”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

あっぱれ北斎! 光の王国展

2013年01月28日 | 美術館や個展や写真展とか
フランス印象派を代表する画家として人気の
マネ、ドガ、ルノワール、モネ、ゴッホ、ロートレック、ゴーギャンらは
19世紀末、葛飾北斎をはじめとする浮世絵版画を見て多大な影響を受けました。
その後、世界的に高く評されるようになった
“東洋のダ・ヴィンチ”葛飾北斎の名作『冨嶽三十六景』46点と
『諸国瀧廻り』8点を、大英博物館をはじめ
世界有数の美術館所蔵の多数の版画原画像をもとに、
最新のデジタル印刷技術で拡大版と原寸版にリ・クリエイト。



実はあまりよく知らなかった北斎。
でも何処かで目に触れていた彼の作品たち。



こんなに沢山の作品があったとは…。
こんな色んな作風がある人だったとは…。
こんなに青を美しく描けるとは…。
こんなに日本の景色や文化を愛していたとは…。


また一つ素敵な事を刻む事ができました♪






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岡本太郎記念館

2013年01月27日 | 美術館や個展や写真展とか
現在の企画展は「太郎発掘」

消えたと思われていた幾つかの作品。
実は本人によって描きかえられていた。
それを当時の写真等から新たに描きおこし、
時を超えた作品を並べる、…といったもの。

 

赤い壁に目がチカチカ。
描きかえられた作品は
より力強く、よりグロテスクに、よりシンプルに
当初より分かりづらい感じになっている…とも言える。


そしてアトリエ。

   

庭には様々なオブジェ。





都会の一角にある摩訶不思議な空間でした。






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Holly Cole

2013年01月27日 | 音楽や舞台や告知とか


Holly Cole(vo)
Aaron Davis(p)
JJ Johnson(sax,fl,bcl)
George Koller(b)
Davide DiRenzo(ds)
Naofumi Takimoto(tb)
Taichiro Kawasaki(tp)


学生の頃
彼女のアルバムをよく聴いた。
なんかオシャレで
ベースとピアノとヴォーカルのみの
シンプルだけどかっこいいアレンジが素敵だった。
中低音のジャリっとした彼女の声が好きだった。


…あれから○○年。
変わらない声と円熟したサウンド。

ちょっとウットリしながら
歌い始めた頃を思い出す事ができた貴重な時間だった。
そして音楽の力の一つを改めて思い知った時間でもあった。






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新春ストレガ

2013年01月21日 | ライヴ・演奏とか
今夜は池下のBar.Stregaでライヴです。
大体隔月で演奏させていただいとります。

今年初という事もあってか、
今夜はほぼ満席な感じでございました。
ありがたい限りです。

いつも来てくれる方々や、
岳海さんの0ステージファンなお二人。
久しぶりに足を運んでくれたお友達…。

普段と違うのは
お客様方も我々も
ちょっと真面目気味だった事。
(ん?普通?)

まあ、要所要所くだない話もあったり、
ほっこりHappyなお知らせもあったり、
新春なのでシャンソンな曲もあったり…
最終的にはいつもの感じではありましたがね(笑)



演奏後の談笑も盛り上がりましたよ。
「波には乗る!」「波が来なかったらクロールで!」とか、
(分かりづらいけど)
なかなかいいお話もあったり…、
0時半くらいまで語りあってた白熱した夜でした。


皆さん、今宵もお付き合いありがとうございました。
次回は3月25日(月)でございまぁ~す!







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偲ぶ会な二日間

2013年01月20日 | 音楽や舞台や告知とか
『吉田通雄さんを偲ぶ会』が
数年前に閉めた‘Studio8’で19日と20日に行われました。

Jazzとお酒と海をこよなく愛した
通雄さんがこの世を去って2年。

縁のあった人たちがワイワイ集まって
お酒を呑みながらセッションをし、
生前の思い出話などをしていただけたら…、という
息子さんの秀和くんの提案です。

  

数年ぶりのStudio8は所々変わっていたものの、
やはり古巣に帰ってきたような懐かしさがありました。


愛大ジャズ研の各地に散った卒業生や
ジャズを志し、スタジオ8に通っていた方々、
通雄さんと8とジャズに魅せられたたくさんの人が
19日には60名程、20日には20名程集まり、
故人を偲びながら
昼間から夜遅くまで
セッションや談笑やお酒を楽しみました。

