ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

大河ドラマ「光る君へ」12~思いのはて ふたりの思いはどこへ・・・~

2024-03-28 15:46:41 | 大河ドラマ

 みなさん こんにちは。

大河ドラマ「光る君へ」12 またまた胸つまる 涙😿の展開でしたね。

「妾でもいい 道長以外の男性の妻になるのは考えられない」と決意を伝えにいったまひろ。

ところが道長は まひろの敬愛する倫子の婿になるという 残酷な事実を突きつけます。

呆然とするまひろ。この事実をなかなか受け入れられません。

 

けれど気持ちを奮い立たせ 「私は自分にふさわしい道を歩む 道長様もふさわしい道を」

と伝え 道長のもとを去るのです。

この時 妾になってもいいと素直に伝えていたら 違った展開になっていたのでしょうが・・・

まひろは言えない。いいえ あえて言わなかったのでしょう。

道長は恋しい 愛しているけれど 妾になってしまえば

まひろ自身が無意識に求めている 「自分らしく生きる」ことが出来なくなると

まひろはわかっていたから。

父親が無職で貧しい生活でも 愛する道長の妻になれなくても

自分らしく生きながら やがて彼女は誰もがなしえなかった

内面的な充実 人間に対する深い洞察力を得ることが出来たのです。

 

 本来下女の仕事である 畑仕事もこなしながら

身近な植物に対する知識も いっぱい得たでしょうし

床の割れ目を川の流れと見立てながら 空想力を存分に育んだことでしょう。

しかし今のところ 涙をこらえるまひろの姿は 悲しく 切ないですね😢

傷ついたまひろを優しく慰める 弟と友だちのさわさんの姿が とても素敵でした💕

 

 床の木目の形といえば 道長の妻となる倫子も楽しんで 物に見立てていましたね。

貧しい暮らしを卑下することなく 淡々と話すまひろ

そんなまひろを温かく受け入れる倫子。

道長という同じ男性を愛することになるふたりですが 倫子のおおらかさに救われます。

将来倫子の娘の 中宮彰子の家庭教師として使えるまひろと 女主人の倫子。

いい関係が結べそうな予感を感じさせて とてもいいシーンでした。

 

 それにしても道長 変わっていきますね。

勉学に励み 左大臣の婿となるべく 倫子に会いに行きます。

会いに行くというのは すなわち男女の関係になって 婿になるということ。

以前から道長を慕っていた倫子の 喜びの表情とは違って 

道長さん 眼が冷めてますね~ 😫 😫 😫

ちょっとあの冷めた眼の演技には ドッキリ! 道長役の佑さん すごいです・・・

権力を持つためには 身分の高い家の娘の婿になるのが必要。

道長は以前のぼ~っとした三男坊ではなく

目的のために 確実にカードを積み上げていく 冷静な男性になっていってます・・・

道長の脳裏には 悲惨な殺され方をした直秀と

良い世の中にしてほしいと願ったまひろの面影が 宿っているのでしょうか?

 

 道長という人 「この世をば~」の歌で 傲慢な人物と思われがちなんですが

実際は気が付いて 周りの部下 女房などにもせっせと贈り物をして

気働きのできる人だったらしいです。

そして年上の女性にもてたらしい。

姉である皇太后詮子や 倫子の母親に見込まれ

その女性たちの働きでも 権力を握り全盛期を迎えられたそうです。

道長を助ける詮子や姑の穆子 そして宮廷の女房達

その経過も様子も 今後ドラマで丁寧に描かれるでしょう。とても楽しみです。

                    画像は美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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紫式部ゆかりの地宇治で 宇治茶満喫!

2024-03-24 00:24:55 | 旅行

 みなさん こんばんは。

先日大河ドラマ展見学のため 宇治を訪れましたが

しっかり宇治茶も満喫してきました。その様子をお伝えします。

   ↓ 抹茶挽き体験

 

 大河ドラマ展「光る君へ」が開かれていた交流館 茶づなの1階で

抹茶挽き体験の催しもありました。

さっそくチャレンジです!

体験のテーブルの上には お茶の花も飾られていました。

最初に 抹茶の基本的な事を教わりました。

次にお茶葉を石うすに入れ ゆっくり回して挽いていきます。

ごりごりごり・・・ ゆっくり回さないときれいな抹茶色にならないそうです。

かなり重く力を入れてゆっくり回しました。

ところが反時計回りに回さないといけないそうで・・・

木の実ちゃん 時計回りに一生懸命に回していました💦

さっそく間違ってました! 気を取り直してもう一度チャレンジ!

ごりごりごり・・・15分ぐらい回したら石うすの下から きれいな抹茶が!!

