ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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大河ドラマ「光る君へ」3132 ~いづれの御時にか・・・ 源氏物語ついにはじまる!~

2024-08-26 21:43:52 | 大河ドラマ

 みなさん こんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」3132

ついににまひろの 源氏物語執筆が始まりましたね。

今までのまひろと道長の関係の経緯

幼い時の出会いとすれ違い 激しい恋と別れ お互い結婚し子どももできて

しかしまひろの娘は 実は道長の子ども・・・。

まひろと道長の関係が経糸(たていと)だとすると

まひろの父為時や 夫の宣孝 道長の妻の倫子 一条天皇 清少納言など

様々なひととの関りが横糸となって

華麗で美しく そして哀しい織物「源氏物語」が織りあがっていくような・・・

まひろの今までのことすべてが 源氏物語に集約されるような感じがします。

ドラマ開始から まひろを見守ってきた私たち視聴者には 感慨深いものがあります。

 

 「源氏物語」は また冒頭の文章が素晴らしい。

 

(いつの時代の帝の世かは定かではありませんが たくさんの女御さまや更衣さまがお仕えしている中で

 特に身分が高いご出身というわけではないが 帝のご寵愛を一身に集めておられる方がいらっしゃいました)

 

 いづれの御時にか~

昔話の冒頭「むかしむかし あるところに」にも通じる 普遍的な時代や事柄を著わしながら

この一文で 読者を一挙に物語の世界に引き込んでしまいますね。

さすが日本文学史上燦然と輝く 物語の始まり 本当に秀逸な文章だと思います。

 

 

 亡き皇后定子の面影に囚われている一条天皇に 「枕草子」を超える書物を献上することで

定子の呪縛から解き放ちたいと まひろに物語の執筆を頼む道長。

自分らしい物語を模索するまひろは 一条天皇の様子を道長から聞き

定子をあきらめられない天皇も また人なのだと感じます。

人は人を許したり 許さなかったりする そして人は 心の中に闇を抱えている

人とはいったいなんなのか・・・

まばゆい光を眺めながらも その影も冷静にとらえ 魅力を感じ 冷静に分析していくまひろ

そんな視点をもつ まひろのもとで

「源氏物語」 壮大で華麗な光と影の物語が 紡ぎだされようとしています。

 

 まひろの娘賢子(かたこ)とふれあう道長。

ドラマ上では このふたりは実の親子なのですが

道長も賢子も そのことは知りません。

真相を知った時 このふたりの思いはどうなるのでしょうか?

まひろの書く「源氏物語」のも 秘められた親子関係は著わされています。

源氏と 父親の后である藤壺との不義で出来た親王。

源氏の妻の女三宮と 源氏の息子の親友である柏木との密通で出来た薫の君。

秘められた親子関係に苦しむ源氏の姿が このシーンとダブってしまいます。

まひろが経験したからこそ 物語の重要なモチーフとして書いたのでしょうか?

 

 いっぽう「源氏物語」を読んだ一条天皇

「この物語は 朕への当てつけか」と道長に怒りをぶつけます。

それもそのはず まひろの書くこの物語には

ひとりの女性を一途に愛しすぎて 政務がおろそかになってしまい

周囲が心配する帝の姿が 描かれているからです。

しかし一条天皇の怒りをものともせず まひろの筆は進んでいきます。

天皇の好む物語を書くことから脱却して 自分の書きたいものを書くと決心したまひろ。

もう怖いものはありません。

この世で最も高貴な身分の帝でさえ まひろにとっては 女性にとらわれそこから抜け出せない

ひとりの男性として描かれます。

次第にまひろの筆は冴え いつしか一条天皇も物語に引き込まれていきます。

 

 中宮彰子の住む藤壺に 女房として出仕することになったまひろ。

ドキドキしながら出仕したまひろに 仕えている女房達から冷たい視線が降り注ぎ・・・・

まひろは宮中でどうなっていくのでしょうか?

