今日の新聞に入れ歯安定剤の驚くような記事が載っています。
題名は『入れ歯安定剤で神経障害』
アメリカの報告によると長期の過剰な使用による神経障害と考えられる症例が出ているそうです。原因は入れ歯安定剤に含まれている亜鉛の過剰摂取ではないかというのです。
亜鉛は不足すると味覚障害などの症状がでる不可欠な元素ですが、逆に亜鉛を過剰に摂取すると銅が欠乏し、貧血や神経障害が現れるといわれています。
実際どの様な症状が現れたのでしょうか。
手足の力の衰え・知覚異常・尿失禁これらの症状が見られたそうです。
入れ歯安定剤がテレビでも宣伝され、多くの人に愛用されるようになって数十年経ちます。
一時期は入れ歯安定剤をつけたままの状態で来院される患者さんもいたものです。
アメリカの報告とはいえども日本は大丈夫なのでしょうか？
使用量により吸収溶解量が大きく左右される入れ歯安定剤。
正しい使い方であればあまり問題ないと入っていますが、毎日の使用はもちろん
ひかえるべきであり、顎の骨の吸収を抑える為にまめに調整に歯科医院を訪れることが一番の健康法であると思います。
アジサイのテーブルセッティング
いいこと聞きました。
入れ歯安定剤は必需品です、普段は使いませんが、来客や外出時には使います。話中に外れたりしますとお互いに気まずい思いがありますので使っています。
使用には注意します。
快適な入れ歯ライフを。