うわ~っ 感動です! 濃い緑の茶葉から こんなきれいな黄緑色の抹茶が出来るなんて!

さっそく挽いた抹茶を立てて 飲んでみました。

挽き立ての抹茶は いつになくまろやかで甘くて軽やかな味がしました。

感動しました😃 親切に教えていただいた講師先生 ありがとうございました。

 

 交流館を出ると 周りには茶畑が広がっていました。

宇治川沿いの散歩道 さわらびの道をお散歩していると 世界遺産の宇治上神社がありました。

宇治上神社は日本最古の神社建築で 国宝の本殿は平安時代後期

国宝の拝殿↑ は鎌倉時代前期に建てられました。

今日に至るまで 1000年残り続けている貴重な神社です。

 

 さわらびの道を歩いていると 白梅とボケの花が咲き誇っていました。

梅とボケの木の花がちょうど紅白になって おめでたい感じ満載ですね。

 

 さわらびの道の終点に 朝霧橋がかかっていて

その橋のたもとに 福寿園の茶工場があります。有名な宇治茶のお店ですね。

茶工場の2階にレストランがあって そこに入り せっかくなので茶そばを注文しました。

お茶の香りがぷ~んとして おそばはあっさりとした味わい。

ツルツルと いくらでも食べれます。付け合わせの野菜の煮つけ おにぎりも絶品。

お茶も もちろん宇治のほうじ茶。

とっても 美味しゅうございました!

 

 宇治川の流れ。川幅は広く けっこう急な流れです。

 

 さて宇治といえば 世界遺産 平等院鳳凰堂を外せませんね。

何度見ても さすがの美しさです。

正面の池に鳳凰堂が写って なかなかの麗しさでした!

ものすごい人でした(やっぱり外人さんが多い)💦

 

 JR宇治駅まで歩いていくと 宇治のランドマークの場所がまたあります。

宇治駅の正面に 風格ある建物がある「中村藤吉本店」。

                 ↑ ネットからお借りしました。

中村藤吉商店は 1819年創立の宇治茶の老舗。

この宇治本店の建物は2009年 宇治の重要文化的景観に指定されました。

かつての製茶場がカフェやショップになり 昔の茶職人の息遣いまで感じられます。

また中庭には 樹齢250年を超えるという見事な黒松もあります。

念願の抹茶パフェを食べたいと思い 奥のカフェをのぞいて見ると

大評判のカフェなので  何と144組待ち(ぎよぇ~っ)

カフェはあきらめて 手前のショップで抹茶スイーツをゲットすることにしました。

ショップには 風格ある茶の額が飾ってあります。さすが老舗です。

買ったのは 濃厚抹茶チョコレートと抹茶バームクーヘン。

どちらも 抹茶の味が経験したことないぐらい濃厚でした。

 

            ↑ お菓子の画像はネットからお借りしました。

 

 抹茶パフェをあきらめきれない木の実ちゃん 

中村藤吉本店近くの 別の茶店のカフェで 濃厚抹茶パフェを頼みました。

お~っつ 美味しかったです! さすが宇治!

抹茶わらび餅に 抹茶ゼリーに 抹茶アイス。上にのった最中もいい感じ。

 

 抹茶挽き体験に 茶そばに 濃厚抹茶パフェ。あ~っ 満足満足。

宇治茶満喫 大満足の宇治プチ旅行でした 🤤 🤤 🤤

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」11~父親の解雇と道長との思いのすれ違い 試練のまひろ~

2024-03-20 10:34:26 | 大河ドラマ

 みなさん こんにちは。

大河ドラマ「光る君へ」11回では 

花山天皇の譲位によって職を失った父親の為時の絶望と

兼家の自宅に 為時の復職を願いに行くまひろの姿が描かれましたね。

懸命に兼家に直談判するまひろでしたが 

兼家には 冷たくあしらわれてしまいます。

ここで 兼家の三男である 道長と自分の関係をほのめかすとか

兼家の次男の道兼に 自分の母親を殺されたことを伝えれば

あるいは 事態は変わっていたかも・・・

でもまひろは 道長のことも母親のことも伝えない あくまでストレートに

自分の父親が有能であり 官職にもう一度つかせてほしいと頼む・・・

視ていて まひろあまりに率直すぎない? 不器用じゃない?と思いましたが

それがまひろなんでしょうね。

あくまでまっすぐ 直球勝負! 朴訥で不器用な父親の為時に似てるんでしょう。

あーっ こうしたらいいのに! なんて思いながらも ドラマに引き込まれてしまいます。

 

