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”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

映画『後妻業の女』

2017年08月22日 | 映画とか
監督/脚本:鶴橋康夫/原作:黒川博行『後妻業の女』

直木賞のベストセラー小説を映画化。
独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に
欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。


キャスティングに違和感がなく
伊丹映画を彷彿させるが如く笑いと皮肉を散りばめながら
テンポよく進んでいくストーリー。

観る側の年代によって
リアリティーさと恐怖(と言うか狂気)さの
受け止め方が異なるのだろうが
(エンディング以外は)なかなか興味深く観れた。
現代における
ノンフィクションに近いフィクションだ。

劇中ある人は後妻業の女を怪物と呼ぶ。
大竹しのぶ、彼女自身もまた或る意味怪物だな。

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