 

まるでタイムスリップしたような時間で
久しぶりに会う同時代を過ごした友人たちや
今まで会う機会のなかった諸先輩方や
噂に聞いた伝説の先輩方と
少々悪ノリしながらも
楽しくて仕方がない時間を過ごしました。
ホントめっちゃ楽しかった♪
お陰さまで呑み過ぎてしまいましたが…。


企画してくれた秀和くんや
長時間お手伝いしてくれていた皆さん、
色々尽力いただいた先輩方、
そして通雄さんに改めて感謝です。


繋がりの大切さを再認識した
思い出に残る二日間でした。







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映画『KOTOKO』

2013年01月14日 | 映画とか
監督・脚本:塚本晋也/音楽:Cocco『KOTOKO』

世界がふたつに見えてしまう女性・琴子。
繊細すぎる心を抱え、暴力のまん延する世界から
最愛の息子を守ろうとする。
“都市と人間”というテーマのなか、
生の生々しさを浮き彫りにしてきた塚本晋也が
Coccoの内面に焦点を当ててつくった作品。


まず言える事は…、
心地よさを覚える映画ではない、という事。
不快感を感じる大きな音や
ちょっと目を背けたくなる映像や
痛々しい色がこれでもかと連続する。

ただ息子を守りたいだけ。
細すぎる彼女の両腕では
今の世の中の恐怖は多すぎて重すぎる。
けれど小さい息子を守れるのは
彼女の細すぎる腕だけなのだ。

Coccoの浮世離れした‘ヤバイ’感が
怖いくらいハマっている。
彼女ってこんな人?と思ってしまうほどだ。

その妙な‘ヤバイ’感が
塚本監督と相通じて
二人にしかできない作品が生まれたのだろう。


自分に腕の中にすっぽり入っていた
か弱く小さな息子が
しっかり自分の足と意思で歩きながら
彼女の心を支え始めたラスト。
彼女はやっと恐怖の淵から出られたのだと思う。


救いようはある、そんな作品でした。






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吉良にて

2013年01月13日 | 呑みや食とか
吉良の“Jazz Club intelsat”へ。

久々の「ナタリー成田&TJオ-ルスターズ」の
楽しいステージを観ながら
いい感じにワインを1本あっと言う間に空ける私とR嬢。
(と、それを横目に注ぎ役のO氏)

新ネタや往年の名曲満載で素晴らしいですねぇ♪

そしてワインからシャンパンにボトルは変わり
(どんだけ呑む気だ…)
本日がバーステーなR嬢のお誕生会へ!!



おめでとう!

一緒に良い歳のとり方をして
一緒にいつまでも美味しいお酒を呑もうね♪

Happy Birthday

音楽にお酒にお誕生会、
なんて贅沢で楽しい夜なんだっ!






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浜松へ

2013年01月12日 | 呑みや食とか
浜松の音楽繋がりな新年会に参加してまいりました!

よぉ~く知っている人や
結構知ってる人、
ちょっとだけ知ってる人や
初めて会う人が集う中、
例の如く調子良く(調子に乗って?)
日本酒をいい感じで呑みましたわ♪

たくさん参加者がいらっしゃったので
全ての人々とお話はできませんでしたが
また新たなお知り合いができて
(くだらない話にお付き合い頂いて…)
とても楽しい新年会でございました。

電車の時間等々の為
早々に失礼しなければならなかったので
甚だ後ろ髪を引かれる思いではありましたが、
今年は大人な美和子ですので
気持ちを強く持って
(駅までの道のりは若干迷いましたが…)
余裕で電車に乗りましたのよ。


本日はお誘い頂き、誠にありがとうございました。
そして遊んでくれた皆さんにも感謝です。

また是非!!







