緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

新緑のお茶の水:「ワテラス・新坂」を上り切って、神田駿河台へ

2013年05月19日 09時05分49秒 | 台東・上野周辺


ワテラスの敷地は、「駿河台台地」と呼ばれている皇居北側に広がっている丘陵地帯の斜面に一部が掛かっています。現在工事中の区画は「千代田区立・淡路公園」が存在していましたが、再開発工事によってワテラスと一体的に整備されることになりました。




ワテラスの緑地帯は「神田花暦園(かれきえん)」の名称で呼ばれています。2013年4月12日の街開きには間に合わなかったのか、工事用フェンスで覆われています。まだ緑地帯の地面を造る段階なのでしょうか。




これで開業後のワテラスの散策は終わりです。この後は整備中の淡路公園の脇を通り抜けて、神田駿河台・JR御茶ノ水駅方向へ向かって歩いてみたいと思います。




ワテラスの敷地の南側を通っている道路は、神田淡路町から駿河台へ抜けることが出来る道路です。再開発工事によって道路周辺も歩道が拡幅される形で広々とした雰囲気に生まれ変わっています。




ワテラスの敷地の南側を通っている坂は「新坂(しんざか)」という名前です。再開発工事以前は千代田区立淡路公園に隣接している小さな坂だったのですが、ワテラスの整備によってこれからは有名になって行くかもしれないですね。




新坂の坂下からワテラス・タワーやアトリウムに向かって撮影してみました。10年ほど前までは淡路公園の小さな緑地帯と、中小の雑居ビルが密集していた風景が、今となっては信じられないくらいです。




「東京名所図会」には“新坂は維新の後、新たに開かれたる道路なり、昔は観音坂と紅梅坂の間、阿部主計頭の屋敷にして、此処より駿河台に登る通路なかりし、崖の上には今も旧形を存せる彼の練塀の外囲ありしなり、此の練塀を道幅だけ取毀ちて道路を開きたり。ゆえに俗呼んで新坂といへり”と書かれています。




新坂を歩きながら、整備工事中の淡路公園を観ていきたいと思います。ワテラスの再開発工事が始まると、淡路公園は閉鎖されてその跡地に工事用プレハブ小屋が建てられたのです。




東京ミッドタウンの檜町公園のように公演自体を改修したのではなく、淡路公園の場合は一度更地にして、その場所に新しく公園を造り直す工事となっているのです。なので工事期間は長くなってしまったのではないでしょうか。




新坂の急傾斜の地形の中で、工事関係の人たちが公園や公園周辺の道路工事を行っていました。この傾斜地形を生かして、新しい直地帯の中には流れ落ちる滝や水路、坂の散策路などが整備されます。




新坂の坂上から振り返って、新坂やワテラスを撮影してみました。このワテラスも、六本木ヒルズや東京ミッドタウンと同じように過酷な地形の上に造られているのが判りますね。




新坂の坂上に広がっている「神田駿河台」という丘陵地帯の上を歩いてJR御茶ノ水駅へ向かいます。東京復活大聖堂、通称「ニコライ堂」の建物の脇を通り抜けていきます。




ニコライ堂脇の緩やかなカーブを描いた上り坂の通りを歩いていきます。この緩やかな上り坂には坂の名前は付けられてはいないそうです。




ズームで撮影してみると、文京区側の本郷地区「東京医科歯科大学」の巨大な建物群が見えてきました。建物群の手前に神田川が流れていて、JR御茶ノ水駅が設置されています。




散策し終わって、千葉・習志野台の自宅へ帰った後に調べてわかったことですが、このニコライ堂の敷地内からワテラスの高層ビルを撮影するとものすごく綺麗に写るのだそうです…。また快晴の天気の日を選んで撮影してきたいと思います!!!



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