歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

歯の色はどうして変色するの?

2012年02月08日 | 歯歯歯豆知識

 

歯はもともと白くなく、わずかに黄色味を帯びた色をしています。

肌の白さが人によって違うように、歯の色にも個人差があります。

また、人種によって歯の組成が違うことも分かっています。

それでは、変色する原因はなんでしょうか?

次のようなものが挙げられます。

 

 

  毎日食べる食べ物やのみもの嗜好品(タバコやお茶など)によって、歯の表面や

   その奥にまで色素が入り込みます。

   これはある程度歯磨きやクリーニングで取り除くことができますが、長年蓄積した色や

    加齢による変色を取り除くには限界があります。

  神経をとったあとの歯は水分を失い日に日に色が黒ずんできます。

   また、詰め物の金属によって変色を起こす場合があります。

  間違ったお手入れ、歯ぎしり、加齢による摩耗、酸蝕症などによってエナメル質が

   薄くなり象牙質が剥き出しになってしまう変色。

  先天的な疾患、または幼少期の抗生物質によって生えてきた時から

   色が黒いなど歯が変色を起こす場合があります。

 

これらの治療法としてホワイトニングがあります。

差し歯にしようか?もう色はどうにもならない諦めている…そんな方

ぜひご相談ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする