スカイデッキより西方向(JR・東急渋谷駅方向)です。渋谷区や目黒区、世田谷区の繁華街や住宅街の風景を見渡していきたいと思います。
まっすぐ西方向に伸びている六本木通りと首都高速3号渋谷線の先にはJR・東急渋谷駅周辺の繁華街や高層ビル街が広がっているのが見えます。
2012年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」を始めとする渋谷駅周辺に林立している高層ビル群、その左側奥に広がっている東急田園都市線池尻大橋駅前の「大橋ジャンクション」の高層ビル群をズームで撮影しました。
渋谷駅の繁華街の手前側に広がっている青山学園大学渋谷キャンパスの広大な敷地を撮影しました。
渋谷区の神宮前地区や、港区の南青山地区の広大な住宅密集地帯を撮影してみました。
渋谷駅前から赤坂見附方向へ向かう国道246号線(青山通り)沿いはオフィスビル街としての側面も近年は大きくなってきています。
スカイデッキより南西方向(JR恵比寿駅方向)。目黒区や世田谷区の大部分を構成している住宅密集地帯を見渡してみたのですが、霞みがかっていました。
渋谷区の広尾地区の住宅密集地帯をズームで撮影しました。広尾ガーデンヒルズのマンション群を中心に、東京都内でも良質な住宅街が広がっています。
上の画像のはるか左端、雲海のように見える広大な市街地の中を高層ビル群のシルエットが見えますが、東急田園都市線二子玉川駅前で整備中の「二子玉川ライズ」のタワーマンション群です。あの高層ビル群の真下を多摩川が流れています。
多摩川の河道や、河川敷周辺を撮影してみようとしましたが、うっすらと河川敷らしきラインが見える程度でした。
東京都心部や新宿副都心と比較すると高層ビルの数が少ない渋谷駅周辺ですが、今後は東急東横店の再開発工事によって、高さ200メートル以上の超高層ビルが数棟建設されるプランが立ちあがっています。
大橋ジャンクションのタワーマンションやオフィスビル群の更に奥には、三軒茶屋駅前に建っているキャロットタワーの高層ビルが小さく見えました。
退出専用階段を下りて専用エレベーターへ向かいます。屋上機器が建ち並んでいる中の通路を歩いていきます。
しばらく順路に沿って歩いていくと通路脇に巨大な灯油燃料タンクが設置されていました。地震といった災害時等の非常時のバックアップとして、電力会社からの補完電力供給に加え、灯油により発電することで72時間の発電が可能になっているのです。元々六本木ヒルズでは日常的に自家発電を実施しています。
発電機に接続されたガスタービン6基(電気出力6360KW)と蒸気タービン1基(電気出力500KW)が設置されており、発電能力の合計は38860KWです。ガスタービンは都市ガスを燃料としており、タービンに蒸気を噴射して出力を上げることもできます。また、非常時には灯油を使用することもでき、非常用の灯油が六本木ヒルズに備蓄されています。
エレベーターホール前に戻ってきました。これで11月の東京シティビューは終わりです。