ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

大河ドラマ「光る君へ」2627 ~一条帝は反抗期?後宮はこれからどうなる?~

2024-07-17 21:19:59 | 大河ドラマ

 みなさん こんにちは。

大河ドラマ「光る君へ」2627

出家した后の定子への愛に悩む 一条帝のもとに

新しい女御として 道長の娘の彰子が入内しました。

出産し ますます魅力的になった定子に比べ 彰子はおどおどして表情乏しく ろくにしゃべれず 

いかにも世慣れない 内気なお嬢様の雰囲気です。

 

 時に都は 日食と地震が一度に起こり 鴨川の水害も合わさって

死者は100人を超えるありさま。

一条帝は一度出家した中宮を許し そのまま寵愛している自分の行いが悪い

天から警告を受けているのだと 

自分を責めますが 定子への思いは断ち切れません。

一方陰陽師の清明や藤原の実資は 左大臣である道長の娘を入内させ

天皇の気持ちを動かし 内裏を清めるべきだと道長に迫ります。

娘の入内は気乗りしないものの 公益のために 娘を差し出す決心をした道長と倫子。

道長やほかの公卿たちの気持ちを汲んで 一条帝はしぶしぶ彰子の入内を認めたのです。

 

 しかし・・・

定子はまたもや懐妊し 今度生まれたのは親王。

一条帝は喜びにあふれますが 内心 世論の自分への批判も敏感に感じています。

会いに来た母親の女院詮子に

自分はあなたの言うがままに生きてきて いいなりだった

自分は 夫に愛されなかったあなたのあやつり人形だった

だから優しかった定子にのめりこんだ すべてあなたのせいだと

はげしく母親を責めます。

生きるよすがであった息子に責められ 呆然とする詮子。

詮子の眼からは 涙があとからあとからあふれ出ます。

このシーン 見ていて切なくて 胸が苦しくなりました。

詮子にとって 一条帝はひとり息子 容姿端麗学問にも秀で 気持ち優しく 

おまけに笛の名手 自慢の息子だったのでしょう。

しかし息子も いつまでも品行方正 母親お気に入りの男性ではいられない・・・

定子に寄り添い 朝廷の非難もひしひしと感じ 優れた帝王にもなりたいとの気持ちもあり

焦りの中で ついつい母親に当たってしまったでしょうか?

今までの生きてきた道筋を否定する

いわば遅ればせながらの 反抗期が一条帝には訪れたのかも。

愛情と帝王としての義務感の中で 葛藤や苦しみを繰り返す一条帝。

その内面を細やかに演じている一条帝役の塩野瑛久さん 好演光ってます🌟  

ショックを受け 呆然と座り込む詮子役の吉田羊さんも さすがの演技 胸打たれました。

母親と息子の葛藤 現代にも通じますね。

 

 まひろと夫 藤原宣孝との仲も波瀾万丈のようで・・・

手紙を他の妾に見せたり 若い女と浮気したり

宣孝は宣孝なりにまひろを深く愛しているのですが 潔癖なまひろは

どうにも宣孝のいい加減さが我慢できない。 

挙句の果てに まひろは火鉢の灰を宣孝に投げつけたりして

派手なケンカを巻き起こしてしまいます!

足遠のく宣孝に悩み 気分転換に一家で石山寺に詣でたまひろ。

そこにはなんと あの忘れえぬひとも石山寺に来ていました!

めぐりあったふたりは 恋しい気持ちを抑えられずに一夜を共に過ごします。

ところがその逢瀬で まひろは懐妊してしまうのです。

潔癖なまひろは そのことを宣孝に打ち明けようとしますが

宣孝はすでに察していて 「子どもは一緒に育てよう」と。

そんなことでお前への愛情は揺るがない お前を丸ごと愛するということは

このようなこともあるのだ とまひろを優しく諭します。

宣孝様の包容力! すごいですね~ 😍 😍 😍(なかなかいえんわ こんなこと) 

宣孝にすれば 道長の子どもを大切に養育すれば 自分の出世にも大きく影響する

との打算も働いたんですね。でもその打算を 正直にまひろに打ち明けるところがいいですね💛

まひろの娘藤原賢子は後に小式部と称され 母と共に後宮にあがり 女流歌人として名を馳せることになります。

 

 華々しく後宮入りした道長の娘 藤原彰子。

きらびやかな後宮入りの道具の中に 前代未聞の屛風がありました。

朝廷のほとんどの公卿が 彰子の入内を祝って歌を詠み 

その歌を 藤原行成が清書した色紙が貼ってあるという

超豪華な屏風です。

花山院まで歌をよこしたというプレミアもの(実資は前例がない!っと作歌をつっぱねてましたが💦)

特に藤原公任が作った歌は 名歌と呼ばれていました。

「紫の 雲とぞ見ゆる藤の花 いかなる宿の しるしなるらむ」

 (紫雲がたなびくかと見えるまで 咲いている藤の花は どれほどめでたい家の 瑞祥なのだろうか)

 

豪華な道具類に埋れた彰子の 心も体も幼い様子に

一条帝はため息をつき・・・(成熟した美しい定子と比べると 確かに見劣りします😓😓)

親王が生まれ 定子への寵愛はますます深まり 新しい女御も入内・・・

一条帝の後宮は 定子は 彰子は そして道長とまひろはこれからどうなるのでしょうか???

