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ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

晴れの国おかやま 後楽園岡山城見学記 その1

2022-12-13 20:39:48 | 旅行

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。

先日岡山市に行って 後楽園と岡山城を見学しました。

その様子を2回に分けて お伝えしようと思います。

見学した日は 日本晴れでとても温かでした。気持ちよく園内を散策出来ました。

さすが岡山は 晴れの国です。

  岡山駅前の 桃太郎像。朝日がまぶしそうですね~。

岡山市では 水道局のマンホールも 桃太郎のデザインです。

可愛いですね。

 

 後楽園(こうらくえん)は 日本三名園の一つ。

江戸の元禄時代に完成し 歴代の藩主の好みで手が加えられたものの

大きく姿を変えることなく 江戸時代の姿を今に伝える大名庭園です。

芝生や池 築山などが道や水路で結ばれ 

歩きながら景観を鑑賞できる 回遊式庭園です。

さっそく中に入ってみましょう。

造園を命じた 2代藩主池田綱政(いけだつなまさ)像が 入り口にありました。

左 藩主の居間の延養亭(えんようてい)と 右は鶴鳴館(かくめいかん)。

延養亭の横の池には 趣ある橋が架かっていました。

池の上を登ると小高い丘があります。二色が岡(にしきがおか)です。

二色が岡には 今が盛りの ドウダンツツジの紅葉がありました。

色鮮やかで パッと目をひきます。

 

 道を歩いていると 築山がありました。唯心山(ゆいしんざん)です。

高さ6メートルの山で 登ってみると

園内がぐるっと見渡せました。絶景です!

     唯心山から 延養亭を望む

 唯心山から沢の池(さわのいけ)方面を望む

後楽園は 芝がたくさん使われていて 広々した明るい庭園です。

もう冬なので 芝は茶色くなっています。

春夏は 芝が青々してきれいでしょうね。

 

 唯心山を下りて少し歩くと 流店(りゅうてん)という建物があります。

建物の中に水路を通して その中に石を配置しています。

全国でも珍しい建物だそうです。

夏 ここにいると涼しそう~。

曲水の流れも 美しいです。小さなカモがいっぱいいました(写真撮れず残念)

曲水を曲がると 八枚の板を組み合わせた 橋が架かっていました。

八橋(やつはし)です。この上を渡ってみました。

少し板がしなったので 木の実ちゃんドキドキ・・・(体重のせいかしら?)

 

 園内には 梅林や茶畑 桜林など様々な植物が植えられています。

ここはモミジが植えられた千入の森(ちしおのもり)。モミジの紅葉が見ごろでした。

きゃーっ きれい! モミジが100本近く植えられているそうです。

またぐるりとまわって 沢の池に出ました。3つ島があります。

茶屋のある中之島 釣り殿がある御野島 白砂青松が美しい砂利島です。

沢の池には 鯉がいっぱいいました。

寒くなっているので 水中でじっとしています。

 

 松林の中を歩いていくと 鶴舎(つるしゃ)がありました。

タンチョウが 5羽いました。

改めてじっと見ると タンチョウって美しいですね。

立ち姿が何ともいえず 気品があります。

頭上の赤い丸も 日の丸を連想させて おめでたい感じ。

お正月を前に いいもの見せていただきました。

 

 後楽園の中は 秋と冬を 同時に観ることが出来ました。

カキが 鈴なりになっているかと思えば

ツバキが咲き 園内の木には寒さ除けに コモが巻いてあります。

不思議な感じ。

それだけ 気候が温暖なんでしょうね。

後楽園で 美しい日本の庭園美を堪能しました。

続きは 岡山城の様子です。

 

 

 

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港町神戸 トキメキ旅行記その2

2022-12-08 17:04:34 | 旅行

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。    

         うろこの家の世相サンタ

 

 サッカー日本 惜しかったですね。ベスト8まであと一歩でした。

でも120分間の激闘もPK戦も 最後まであきらめず夢を追いかけ続けた

監督はじめ選手の皆さん 関係者の皆さん サポーターの皆さんの姿に

いっぱいの勇気と 希望と生きる力をいただきました。

感謝です。ありがとうございました。

ベスト8の壁は厚かったけれど 強豪スペインドイツの試合で 一歩も引かない戦いぶりに

新しい時代を感じた人も 多かったのではないでしょうか?

