65歳を過ぎてもできる

ブログは、癌の治療の開始2020年2月からスタート。癌は完治。コロナや災害、事故など心配は尽きないが、私は動く。

紛失したスマホが素晴らしいセブパシフィックのスタッフによって私のもとへ。

2022-12-09 11:47:00 | 日記
私は早朝のゼブからマニラのフライトの搭乗時間を待っていた。エルサイズのコーヒーは熱すぎて、なかなか飲めない。私をシニアと認めてくれたらしい。早い搭乗を勧められたので、笑いながら、お礼を言って先に歩く。
シートベルトを締め、エンジン音が聞こえ、離陸直前にふと気がついた。

え?ない。あれっ?ない。スマホがない。
そんなはずはない。チェックインではあった。あの時もあった。頭の中は、パニックになりながら、冷静をつとめた。
日本語を英語に直すのに、私が知っている単語のみで伝える必要がある。

盗まれた場合にはスマホは戻らない。しかし、パスワードと顔認証にしてあるから、開かないと思う。その場合には、自宅のパソコンからiCloudでバックアップは可能。まっさらにしたスマホが売られるということか。数ヶ月前に買ったばかりなのに…最悪は、間違えて、開いてしまったら、もっと面倒なことになる。たくさんのパスワードの変更や、銀行、カードの使用を止める必要がある…など、いろいろ心配になる。
とりあえず、一番最初に困るのが、明日の帰国のフライトのチケットはどうする?どうなる?私の英語力で、伝えられるか?

マニラでは、飛行機からイチバン最後に降ろされ、別室までは、車椅子に乗せられた。荷物と私を運ぶのに便利だったからか…私がショックで歩けない、と思われたか…キャビンアテンダントのお姉さんから、若い男性、おじさん、また違う部署のスタッフにと、私が乗った車椅子はリレーされた。もちろん、車椅子に乗るのは初めてのことで、それもショックだったが、スマホの紛失はそれ以上のショックだった。

1.どこでなくしたか?その状況は?
2.どの機種か?色は?
3.SIMについて、電話番号は?
4.最悪、戻らなかった場合は?
5.本日の宿泊は?
6.連絡先は?
7.日本への帰国フライトについて

その全ての質問に答えた。特に電話番号は、何度も言わなきゃいけない場合があったので、珍しく暗記していたのは、不思議だった。その番号の呼び出し音が聞こえ、何回かのコールの後にアナウンスが流れる。それを数回繰り返して、セブパシフィックのスタッフは、私に言った。
「あなたのスマホは見つかった。もうすぐマニラに到着する」

素晴らしい。スタッフの迅速で的確な対応に感謝。しかし、スマホはその日に戻らず、誰とも連絡はできない時間を過ごし、翌日、スマホは私のもとへ。そして、無事に帰国。
日本では当たり前でも、海外において、このようなケースは奇跡に近い。スマホがもどることはほぼない。本当に有能なスタッフに助けられた。
ありがとう。素晴らしい、セブパシフィック。




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