ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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大河ドラマ「光る君へ」17 ~うつろう世と素敵なわき役たち~

2024-05-04 20:58:26 | 大河ドラマ

 みなさんこんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」17 権勢を誇った道隆が病を患い 命も危うくなってしまう事態に。

次の関白は息子の伊周か はたまた弟の道兼か? 皇太后お気に入りの道長か?

早くも浮足立つ公卿たち・・・

そんな中で 道長は世を立て直すべく奔走し 悲田院に自分の財を投資しようとします。

「私の財も使ってほしい」と申し込む妻の倫子。

妻の申し出を喜ぶ道長の横顔を 複雑な心境で眺める倫子・・・

「夫の心の中には 私でも高松殿でもない 別の女性がいる」と感じている倫子。

女性特有のカンでしょうか 悟ってしまった倫子の静かな笑顔が 何ともいえず奥深く こわいです・・・💦

人の心の奥底は 誰にもわからないもの・・・

倫子はこれからも自分の心の中の葛藤を押さえ 

道長を愛するがゆえに 静かに微笑み続けるのでしょう。

 

 死期の近い道隆 自分のもっていた権力を そっくり息子の伊周に渡そうと

妄執の姿となって 一条天皇にすがりつきますが

賢明な天皇のこと 道隆の望みをそのまま実現させません。

この世に未練を残したまま臨終の床に伏した道隆を 看病する妻 高階貴子(たかしなたかこ)。

貴子の父親は元受領(ずりょう 今の県知事に当たる)で 中流階級の貴族。

貴子は宮仕えにあがっていた時に 道隆に見初められ 正妻の座を射止めます。

大貴族の正妻に登りつめた貴子は いわば玉の輿にのった女性。

この当時の大貴族には珍しく 道隆は家柄に縛られず 自由恋愛で正妻を決めたことになりますが

このふたりは大恋愛だったんですね。

貴子の歌が残っています(百人一首に選ばれています)

あなたは永遠に私のことを忘れないと おっしゃったけれど

そんなことは難しいことです。

それならば いまあなたと会っているこのひとときを頼りにして

今日を限りに 死んでしまいたいのです。

 

 知性と情熱にあふれた貴子 きっと容姿も優れた女性だったのでしょう。

大貴族のプリンスを射止めた貴子でしたが 道隆没後 貴子の生家が中流貴族ということで

子どもたちの伊周も隆家も定子中宮も 何かと引け目を感じてしまうことになります。

かたや元左大臣家で天皇の血筋をひく倫子を正妻にもつ道長が 世間から重要視されていくことに。

当時は今とは比べものにならないほど 身分が重要視された時代。

正妻の生家の高い身分が 道長を思いかけず高みに引きあげることになります。

 

 急展開する道長の運命ですが まひろのあゆみはじっくりとしていています。

石山寺の寧子との出会いで 書くことの意味を感じ 

女友達に文を送り続けたことが 逆に女友達の心の支えになっていることがわかり

「書かずにはいられない」心境になってきています。

道長の境遇のうつろいをダイナミックに描く反面 まひろの心象変化は細やかに描かれていて

視聴者は まひろが次第に偉大な小説家になっていく過程を まひろに共感し納得しながら

ドラマを見ていくことになります。

一年間かけて じっくりまひろのうつろいを描いていく大河ドラマの良さ

そして脚本家の力量を感じています。

 

 「光る君へ」は わき役もとっても素敵!

乙丸(おとまる やべたろうさん) 百舌彦(もずひこ ほんだちからさん)

そしていと(のぶかわ せいじゅんさん)

 

まひろを はらはらしながらも懸命に支える乙丸。

瀕死のまひろを救ったのは 道長であることをまひろに伝えます。

気のいいじいやですね。

百舌彦は最近姿が見えなかったので心配してたんですが 

またまた登場してきて よかったあ~。

百舌彦のもじもじした振る舞い 愛嬌ありますね😁

乙丸と百舌彦のツーショット なんかよくてほっこりします😊

いとさまは なにも食べずとも痩せない体質らしく(木の実ちゃんもいっしょ!)

いちどはまひろのもとを離れようとしますが 為時に諭され

家族に尽くし続けます。いと様も存在感大きいですね😆

画像は美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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2 コメント

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Unknown (1kamakura)
2024-05-05 06:33:11
江戸の秋

道隆ー
将来を見据えて、正妻は家柄の良いお嬢様を選ぶべきでしたね。
この時代ですから。
よく、兼家が許したな〜🤔
でも、この時代にあって、恋愛結婚だなんて素敵です💓
貴子さんの愛に包まれて亡くなった道隆でしたね。
お子さんたちはかわいそう😢

私、百舌彦ファンです。
出てくると、笑いがこみあげます😆
可愛いですよね。
乙丸とのコンビも大好き❤
コメントありがとうございます。 (木の実ちゃん)
2024-05-07 23:44:25
江戸の秋様 コメントそしていつも応援ありがとうございます。
道隆の恋愛結婚が皮肉にも お子さんたちの将来の足かせになってしまうようですね。
伊周も 人望がなく自分の家のことばかり考えていたので 没落の運命になるのもしょうがないかも・・・
人の世のうつろいは早いものですね。
江戸の秋様も 百舌彦ファンですか?木の実ちゃんもファンです!道長がえらくなったんで もう従者の任は解かれたのかなと思ってたんですが、しっかり道長に使われてました(笑)また顔が見れてよかったです。乙丸とのツーショットが待ち遠しいです😁

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