外国の記者が話していましたが

「日本人はこの敗北でがっかりするだろうが 日本サッカーの未来は明るい」

本当にそうですね。楽しみが4年間続くことになりました。

調子のいいときも悪いときも変わらず 日本サッカーの応援を続けていきたいと思います。

 

 3人姉妹のにぎやかな観戦の後 寝静まったのは午前3時半。

7時半過ぎに起きて 朝食をいただきます。

神戸北野ホテルは 朝食が素晴らしいことで有名です。

季節のフルーツと タピオカ・オ・レとヨーグルト

タピオカ・オ・レとは小粒のタピオカを甘く炊いたもの。

丹波黒豆やドライフルーツやナッツが入っています。

ヨーグルトの横にあるのは プルーン。

1番上にある5種類のジュースがすごい!「飲むサラダ」だそう。

左からマンゴーパプリカ・レモンニンジン・トマトバジル・アオリンゴコマツナ・オレンジジュース。

白い豚のもも肉ハムと生ハム。 クロワッサンやフィナンシェやパン・オ・ショコラ。

パンは2段重ねになっていて 下にフランスパンやトーストパンなど ぎっしり入っていました。

コンフィチュールとはちみつ アーモンドペースト 自家製グラノーラ。

パンにつけたり ヨーグルトに入れて食べます。

左の丸いのは トマト・パセリ・プレーンの3種類のバターです。

 

和風ポトフと半熟卵。飲み物はカフェ・オ・レ。

コーヒーとミルクを半分ずつ 自分で注いで作ります。

ひとつひとつ丁寧に作られた朝食 パンが多すぎて食べきれない~ 

5種類のジュースが素晴らしかったです!

    北野ホテルは 赤いじゅうたんの階段も素敵です。

 

 朝食後一休みして チェックアウト。神戸北野の街をお散歩します。

異人館通りを歩いていると 可愛らしいお店がありました。

「ロシア雑貨 いりえのほとり」

店内はマトリョーシカ人形や 手仕事雑貨がびっしり。

こちらのマトリョーシカ 10人家族ですね。後ろにはツタンカーメンもいますよ。

素朴な手描きの人形たち。カップのイラストも素敵です。

左は 人形の抱いているものが1体ずつ違います。細かい~。有名な作家さん作だそうです。

おーっ 引き出しの中はマトちゃんがいっぱい! テンション⤴⤴

この中からひとつマトちゃんを購入(後で紹介しますね)

スターバックスのお店も 異人館仕様です。

風見鶏の館です。館の下の広場には ホワイトクリスマスツリーが飾ってありました。

風見鶏の館の横には 神戸北野天満宮があります。登ってみました。

境内には 落ち葉で💛が作ってありました(なんて粋)

境内から見下ろすと 眺め抜群です。遠くに海が見えました。

お天気が良く 温かでお散歩日和。

少し歩いて 急な坂を登り 今度はうろこの家へ。

うろこの家には「世相サンタ」が飾ってあります。

実は木の実ちゃん これが見たかったんです。

うろこの家の「世相サンタ」とは 2009年から1年を振り返り 印象に残った出来事をサンタに投影し

「世相サンタクロース」として飾ってあるものです。

今年のサンタは防弾チョッキとヘルメットを被り 一文字で「命」という

漢字を表現しています。

いわずもがな ロシアのウクライナ軍事侵攻を表していますね。

塔には各国のリーダーが仲良く肩を組んでいます。

早くこのような世の中になるように 願いが込められているそうです。

バイデン ゼレンスキー プーチン 習近平 インドのモディ おやエリザべス女王もおられますよ。

世界平和を願って 飾られているんですね。

うろこの家の敷地内に 別のサンタさんが 慌てて服にアイロンをかけていました。

イブの当日にはお着換えして プレゼント配らなくちゃね。

サンタさんも 大忙しです(みんな 発泡スチロール製 うまく作ってあって感心!)

うろこの家の中に 入りました。

使われていた当時の 室内の様子が再現してあります。

家具もカーテンも絵画も アンティークでいい感じ。

照明もステンドグラスも 美しい ベリーグッド!