 一方 まひろの道長への思いも募ります。

それは道長も同じ。ふたりはまた逢瀬を重ねますが・・・

遠くの国に行かず 都にいて政ごとの中心人物になる だから妻になってほしいと

激しく求める道長。

北の方(正妻)にはなれず 妾(妻のひとり)になることを受け入れられないまひろ。

道長は正妻を迎えても まひろを一番に愛しぬくと誓いますが 

まひろは 道長の妻のひとりになることは耐えられない・・・

「まひろは勝手なことばかり言う!」と怒った道長は

まひろをひとり置いて 足早に去っていきます。

う~ん このシーン・・・

男女間の恋愛観の 根本的な違いを考えさせてくれますね。

男性は 数ある恋人の中で一番あなたを愛していると誓う

女性は 数ある恋人のひとりなんて我慢できない 相手の男性にとって唯一無二の存在でいたい

この恋愛観の違いは 男女間の永遠のテーマかも。

まひろは 道長の唯一の恋人 唯一の妻となりたいのに 

現実は実現不可能・・・

平安時代は一夫多妻制度で 身分ある男性は複数の妻を持つことが当たり前。

その妻の中から 家柄が良くて自分の出世の役に立つ女性を 正妻としてきたのだから

道長の言い分も ある面もっともなんですが・・・

そしてこのことを受け入れて 妻のひとりになる女性もたくさんいたでしょうが

しかし相手は後の紫式部 千年の時空を超えた すごい才能をもった女性。

とうてい妻のひとりには おさまりきれません。

道長くん~ まひろの才能にそろそろ気づいてよ~ と言いたくなってきます💦

おいおい すねるより 裏で手を回して まひろの家の困窮を救ってあげて~

って叫びたくなります 😒 😒 😒 (これからふたりは どうなるのでしょう?)

 

 父が無職になり 生活はますます苦しく 道長も離れていってしまいそうなまひろ。

水面に移る月を眺めながら すすり泣きます。

でもこんな負の経験が 源氏物語を書いていくうえで 全て生かされていくんでしょうね。

がんばれ!! まひろ 🤩 🤩

応援してます🌟             画像は美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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紫式部ゆかりの地巡り ~光る君へ 宇治大河ドラマ展~

2024-03-17 22:32:56 | 大河ドラマ

 みなさん こんばんは。

京都府宇治市で 今「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」が開催されていると知って

宇治にドラマ展を観に行ってきました。

 ↑ ドラマ展内 道長とまひろの等身大のパネルがお出迎え

 

 宇治は「源氏物語」五十四帖のうち 最後の十帖の主な舞台。

また式部とも親交が深い 藤原氏が築いた歴史あるまちです。

ドラマ展は 新しくできた施設「お茶と宇治のまち歴史公園交流館 茶づな」の2階で

開催されています。

京阪宇治駅のすぐ近くにあります。

紫色の美しい入り口。入る前からワクワクドキドキ。

展内に入ると まひろのビッグパネルがど~ん!

パネルが大きいので 迫力ありました! まひろのきりっとした表情が素敵!

ドラマで着用した道長とまひろの衣装の展示。

道長の衣装は従五位の武官束帯(ぶかんそくたい)。

まひろのは金茶色 木の葉しぼり風柄染めの麻小袿(あさこうちぎ)。

道長まひろと 記念写真を撮るコーナーもあります ↓

展内の係りの方が 道長まひろを両脇にした木の実ちゃんの写真撮ってくださいました!

恥ずかしいので公開しませんが・・・ いい記念になりました(ありがとうございます😁)

展内は 人物写真とシアターの映像以外は撮影はオッケーでした。

ドラマで使われた小物も いっぱい展示されてて 見ごたえがありました。

まひろが道長にぶつけた赤い草履 ↓

道長が直秀を救おうと 検非違使に渡した金子袋(結局直秀は殺されてしまいましたが)

ふたりが結ばれるきっかけとなった 道長の文(柄本佑さんの直筆)。

これは必見もの! 実際に見れることが出来て感激しました😆

またまたビックパネル。

遠くを見つめる道長とまひろの表情が なんともいえず美しいですね。

 

 宇治のまちには 「光る君へ」ののぼりがたくさん立っていました。

宇治のまちあげて 大河ドラマ「光る君へ」をPRしているんですね。

せっかく来たので 近くにある「宇治市源氏物語ミュージアム」も立ち寄りました。

↓ 宇治市源氏物語ミュージアム

碁を楽しむ女性たち。

装束 身の回りの調度品。

男子冠と扇。

網代車(あじろぐるま)。

御簾の向こうに座る女性たち。

平安時代の風俗や衣装 生活様式がよくわかって とてもよかったです。

 

 宇治を訪れた日は とても穏やかな天気で 春の陽気が漂ってました。

ミュージアムから 宇治川に架かる朝霧橋や宇治橋に至るまで

「さわらびのこみち」といって 素敵なお散歩道があります。

散歩道の傍らに 春のお花を見つけました。

黄色いスイセン うす紫色のジンチョウゲ 赤色が鮮やかなボケの花。

歩きやすくて きもちの良い散歩道でした。

朝霧橋の橋のたもとには 宇治十帖のモニュメントがあります。

宇治橋のたもとには 紫式部の銅像もあります。

おーっ ここにいらっしゃいましたか 紫式部様!