 

 彰子は長生きをし 後宮で大きな勢力をもち 道長頼道の政権をよく支えた

賢明なしっかりした女性になったそうです(史実によると・・・)

感性も表情も乏しい少女が どのように成長し たくましくなっていくのか

その道筋がドラマでは どのように描かれるのでしょう? 

後に家庭教師となったまひろの 彰子への影響力など

「光る君へ」後半戦の 大きな見どころとなると思います。

これからも ますます楽しみです(あーっ 日曜日が待ち遠しい 😁😁😁)

  画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」2425 ~ぐらっときた名セリフと道長の苦悩~

2024-06-23 21:15:06 | 大河ドラマ

 みなさん こんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」2425は

まひろの心境に 大きな変化が現れた回でしたね。

友だちのさわの死をきっかけに 恋愛に対して振り切りすぎた

自分の半生を振り返ったまひろ。

これからの人生 より現実的な道を模索するようになります。

「誰かの妻になることを 深く考えすぎないほうがいい」

「子どもも産んでみたい」

もちろん まひろの心の中には「忘れえぬひと 道長」が住んでいるわけですが

妻にはなれない。どんなに思い焦がれても 都で政治の中枢部にいる道長に添い遂げられるはずもない。

まひろの中に道長から逃れたい思いも わきあがっていたのかもしれません。

 

 そこになじみの藤原宣孝(ふじわらののぶたか)から求婚が。

またこの求婚のセリフがすごい!

「自分が思っている自分だけが 自分ではない」

「忘れえぬ人がいてもよい それもおまえの一部だ ありのままのお前を丸ごと引き受ける」

お~っ さすが宣孝!

妻や妾を多くもち 国司として諸国を歴任し 人生のキャリアを積み重ねた男性だからこそ

言えるセリフですね。かっこいい~!

というか 木の実ちゃんもこのセリフには心がぐらっと揺れましたよ~。

自分を丸ごと受け入れてくれるん男性の包容力 憧れます。

頑ななまひろの心を一挙に溶かし 宣孝との結婚を決心させた 

ほんと名セリフだと思います💛 

(宣孝役の佐々木蔵之介さん このセリフばっちり合ってました😍)

 

 一方 一条天皇の心の中にも「忘れえぬひと」がしっかりいて・・・

 兄弟が罪を犯し追放される悲しみに 思わず出家してしまった中宮定子。

後皇女を出産しますが 定子を忘れられない天皇は職曹司(しきのぞうし)に

親子を迎え入れます。

 

職曹司(しきのぞうし)とは 天皇の住む内裏の東北にあり

大臣たちの宿舎であったところ。

内裏が火事になった時は 避難する場所として

古来から天皇には身近な場所だったそうです。

天皇は内裏から日夜職曹司に通い 再び定子と愛の日々を過ごすことになります。

 

 しかし一度出家した女性を受け入れることに 貴族たちには不評だったようで

中枢部の貴族のひとり 藤原実資の日記「小右記」には

天下は感心していない 

中宮の側近たちは本当は中宮は髪をおろしていなかったのだと言い訳をしている

と手厳しい記述があります。

 

 周囲の悪評をものともせず 愛を育み合う天皇と定子。

賢明な一条天皇ですが 青年の情熱を燃やして ついつい政務がおろそかになり・・・

そのため 天災が起きて多くの民が命を落とすことになり 苦悩する天皇。

葛藤する天皇の内面を ドラマはきめ細かく描いていて 見ごたえがあります。

 

 天皇を支える左大臣の道長や 蔵人頭の藤原行成も苦悩が始まります。

なんとか天皇の心を政に向けたいと 道長は左大臣の辞表を提出しますが・・・

 

これから政治はどうなっていくのでしょうか?

そしてまひろの結婚 道長との関係はどう展開していくのでしょうか?