うろこの家の横に 展望ギャラリーがありました。3階にあがってみました。

ここからの神戸の街並みの景色も最高! 神戸の海がキラキラ輝いていました。爽やかです。

ギャラリーには 様々なデザインのクリスマスリースが飾ってありました。

神戸の方々が 心を込めて作られたリースなんでしょう。

いいものを見せてもらいました。心が温かくなりました。

 

 最後は 神戸っこ御用達の「神戸大丸百貨店」によりました(3姉妹 恒例行事です)

 

 木の実ちゃんが 今回の旅行で購入したものを紹介します。

キラキラスマホスタンド キラキラエンジェルボールペン(うろこの家で)

(還暦になると 無性にキラキラしたものに惹かれます まるでカラスのよう?)

マトリョーシカ人形のキーホルダー(いりえのほとりで)

北野ホテルの刺しゅう入り ハンカチ(ホテルショップで)

マト様 細部まできっちり描いてありますね。右手は青いハンカチ持っています。

後姿の三つ編みがキュート!ドレスの花柄も 可愛いです。

木製なので軽く 温かみがあります。

ハンカチには ホテルの正面玄関が刺しゅうされています。

青いチェックの柄は 「神戸タータン」という名前だそう。

 

 神戸の街は 坂道を登ると素敵な洋館があちらこちらにあります。

高台から見下ろせば 遠くにきらめく海が見え 穏やかな気持ちになります。

海と山のいいところをいっぱい 感じさせてくれます。

異国情緒にあふれ おしゃれな雰囲気を漂わせつつも 親しみやすい素敵な街。

季節を変えて また訪れたいと思いました。

 

 

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港町神戸 トキメキ旅行記その1

2022-12-07 15:15:49 | 旅行

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。

じゃーん 姉妹3人で 神戸にプチ旅行に行ってきました。

      メリケンパークの夜景

 

 神戸は姫路から電車で約40分。県庁所在地プラス一大観光地。

ベイエリアや南京町 異人館など異国情緒あふれる街です。

木の実ちゃん現役時代は 仕事の出張でよく行ったけれど

「ザ・神戸」っていう場所を案外知らないんですよね。

神戸の魅力発見!ということで 3姉妹でレッツゴーです。

神戸元町駅を降りて 南京町に向かいました。

街は活気にあふれています。修学旅行生もいっぱい来ていました。

南京町広場。左の画像は「小財神(しょうさいしん)人形」。2人ともお金の神様です。

男の子は「財財」女の子は「來來」。触ると幸せになる言い伝えがあります。

屋台では いろいろな食品が湯気を立てて 並べられています。

北京ダックに 大好きなゴマ団子!(でかい)

売り込みの声もにぎやかです。

つまんでたら たちまちおデブになりそう・・・(いけない いけない)

ランチは定食屋さんへ。

3人で1品ずつ頼み 分け合っていただきました。

卵スープがたっぷり。ごはんも超おいしかった~

ランチ後は 腹ごなしに徒歩でメリケンパークへ。

メリケンパーク オリエンタルホテル。

ホテルの外観の曲線が美しいですね。大きな魚のオブジェもありました。

ホテルの横には ルミナス神戸も停まっていました。

「BE KOBE」とは 市民が神戸市民であることを 誇りに思う気持ちを形にした

大切なモニュメントなんだそうです。

新たな撮影スポットで 記念撮影する人がいっぱいいました。

神戸ポートタワーは 現在改修中(残念)

ベイエリアには 様々な遊覧船が停まっていました。

おーっ クルーズ船「コンチェルト」も停まっていました。

船上で 神戸の風景を楽しみ 生演奏や食事も楽しめます(ぜいたく~)

大きなサンタクロースが鎮座していました。

ここで メリケンパークの対岸のモザイクに行き

港が一望できる2Fのカフェに移動。

神戸名物「壺プリン」とチーズケーキをいただきながら 港風景をゆっくり眺めます(極上の時間)

コンチェルトがゆっくり方向転換をして 港を出ていきます。

いってらっしゃ~い いつの日か コンチェルトに乗船したいな。

 

 なんやかんやで 夕暮れも近づいてきました。

わお~っ 夜の神戸も素敵です。神戸の街が黄金のドレスをまとった 妖艶な美女に変身しました。

夜のイルミネーション。この景色を眺めながら 別のレストランで 焼肉定食をいただきました。

少しお肉が堅かったかな(神戸ビーフではなく 輸入ビーフをいただいたせい?節約のため)

