歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

他山の石

2009年10月05日 | 日記


今週は天気が下り坂の様子
雨であっても病気は待ってくれません。

午前中の患者さんを午後に送っていただき、義父の入院手続きに向かいました。
本人は異常に緊張して朝4時に起床したようです。

月曜日ということで道路も病院も大混雑
それでも予定通り9時15分に受付を済ませました。

病棟へ行き、『大部屋でいいんですよね』といわれそのまま4人部屋へ
『じゃ~お待ち下さい』とそのまま待つこと30分。

誰も来ず、ナースステーションに行けば、待っていてくださいの一言

仕方ない!待つしかないにしてもなんか腑に落ちない対応

そこへ、『回診です。外に出てお待ち下さい』でひとまず退出。
もう何かしら動きがあるかしら?と待つことさらに30分

やっと現れたのは看護学生紹介でした。

いつになるやら、説明も無いまま入院でこんなに待たされるなんて、
義父の入院は4箇所目ですが、どんなに大きな病院でも今までには無かったことです。

ある病院では、受付で専門の看護助士の挨拶→誘導、病棟まで行って引き継ぎ、担当看護士が病室まで誘導。挨拶、既往歴の順番で入院手続きしてからわずか1時間ですべて終了

それに対して、本日の病院は1人終わると20分待たされ、居るはずでいない既往歴をとる看護師をやっと探していただきました。
既往歴をとりはじめれば、義父のとんちんかんな応えに怒ったように質問をつづけ、ため息をつくばかり。
そして義母と私は実に3時間立ちっぱなしで待つ羽目になりました。

このような空白の時間が出来てしまったのも、連携ができていないこと、引継ぎがうまく出来ていないことを感じずにいられません。

医療に携わるものとして、許せない言動、老人介護の知識不足にかなり憤慨いたしました。

しかし、これは『他山の石』。
自分も医療人として1人でも多くの患者さんの意見をとりいれないと、同じ様なことになってしまうそう考えさせられた一日でした。
不満に思っていること、不安で仕方ないこと、個人の要望などをお話ししてくださる機会を持つことが、私たちの役目であると思っています





コメント
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