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大河ドラマ「光る君へ」2021 ~父為時と共に越前へ&枕草子誕生~

2024-05-29 14:44:39 | 大河ドラマ

 みなさん こんにちは。

大河ドラマ「光る君へ」2021

無冠だったまひろの父藤原為時(ふじわらのためとき)が

越前の守に任ぜられ まひろも共に任国に赴くことになります。

父の就職については まひろの陰ながらの働きがあり

道長の力添えもあって実現しました。

まひろと父の間には 母の死をめぐって軋轢があり

まひろは長年 父と口もきいていなかったようですが

為時の世俗に汚されない清廉潔白さ 生真面目さ

そして長年連れ添った妾(しょう)が病気になった時に 最期まで看病する優しさを

そばで見聞きし まひろの頑なな気持ちも溶かされていきます。

そして学識豊かな父に 尊敬と深い愛情をもつようになるのです。

自分を冷遇した藤原兼家の死に対し 好悪の情を超えて涙する為時の姿に

私たち視聴者も 知らず知らずに為時の飾らない人柄に魅せられ

まひろと共に 応援する気持ちになっていきました。 

為時を魅力的に演じている 岸谷五朗さん素敵です!

越前の巻になると 為時のまた違った魅力が爆発になるのではないでしょうか?

今後の展開が楽しみです。

 

 そして このふたりの今後も。

別れから十年たち 旅立ちの前に再開したふたり。

まひろと道長は素直に 十年間の積もる思いを伝え合います。

越前の地で生まれ変わりたいと願うまひろ 道長はそんなまひろを温かく送り出します。

最後に抱き合う二人ですが 前回のような悲壮な感じではなく

お互いを思いやる優しさの余裕が 感じられました。

越前の旅を終えた後のふたりは 人間的な深みをさらに増していることでしょう。

 

 伊周隆家の兄弟が罪を問われ 内裏から追放されて

嘆きのあまり自ら髪を切り 出家した中宮定子。

生きる気力を失った中宮を心配し まひろに助言を求めるききょう。

まひろはそこで絶妙なアドバイスを・・・

何か書いて 中宮に読んでもらいお慰めしたらと。

ききょうは定子中宮の幸せだった時のこと

そして心に浮かんだことあれこれを 書き綴っていきます。

「枕草子」誕生です。

「枕草子」を読み 次第に生きる気力を取り戻していく定子。

その過程がドラマでは情緒的に描かれ 視ていて胸が熱くなりました。

書くことは悲しみや痛みを癒すこと 以前「蜻蛉日記」の作者藤原寧子の言った言葉が

このシーンにまっすぐつながりますね。

ききょうに「枕草子」の執筆を促したまひろも 書くことの意味を確実につかんでいます。

「蜻蛉日記」→「枕草子」→「源氏物語」がつながっていきます。

このドラマのテーマ 「書く」ことの意味が明確になった名シーンだと感じました。

まひろも幾多の悲しみや痛みを自分の中で浄化させ 「源氏物語」を書くことで癒されるのでしょうか。

まひろの今後の成長に 目が離せませんね。

画像は美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」1819 ~一条天皇の苦悩と道長の成長~

2024-05-12 21:02:46 | 大河ドラマ

 みなさんこんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」1819 道隆の次に関白になった道兼が

まさかの病死・・・

第1回の放送でまひろの母を殺し 強烈な悪人像を印象付けた道兼でしたが

関白になってよい政治を行うと誓った矢先に

疫病に倒れ「七日関白」と称されることに・・・

瀕死の床で経を唱え 道長の胸で息を引き取った道兼。

父兼家に疎まれ 道長をいじめ 荒れ狂った時期もあったけれど

最後は道長の胸で息を引き取った様子を見て ちょっとほっとしました。

激しい気性の中に 寂しさと温かい心情と政治への情熱を見せた道兼。

道兼役の玉置玲央さんの演技 心に残りました。

 

 道兼が亡くなり 次の関白を伊周に任命しようとする一条天皇。

そこに母親の皇太后詮子がのりこみ 道長こそ次の関白にふさわしいと

激しく訴えます。

涙を流しながら 息子に必死に話しかける詮子の姿には 胸うたれました。

自分のことはどうでもいいと話す母の思いを受け取り 涙を流す一条天皇。

このシーンは迫力があって 見ごたえ充分。

皇太后詮子役の吉田羊さん さすがの圧巻の演技でした!

天皇は「もう伊周に決めている」とつぶやきながらも ふたを開けてみれば

次の内覧宣旨の役は道長に命じています。

后の定子の思いを慮りながらも 伊周には関白にはふさわしくないという

母親の思いに 内心同感していたのでしょう。

ただこの決心の中には たくさんの苦悩と葛藤があったことと思われます。

定子を愛する気持ちはいっぱいありながらも 情に流されず

冷静に判断する天皇 賢帝の兆しが見えますね。

 

 一方あえて右大臣にとどまった道長

良き政治を行いたい道長の思いは 多くの公卿の支持を得ていきます。

道長の内面も成長し 公卿の内実を知るため

支持者の藤原行成や 妻の兄である源俊賢(みなもとのとしたか)を使いこなすなど

政治力も格段にアップしていきます。

久々に会った道長とまひろですが ふたりはまなざしを交わすだけで

静かに離れていきます。

立場が激変した道長と まだなにも成しえていないまひろ

激しい情愛を経験した後 離れていくふたりですが

運命の糸が再び交わるとき 情愛を超えて お互いを分かり合える存在に

なっていくのかもしれません。

 