ちょっと残念(笑)眺めは抜群でしたが・・・(汗っ)

 

 気を取り直して 本日泊まるホテルに向かいます。

神戸北野ホテル。オーベルジュ(宿泊施設付きレストラン)です。

エントランスからもう雰囲気あります~ 入るとロビーに大きなクリスマスツリーが。

ツリーのてっぺんには赤いドレスの天使がいます。 リースもピンク色で きらびやか。

でっかいコックのテディベアも ロビーでお出迎え。

お部屋も落ち着いた 可愛らしい感じです。落ち着けそう~。

12時からサッカーワールドカップ 決勝トーナメントがあります。

ベスト8に上がるかどうかの大一番。

仮眠をして12時前に起き 3姉妹で観戦応援する予定です。

それでは しばしおやすみなさい~。

(その2に続きます)

 

 

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熊野古道トキメキ旅行記 その2

2022-11-07 21:56:19 | 旅行

 みなさんこんばんは 木の実ちゃんです。

今回は前回の続きで 旅行2日目の熊野三社めぐりの様子を

お伝えしようと 思います。

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ) 八咫烏(やたがらす)もいます。

 

旅行2日目は 定期観光バスに乗って熊野三社めぐりです。

バスに乗って 効率よく三社をめぐることが出来 ラクチンです!

1日目は自分たちでコースを考え 2日目はバスにおまかせという

このバランスがいいですね。

コースを考えてくれた友人に 感謝感謝!です。

 

1番目は 熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)です。

鳥居の横には 大きな八咫烏ののぼりが!

階段をいっぱい登って 社殿に行きます。

日本の神社 お寺って 社殿に行くまでに 本当に階段が多い。

昨日は古道の坂 今日は神社の階段が足を鍛えてくれます。

社殿に着きました。神聖な空気があたりにたちこめ 思わず身が引き締まります。

檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が美しい社殿です。

全国に3000社ある熊野神社の総本宮で 主神はスサノオノミコト。

大社から徒歩5分ほど離れたところに 見上げるほど大きな鳥居が。

大斎原(おおゆのはら)です。

明治22年(1889)の大水害までは ここに熊野本宮大社がありました。

その時の大鳥居が残っています。

大斎原の近くに 産田社(うぶたしゃ)があります。

熊野本宮大社の末社で イザナミノミコトの荒魂が祭られています。

安産の後利益でも人気のスポットだそう。

 

2番目に行ったのが 熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)。

社殿の朱色が 目にも鮮やかです。

主神はクマノハヤタマノオオカミ。

熊野三山の中で最も早く「熊野権現」の称号を受けた信仰の聖地です。

病気平癒や両縁結びの御神徳があるそうです。

立派な 干支のトラの絵馬が掲げられていました。

木の実ちゃんトラ年なので 思わず写真をパチリ。

朱色が美しい 拝殿です。

 

3番目は 熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)。

その前に 那智の滝を見に行きました。

高さ133メートルの崖を流れ落ちる滝で 日本一の落差を誇る滝です。

熊野那智大社の別宮の御神体。

これが有名な那智の滝! 遠くからでも見えますが 身近で見るとすごい迫力!

高い断崖を流れ落ちています。厳かで 御神体なのも納得です。

那智大社の社殿に向かう道は 階段!

のぼってものぼっても 階段が続きます。がんばって登ろう~ はあはあ・・・

ぎゃっ まだ階段があります。

でも鳥居が上に見えるので 最後の階段でしょう。もうひとふんばり!

社殿に着きました。やったー!