それから この方の変貌も見もの。

奥ゆかしすぎて そば近くに使える女房すら人柄がとらえられない中宮彰子。

一条天皇との仲も溝深く いまだ名ばかりの妻の状態です。

そんな彰子に少しばかりの変化が。

定子の遺児の親王を 藤壺で預かって養育している彰子。

可愛い親王に癒されるのか 表情が次第に柔らかくなっていきます。

贈り物を献上した道長に お礼を言うよう優しく親王に促す彰子の姿に

お~っ 成長を感じました!

うつむいてばかりのお人形のような少女ではなく 意志をもったひとりの女性としての品格も持ち始めましたね。

一条天皇が読む物語を 自分も読んでみたいと話す彰子。

これからどう成長していくのでしょう?

彰子のこれからの変貌が 超楽しみです。

画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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お家づくりあれこれ7 ~ハウスメーカー宿泊体験~

2024-08-15 18:27:35 | お家作り

 みなさんこんにちは。

あつい暑い! 猛暑どころか酷暑のお盆の日々ですね。😰 😰

お元気でお過ごしでしょうか?

木の実ちゃんは7月後半から お孫のいちごちゃんがずっと居て

いちごちゃんのご飯づくりに忙しく💦

またブルーベリー摘み取りのお客さんも多く 対応に追われ💦 💦 

すき間に幼稚園の夏休み預かり保育に パートに行って働き💦 💦 💦

あいまにお家づくりのいろいろなことを考え バタバタと過ごしています。

なので またまたブログ投稿もできず 皆様のブログ訪問もできていません(最近多い 😓 😓)

すみません・・・

今回久しぶりの投稿は 7月下旬に行ったハウスメーカーの宿泊体験記をお伝えしようと思います。

木の実ちゃん ベリーくん お孫のいちごちゃんと3人で

兵庫県明石市にあるハウスメーカー宿泊棟に行ってきました。

 

 宿泊棟玄関。

二階建て3LDKの建物。

外壁はハイドロテクトタイルといって 全面タイル貼り。

耐久性が高く 汚れを太陽と雨の力で自動クリーニングする機能をもっています。

外壁のメンテナンスがいらないという優れものです。

 

 玄関内。でっかいシューズボックスがお出迎え。

玄関内には土間収納(シューズクローク)もあります。

傘や長靴 アウトドア用品や防災備蓄品など置くのに便利。

玄関あがってすぐにトイレがあります。

パナソニックのアラウーノが設置されていました。

自動で便器内をお掃除してくれるそうで 人気のある機種です。

 

 次はリビングダイニングキッチンです。

キッチンは並列型。ダイニングテーブルがキッチンからつながっているので

配膳や お皿を下げるのにも便利そう。カップボードも上下あって収納力高そうです。

コンロはIH。

IHの前には 食材(主に乾物類やペットボトル)倉庫のパントリーがあります。

パントリー設置も 今からお家建てる人には大人気ですね。

木の実ちゃんちもパントリー設置を目指しています。

キッチンのすぐ横に食材倉庫があるのは やはりありがたいですものね。

 

 リビングは テレビの真向かいにソファが置いてあって

ソファに座ってくつろぎながら テレビを観ることが出来ます。

このリビングの間取りが素敵で 天井は吹き抜け 二階につながる階段はスケルトン

窓は大きく 解放感抜群!(一番肝心な場所なのに 写真撮り忘れてます しまったあ😫😫😫)

お洒落な空間です。テレビ前の黄緑色のラグも とってもお洒落でした。

テレビはちょうど パリオリンピックのスケートボードの様子を生中継していました。

 

 洗面脱衣室にも行ってみます。

大容量のドレッサー(洗面化粧台)。洗面台の真向かいに洗濯物干しざおが設置されています。

ドアの向こうは 脱衣室とバス。

脱衣室には 洗濯機を置くスペースがあります。

タオル 下着 パジャマなどを収納するスペースもあります。

ここで脱衣してお風呂に入り 洗濯して干し 乾いたら収納する。

洗濯動線が短くて主婦にとってはありがたい。

おまけにこの場所 キッチンから近く

お料理しながら すぐに洗濯に取り掛かることが出来ます。

家事の動線がコンパクトで動きやすく よく考えられていると思いました。

 