千年読み継がれる大作を著わした 大ベストセラー作家ですね。

式部様に出会えてよかったです! 宇治に来たかいがありました😆😆😆

 

 宇治は日本有数のお茶どころでもあります。

木の実ちゃん この旅で紫式部を堪能しながらも

ちゃっかり宇治茶も楽しんだんです。 その詳しい様子は またお知らせしますね。

 

 

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大河ドラマ「光る君へ」10 ~思いは確かめ合ったけれど・・・&とんでもない陰謀!~

2024-03-12 16:40:15 | 大河ドラマ

 みなさん こんばんは。

大河ドラマ「光る君へ」第10話で

互いを恋しく思う気持ちを 確かめ合ったまひろと道長。

道長は思いのたけを和歌に込めて まひろに送りますが

まひろからは 漢詩の返答が・・・

普通女性から 和歌の返答が帰ってくると思いますが・・・

漢詩の返答は 恋に身を捧げようとする道長に対し あなたは志を持ってほしいという

まひろの意思表示だったんですね。

一緒に海の見える国に行こうと 訴える道長に対し

直秀たちのような無残な死に方をする者がいなくなるような いい世の中を作ってほしい

それがあなたの役目だと説くまひろ。

前回の直秀の死が このシーンで生きてきますね。

 

まひろは一時の激情に流されない 冷静な視点をもった意志の強い女性だったんでしょうね。

それでこそ 千年にわたって読み継がれる源氏物語を生み出すことが出来たんでしょう。

一方道長も まひろや周りの人々の働きかけにより 自分の使命や運命を少しずつ悟っていきます。

 

 そして二人の目の前には どうしても超えられない身分の差が・・・

右大臣の息子である道長の正妻には 大臣級の娘か 皇位につながる高貴な女性でなければならず

下級貴族の娘のまひろでは とうてい正妻にはなれない。

いつも一緒にいたいのであれば まひろは道長の身の回りの世話をする 側妾の立場とならざるを得ない。

でも側妾なんて 自意識の高いまひろにとっては到底受け入れられるものでもない・・・

このことをお互いよくわかっていたからこそ

思いを確かめ合った後 まひろは道長の胸で 静かに涙を流していたのでしょう。

好きだけれども 結ばれることはない。

どんなに思い合っていても 手をつないでいても 二人の手は静かにほどけてしまう・・・

道長とまひろの思いを確かめ合うシーンはとても美しく 繊細な演技で 視ていて心が震えました。

喜びの中にも 静かな哀しみが どこまでも横たわっている・・・

でもこのシーンが 物語作家紫式部の原点になるのかもしれません。

 

 一方政治の場面では 息子たちを一堂に集め とんでもない陰謀の実行を迫る兼家。

天皇が出家すれば 自分もお供をして出家するとまで話し 天皇を欺く道兼。

道兼は兼家の命を受け 火山天皇をなだめすかして 御所の外へ連れ出します。

そして天皇を牛車に乗せ 寺まで急ぎ 剃髪をさせ 一挙に天皇を出家させてしまいます。

そして自分は出家するどころか 天皇を寺に置き去りにし

自分の甥が一条天皇に践祚するや 蔵人の頭となって権勢をふるい始めるのです。

可愛そうなのは花山天皇。

信頼していた道兼に裏切られ 道兼を罵倒するものの後の祭り。

出家した天皇は譲位しなければならないし 御所にも帰れません。

この後院となった天皇は 亡くなった女御の菩提を弔い

西国のお寺三十三か所を巡ります。

木の実ちゃん初めて知ったんですが 西国三十三カ所の御詠歌って

全部花山天皇の和歌なんですね。

木の実ちゃんの住む地域では お盆の時期に 

死者を弔うため おりんをならしながら御詠歌をみんなで唱和しています。

このことを知って ぐっと花山天皇が身近に感じられるようになりました。

 

 譲位してから少しの間は おとなしくしていた花山院。

しかし時がたつにつれ 世を厭うあまり ご乱行が多くなってきます。

そして院のご乱行が 道長が権勢を一手に集めるきっかけとなっていきます。

(やっぱり花山天皇は 重要なキーマン!)

                  画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。

 

 

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