ここの社殿も朱色が色鮮やかです。那智の滝と熊野の神々を祭るお社です。

八咫烏(やたがらす)の像がありました。

熊野の神々の御使いとされる八咫烏。

神武天皇を熊野から 大和の橿原まで先導したという伝説から 

勝利に導くとの信仰があります。

日本サッカー協会のマークにも採用されていますね。

旅のしめは 那智黒の黒糖ソフトクリーム。

黒糖の自然な甘さで 超おいしかったです。

階段登りに疲れた体が 生き返りました。

帰りの特急「くろしお」は なんとパンダ号でした! 可愛い~ ラッキーです。

帰りの車窓から 雄大な太平洋が見えました。

 

新大阪で 友だちとお別れです。いろいろありがとう。お世話になりました。

とっても楽しくて 有意義な旅が出来ました。 また誘ってくださいね。

 

今回の旅で思ったこと

熊野古道 熊野三山はとっても遠いところだと思いました。

平安の昔から 人々はこの遠い 山深い熊野に救いを求め 険しい山々をめぐりました。

その人々の熊野の神への思いは真っすぐで 純粋なものだったでしょう。

熊野の神に 家族の健康や安全や幸せ そして世の中の平安を 切に願ったことと思います。

時代が変わっても 人が求めるものは一緒。

私も熊野古道で出会ったお地蔵様に 熊野三山の神様に お願いしました。

家族の健康や安全 周りの人の幸せ そして世界平和を願いました。

一日でも早く戦争が終わって 世界中の人が笑顔で楽しく暮らせる世の中になりますよう

心から 祈りました。 

 

 

 

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熊野古道トキメキ旅行記 その1

2022-11-06 15:52:08 | 旅行

みなさんこんにちは 木の実ちゃんです。

4日5日と旅行に行っていたので その間ブログはお休みしていました。

熊野古道と 熊野三社巡りへ行ってきました。

その旅行の様子を 2回に分けてお伝えしようと思います。

      牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)

 

今回の旅のルートはこちら。(地図の左から右へと 巡ります)

1日目 紀伊田辺駅からバスで牛馬童子像前まで行き 

牛馬童子像から 近露王子と比曾原王子 継桜王子と続く熊野古道を歩いて 

野中の一方杉前で再びバスに乗り 川湯温泉で1泊。

熊野古道の中辺路(なかへち)コースの一部を歩きます。

2日目は 定期観光バスで熊野三社をめぐり 那智勝浦駅から新大阪まで帰ります。

特急電車 バス 徒歩 定期観光バス を組み合わせた1泊2日のコースです。

 

 

歩くルートです(バスの時刻と料金をメモしています)

王子とは 熊野の神々の御子神が祭られているところです。

熊野古道には王子が九十九あるそうですが まさか全部巡れないので

見どころのある王子のところを巡ります。

今回は牛馬童子像と 3つの王子を巡ります。

 

新大阪で 大学時代の旧友2人と待ち合わせ。女子3人のにぎやか旅です。

新大阪で 特急「くろしお」の乗り込みます。

しばらく行くと 大阪湾が目の前に広がります。

波が陽光のもとで ひかり輝いています。

雲一つない快晴! こんなに晴れるのは珍しい。

友だち2人のどちらか 強烈な晴れ女なのかしら?

(木の実ちゃんは どうも雨女みたいですが・・・)

 

紀伊田辺駅に着きました。ここまでは順調です。ところが・・・

他線の事故のせいで15分遅れの特急「くろしお」。

連結していた古道行きのバスが もう出発していました。

あちゃ~っ 次のバスまでは1時間以上待たないといけません。どうしよう??

3人で協議した結果 旅行支援で宿泊代も安くなったことだし その他特典もついているし

何より時間がもったいないので 奮発して3人で牛馬童子前まで タクシーで行くことにしました。

タクシー代は 一人3500円ぐらい。

牛馬童子前に着きました。

今回の熊野古道歩きのスタート地点です。さあ がんばって歩くぞ~。

おお~っ 古道だけあってなかなか険しい道です。

杉木立に囲まれ 薄暗く 足元は木の根っこがごろごろ。

根っこが 階段状になっている場所もありました。

小さなアップダウンが続きます。

いにしえの人々がこの道を歩いたんだな~と しばし感慨にふけります。

しばらく行くと 小高い丘と道しるべがありました。

丘を登ってみると

ありました。高さ50センチぐらいの小さな石像「牛馬童子(ぎゅうばどうじ)」です。

名前の通り 牛と馬の2頭の背中の上にまたがっています。

この牛馬童子 一説には922年に熊野行啓を行った

花山法皇の旅姿を模したものとわれています。

愛らしい姿から 熊野古道中辺路(なかへち)コースのシンボルとなっています。

牛馬童子の周りには 愛らしいお地蔵さまや宝塔が たたずんでいました。

この宝塔は 鎌倉時代の物だそうです。

木漏れ日が差し込む こんなひっそりした丘にたたずんで 旅人を癒している風景に

木の実ちゃん 感動してしまいました。

 