 二階にもあがってみます。

二階あがってすぐの階段横には ファミリークローゼットがあります。

各部屋にクローゼットはありますが 

それに加えて こんな大容量の収納場所があるのはいいですね。

ふとんもたくさん収納できそうです。

主寝室に行きました。

壁のグレイのアクセントクロスが素敵。お花のファブリックパネルもこの壁だと映えますね。

子ども部屋は二部屋。男の子の部屋と女の子の部屋が設定されています。

各部屋のクローゼット。クローゼットといっても色々なパターンがありますね。

 

 木の実ちゃんたちは宿泊当日は 近くのイオンで晩ご飯を調達し

PM6:00にチェックイン。営業の方の 宿泊に関する注意事項を聞いて

ダイニングテーブルでご飯を食べ ソファでくつろいでオリンピック観戦。

トイレ 洗面台 バスを使用しながらの使い勝手チェック。

夜も更けて眠くなってきたので 木の実ちゃんは男の子の部屋でベットに倒れこみ寝落ち・・・

ベリーくんは女の子の部屋で就寝?

そしてなぜか??? お孫のいちごちゃんは主寝室のベット2つをひとり占めして爆睡(笑)

朝は木の実ちゃん6時に起床。

2階から1階に降りて 優雅にひとりでコーヒータイム🫖 

そのうち朝ごはんの時間になって 3人で昨日調達したサンドイッチなどの朝ごはんを食べ🥪🥗 

9時半チェックアウトまで ゆったりまったりと過ごしました。

 

 宿泊体験をして一番実感したこと それは爽やかな空調。

外は37度を超える酷暑でしたが 宿泊棟に入ると別世界! どこの部屋に行ってもさらっと爽やかです。

普通はエアコンが効いている部屋しか さらっと爽やかではないですが

宿泊棟は玄関 LDK 寝室 トイレ 洗面脱衣室 どこに行っても さらっとしていて快適でした。

「全館さらぽか空調」といって換気システムが外気を冷やし 除湿しながら換気。

また全館床冷房で 床下のパイプに水を通して各部屋を涼しくしているそうです。

リビングに1台だけあるエアコン 結局使わずじまいでした! この点すごいなあと思いました。

冬は全館床暖房になって家じゅうポカポカになるそうです。

またこのメーカーは 断熱や防犯対策にも力を入れていて

窓は全部トリプル樹脂サッシ 割れにくいため防犯度が高く また外の音も軽減されるので

室内にいると本当に静かでした(静かすぎてちょっと不安になりました)

 

 思えば木の実ちゃんの幼いころ(昭和の時代)

家はお客様を迎え入れる場所でした。たくさんのお客様をお迎えするため

什器やざぶとんをそろえ 必要ならば襖や障子を取り外し 大広間にして

近所の方にお手伝いを頼んで 冠婚葬祭をこなしていました。

また家に湿気がこもることを避けて 窓を開け放ち 風通りが良いようにしてきました。

時代は変わり 家に対する考えもがらりと変化。

今は住む人重視 住んで暮らす人がいかに快適に 気持ちよく

家事を軽減して暮らせるかに 重点が置かれています。

そして昨今の気候変動 災害級になった夏の暑さ そして大寒波に襲われることもあります。

猛暑や厳寒を防ぐべく 室内でも気温差をなくす空調整備が必要となってきています。

家づくりとは 家に住む人へ 快適さと健康であること 間取りで家事を楽にすること 静かであること 安全であること

ハウスメーカーはこれらの点を追及し 提供する方向になっているんだなあと

宿泊してみて 実感しました。

それにしても 室内さらっとしてとても気持ちよかったので もっと居たかった・・・

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」 ~ドラマは新たな局面に! 3人の女流文学者登場~

2024-08-05 15:58:30 | 

 みなさんこんにちは。

大河ドラマ「光る君へ」2930では

藤原宣孝との結婚で 経済的にも精神的にも落ち着いてきたまひろだったのに

夫の急死で一転 幼い娘を抱えて また苦しい生活に逆戻り。

裕福な貴族の学びの会の講師になったり 娘にはしっかりした教養をつけようと

力を尽くたりして 母としてのまひろの奮闘の日々が始まります。

そんなまひろのもとに 忘れえぬひとである道長が訪れて・・・

う~ん 源氏物語執筆の始まりの予感・・・・

 

