旧3号棟跡地の工事のことが気になっているみたいでした。これで東京医科歯科大学内の散策を終えて、JR御茶ノ水駅へ戻ることにします。




キャンパス内の階段の上から「お茶の水交差点」と、神田川に架かっている「お茶ノ水橋」を撮影してみました。やはり聖橋と比較するとこちらの橋の方が自動車も歩行者も通行量が格段に多いですね。背後に見える高層ビル群は、総合大学の一つである明治大学駿河台キャンパスです。




お茶の水橋の南岸側からJR御茶ノ水駅のお茶の水口の駅舎を撮影してみました。大学キャンパスや大学病院等が駅周辺に密集していることから、平日の昼間でも人通りがものすごく多いのです。




南岸側から撮影した「お茶ノ水橋」の全景です。長さ80.0メートル、幅23.8メートルの鋼橋であり、 明治24年(1891)に初の日本人設計の鉄橋として完成しまし、関東大震災で損害を受けました。現在の橋は昭和6年(1931年)に架けられました。




お茶の水口の駅舎前から東京医科歯科大学の建物群を撮影してみました。駅前から見上げると「東京医科歯科大学」の文字が壁面に掲げられていた医科新棟A(写真右側)がインパクトがあったのですが、M&Dタワーの出現によって景観が一変してしまいました。これで新緑のお茶の水の散策は終わりです。



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