次は 近露王子(ちかつゆおうじ)を目指します。

竹林の中を下っていくと

開けた場所に出ました。 秋ののどかな風景です。気持ちいい~。

石畳を下っていくと 大きな河に出ました。 河原の風景が美しい。

河のたもとに 近露王子がありました。

熊野本宮の中間地点にあることから 古くから宿場として栄えました。

現在も 民宿やゲストハウスが建ち並んでいます。

ここでしばらく休憩して 水分補給をしました。

ホトトギス  ムラサキシキブ 道端の秋の野花に心癒されます。

さて ここからまた上り坂が続きます。

比曾原王子(ひそはらおうじ)を目指します。

すごい坂の前に お地蔵さまがいらっしゃいました。 優しい顔 表情をされています。

お地蔵さまの笑顔に励まされ がんばって坂を登りました。

坂の上にたどり着きました。紀伊山脈が目の前に広がっています。絶景です!

さすが紀伊山脈 山が大きく深く 雄大です。

この坂の上から下っていくんですが ここで少し道に迷いました。

分かれ道に道しるべが立っていない所があるんです。

目指す王子はどこ?

曾原王子ありました。

道の脇の木立の中に ひっそりと建っていました。うっかりすると見落としそう・・・

近露王子と違って この王子は鎌倉末期には荒廃したようで

木立の中に石碑だけ 立っています。

しかしこのたたずまいも 古道には につかわしいですね。

 

次は継桜王子(つぎざくらおうじ)を目指します。

また坂を上ります。

王子前の階段に来ました。すごく急です!目がくらみそう・・・

社殿に向かう石段の横には 杉の巨木が8本建ち並んでいます。

推定樹齢年齢800年! 

おっき~っ こんな立派な太い杉木立は見たことがありません!

この杉全てが 熊野那智大社の方向に枝を伸ばしているので

「野中の一方杉」(のなかのいっぽうすぎ)と呼ばれています。

継桜王子の社殿です。この王子には 言い伝えがあります。

昔 奥州藤原氏の藤原秀衡(ふじわらひでひら)が熊野詣での際に 夫人が山中で男児を出産した。

乳児を連れて参詣には行けず 滝尻皇子の裏手にある洞穴に乳児を置いて 旅を続けた。

しかし野中あたりで気になり それまでついていたサクラの木の枝を地面に突き刺し 

このサクラが育つなら 乳児は元気に育つだろうと信じて 旅を続けた。

帰路野中によると サクラは育っており 乳児も山のオオカミに守られて 無事育っていた。

オオカミや桜の木が育つはなしのくだりが 神秘的ですね。

この王子は 今も野中の人々によって 大切に守られているそうです。

王子から下って 「野中の清水」(のなかのしみず)に着きました。

日本名水百選にも選ばれています。

野中の人々の 大切な飲料水 生活用水です。

昔は 熊野詣の旅人の 貴重な給水ポイントでした。

また下って 「野中の一方杉」のバス停に着きました。

やった~!!! 今日の熊野古道巡りのゴール地点です。

牛馬童子前からこのバス停まで 直線距離で6.5㎞ですが

古道歩きでは 11㎞以上ありました。

古道出発前にバスが行ってしまうハプニングや

道に迷ったこともありましたが 3人とも無事 このバス停にたどり着きました。

よかったよかった!!

バスで 川湯温泉を目指します。

川湯温泉がまたすごい!

川の底からお湯が沸きだしています。あたりは硫黄のにおいがプンプンします。

野趣あふれる河原の露天風呂は 男女混浴です。

露天風呂用の衣服を着て 露天風呂に入ります。

ホテルの食事もおいしく バイキングではいっぱいお皿に食べ物をとって

パクついてしまいました(ビニール手袋着用 消毒など ホテルは感染対策しっかりされてます)

夜になっても雲無く 友だちと一緒に

露天風呂からきれいな月を眺めることが出来ました。いい思い出が出来ました。

明日は 熊野三社巡りです。

その様子は 次回のブログでお伝えします。

それでは みなさん おやすみなさ~い・・・ 

 

 

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