 さて道長のことですが

このドラマを見るまでは 藤原道長という人は 朝廷の中で権謀術数を尽くして 栄華を極め

「望月のかけたることなし」の歌の様に おごり高ぶった人物だと思っていました。

姪の定子を押しのけ 実の娘の彰子を入内させ 無理やり中宮にさせて

結果定子皇后は若死に その後彰子は二人の皇子を産み 道長は外祖父として権力をほしいままにした・・・

今まで読んだ本の中でも ほとんどすべて 権勢力を求め 得て絶頂を極めた人物として描かれています。

でも この大河ドラマ「光る君へ」の道長は違う・・・

「光る君へ」では 今までほとんど語られてこなかった一条帝の心の葛藤をきめ細かく描き

皇后定子に傾きすぎた一条帝の心を正し 世の中を平和にするため 実の娘を差し出す

一度出家した皇后では神事が出来ないために 娘を中宮に昇格させ 民のために神事を行うようにさせる

全ては帝や民のために行う 道長の姿が描かれています。

そこには権勢欲でギラギラしていない むしろ淡々と仕事をこなす道長の姿があります。

このキャラの設定は 新鮮で驚きでした。

そして柄本佑さん演じる道長が どんぴしゃりでこの道長像に はまっています。

史実はともあれ 視聴者はこのドラマの道長像に 納得させられてしまいます。

脚本恐るべし・・・・ですね。

ドラマの中では一条帝も重要なキャラで 心の葛藤をきめ細かく演技する必要がありますが

一条帝の塩野さん 見事に演じ切ってて 毎回感心して見せてもらっています~

(男前だけでなく 演技力もすごいわあ 😍 😍 😍)

 

 さてこのドラマの後半を彩る 三人の女流文学者が登場しました。

そして三人それぞれの文学観が表現され とても興味深い回となっています。

ひとりめは清少納言こと ききょう。

皇后定子の華やかだった日々や 日ごろ感じたさまざまな事を 軽妙な筆遣いで表します。

ききょうは出来上がった「枕草子」を まひろのところに持ってきます。

まひろは読後 「定子様の陰の部分も知りたい 陰の部分こそ定子様の魅力が現れる」とききょうに伝えますが

ききょうは「影の部分はない あったとしても書く気はない 華やかな部分だけ残したい」と きっぱり・・・

この部分 二人の文学観や人生観の違いが鮮明に表れていて 見ていてドキドキしてしまいました。

性格や置かれた境遇の違いもあるのでしょうが

光を認めながらも 反対の影の部分を静かに見つめようとするまひろと

光の部分だけを掬い取って 軽やかに表現するききょう。

この違いが そのまま「源氏物語」と「枕草子」の世界観に出ていますね。

思わずうなってしまうシーンでした。

 

 そしてもうひとり 奔放な女流歌人 あかねこと和泉式部。

学びの会でのまひろの講義は 

「和歌とは人の心の種として さまざまな事の葉になったもの 心あっての言葉

もののあはれがわからなければ よい歌は詠めない」

もののあはれを感じることと 漢詩の教養を深めることを勧めます。

まひろの理知的な講義に対抗する形で 和泉式部の登場です。

和泉式部ことあかねは 自分の感情や感覚を率直に歌うことを 大切にしています。

   声聞けば あつさぞまさる せみのはねの うすき衣は 身にきたれども

   (蝉の声を聴くと 一挙に暑さが増してしまいます 蝉は薄い衣を身にまとっているのですが)

 

詠みぶり同様 自分の感情に正直に生きた和泉式部。

冷泉天皇の二人の親王と浮名を流し 恋多き人生を生きました。

歌の才能は本物で 現在読んでみてもはっとするような 心揺さぶられる歌が多いです。

 

 ききょうやあかねの才能に触発され 書く意欲が湧きあがって来て

次第に源氏物語執筆に向かうまひろ。

和泉式部は 後にまひろが仕える中宮彰子に 共に仕えるとあって

ふたりの今後のからみが 楽しみですね。

そしてききょうはどうなるのか??

これからも「光る君へ」日曜日が楽しみです!

画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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