 内大臣の伊周は皇子の誕生を望むばかりで 天皇にさえ疎まれるようになっていきます。

こうなっていくと 中宮定子の立場が微妙に・・・

天皇の寵愛を一身に集める定子ですが その寵愛をも揺るがす

大事件が起こってしまうのです(次回で詳しく放送されますね)

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」17 ~うつろう世と素敵なわき役たち~

2024-05-04 20:58:26 | 大河ドラマ

 みなさんこんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」17 権勢を誇った道隆が病を患い 命も危うくなってしまう事態に。

次の関白は息子の伊周か はたまた弟の道兼か? 皇太后お気に入りの道長か?

早くも浮足立つ公卿たち・・・

そんな中で 道長は世を立て直すべく奔走し 悲田院に自分の財を投資しようとします。

「私の財も使ってほしい」と申し込む妻の倫子。

妻の申し出を喜ぶ道長の横顔を 複雑な心境で眺める倫子・・・

「夫の心の中には 私でも高松殿でもない 別の女性がいる」と感じている倫子。

女性特有のカンでしょうか 悟ってしまった倫子の静かな笑顔が 何ともいえず奥深く こわいです・・・💦

人の心の奥底は 誰にもわからないもの・・・

倫子はこれからも自分の心の中の葛藤を押さえ 

道長を愛するがゆえに 静かに微笑み続けるのでしょう。

 

 死期の近い道隆 自分のもっていた権力を そっくり息子の伊周に渡そうと

妄執の姿となって 一条天皇にすがりつきますが

賢明な天皇のこと 道隆の望みをそのまま実現させません。

この世に未練を残したまま臨終の床に伏した道隆を 看病する妻 高階貴子(たかしなたかこ)。

貴子の父親は元受領(ずりょう 今の県知事に当たる)で 中流階級の貴族。

貴子は宮仕えにあがっていた時に 道隆に見初められ 正妻の座を射止めます。

大貴族の正妻に登りつめた貴子は いわば玉の輿にのった女性。

この当時の大貴族には珍しく 道隆は家柄に縛られず 自由恋愛で正妻を決めたことになりますが

このふたりは大恋愛だったんですね。

貴子の歌が残っています(百人一首に選ばれています)

あなたは永遠に私のことを忘れないと おっしゃったけれど

そんなことは難しいことです。

それならば いまあなたと会っているこのひとときを頼りにして

今日を限りに 死んでしまいたいのです。

 

 知性と情熱にあふれた貴子 きっと容姿も優れた女性だったのでしょう。

大貴族のプリンスを射止めた貴子でしたが 道隆没後 貴子の生家が中流貴族ということで

子どもたちの伊周も隆家も定子中宮も 何かと引け目を感じてしまうことになります。

かたや元左大臣家で天皇の血筋をひく倫子を正妻にもつ道長が 世間から重要視されていくことに。

当時は今とは比べものにならないほど 身分が重要視された時代。

正妻の生家の高い身分が 道長を思いかけず高みに引きあげることになります。

 

 急展開する道長の運命ですが まひろのあゆみはじっくりとしていています。

石山寺の寧子との出会いで 書くことの意味を感じ 

女友達に文を送り続けたことが 逆に女友達の心の支えになっていることがわかり

「書かずにはいられない」心境になってきています。

道長の境遇のうつろいをダイナミックに描く反面 まひろの心象変化は細やかに描かれていて

視聴者は まひろが次第に偉大な小説家になっていく過程を まひろに共感し納得しながら

ドラマを見ていくことになります。

一年間かけて じっくりまひろのうつろいを描いていく大河ドラマの良さ

そして脚本家の力量を感じています。

 

 「光る君へ」は わき役もとっても素敵!

乙丸(おとまる やべたろうさん) 百舌彦(もずひこ ほんだちからさん)

そしていと(のぶかわ せいじゅんさん)

 

まひろを はらはらしながらも懸命に支える乙丸。

瀕死のまひろを救ったのは 道長であることをまひろに伝えます。

気のいいじいやですね。

百舌彦は最近姿が見えなかったので心配してたんですが 

またまた登場してきて よかったあ~。

百舌彦のもじもじした振る舞い 愛嬌ありますね😁

乙丸と百舌彦のツーショット なんかよくてほっこりします😊

いとさまは なにも食べずとも痩せない体質らしく(木の実ちゃんもいっしょ!)

いちどはまひろのもとを離れようとしますが 為時に諭され

家族に尽くし続けます。いと様も存在感大きいですね😆

画像は美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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