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シャギーにて

2013年01月11日 | ライヴ・演奏とか
今夜は2013年お初のシャギーです。

スタート時は静かめだった店内も
徐々に賑やかになって参りまして、
新年会帰りの皆さんや
ホロ酔いの知人の方、
常連の方々や
4年ぶりにおいでになった方…。

そんなこんなで
今年も第二金曜のシャギーは
ピアノ&ベースのマニアックなDuoを中心に
(あれ?)
ひょいひょい呑みながら歌うボーカルを
ちょいちょい(?)加えながら
まったりとお届けしたいと思っております。

どうぞお気軽にいらしてくださいませ。
一緒に呑み(?)ましょう♪





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歌い始め

2013年01月10日 | ライヴ・演奏とか
2013年がスタートして10日経ちました。

そんな今夜はクレイジーでライヴ&セッション。
本年の歌い始めでございます。

学生さんたちの演奏の後に我々の出番。
今宵はギター&ベース+ヴォーカルのシンプルな構成。
若干混沌とした雰囲気の中、
熱くなり過ぎずしっとりと大人も醸し出しながら
2013年のライヴLifeが始まりました。


昨年と比べ
何かしら前進した
いい演奏ができるよう、
今年も自分らしくマイペースでやっていこうと思います。

どうぞ適度にお付き合いくださいませ♪







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映画『砂の女』

2013年01月07日 | 映画とか
監督:勅使河原宏/原作:安部公房『砂の女』

昆虫採集にやって来た男は砂の穴の中にある未亡人の家に泊めてもらった。
だが、そこから抜け出せなくなってしまう……。
抽象的な原作を映画化した作品で、
カンヌ映画祭審査員特別賞等を受賞している1964年の作品。


不条理な世界にたたき落とされた。
生物である「人間」が物体である「砂」に翻弄される。
怖い。

「順応」なのか「諦め」なのか「麻痺」なのか…。

静かなモノクロの画面に
かき乱されるインパクトのある音。
不安。

壊れかけた人の心と崩れ流れる砂。
岸田今日子の汚れた艶っぽさ。
耽美的。

「行き場」といより「生き場」を見つけたのか…?


心が彷徨ってしまうような作品でした。







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映画『情熱のピアニズム』

2013年01月03日 | 映画とか
監督・脚本:マイケル・ラドフォード『情熱のピアニズム』

1962年、南仏の音楽一家に生まれたミシェル・ペトルチアーニ。
4歳でピアニストになることを決意、13歳でプロデューを飾った。
しかし彼は生まれながらにして骨形成不全症という遺伝的障害を抱えていた。
ガラスのような骨によって歩くこともままならず、
成人しても身長は1メートルしかなかった。
そんな彼の短くも情熱的に人生を綴る。


演奏の場面が多くなかったのが少し残念ではあったが、
彼の生き急いだかのような人生と、
彼の人としての魅力や
彼が如何に愛されたいたか…が
強く伝わってきた作品だった。

「天才」という言葉は
あまりにも無責任で簡単過ぎて
その一言で誰かを表現する事は失礼な気がする。
そう言われる為に
どれほどの大変な努力と終わる事のない情熱をつぎ込んできたのだろう。
それができる事が一つの才能なのだろうが…。

骨が折れても弾きづづけるピアノ。
止まることのない好奇心。
愛してやまない沢山の女性たち。

生き急ぐというよりも
死に急いでいたかのような
ギュッと濃縮された人生だ。



余談ではありますが…、
私が初めて彼を知ったのは大学1年生の時。
擦り切れかけてちょっと伸び気味のビデオを先輩が見せてくれた。
それはMt.Fujiの“In A Sentimental Mood”
Jazzなんて全然知らなかったし
Jazzのピアニストの素晴らしさも全然分からなかった。
でもその力強いタッチとキレキレの音と
美しい旋律に心を奪われ、
なんだかジーンとしてしまい
何度も何度もそのビデオを観たものだった。

それからずっと彼は私の一番好きなピアニスト。






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新年

2013年01月01日 | 呑みや食とか
2013年がスタートしましたね。

今年の年明けも
毎度ながら
昨日から我が家で年越し宴会な感じ。

大晦日の夕方から
恒例の人々やお初な人々が
(総勢15名くらいかなぁ)
わらわら集い出し、
日本酒を呑みながら
あ~だこ~だ言いつつ
あれこれ食べつつ
へらへら笑いつつ
自由に寝つつ
飽きずにまた呑みつつ、
元旦を迎えたわけで…。




何はともあれ、
今年もよろしくお願い致します。

2013年が素敵な年になりますよう…。

ちなみに今年は
『同じ過ちをくりかえさない!(色んな意味で)』
で、いくつもりです(笑)








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