”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

金沢へ~従弟の結婚式~

2012年09月30日 | 旅(やや遠出)とか
7つ下の従弟の披露宴が金沢で行われる、と言う事で
母と叔母と3人で名古屋から‘しらさぎ’の乗って小旅行。

折しも大型台風が接近中。
我々が乗り込んだ列車以外は運休という綱渡りな状況。

…でも、まあ、なんとか無事に金沢到着!



そして親族1イケメンな従弟の晴れ姿を拝み

 

後はひたすら食べる!!食べる!!

   

 

金沢は魚もお肉も非常に美味い♪
…が、多い

お陰で宿泊先に着いたら(19時くらいだったかなぁ…)
朝が早かったせいもあり3人揃って…就寝


かくして、金沢の夜を何も知らない事と相成りました。
トホホ。


そうそう、金沢のお嫁入りには“花嫁のれん”という習慣があるそうです。
(以前昼ドラでもやってたね)
従弟のお嫁さんはこんな“花嫁のれん”でした。



粋な風習ですね。


何はともあれ、おめでとう!!







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映画『少年は残酷な弓を射る』

2012年09月18日 | 映画とか
監督:リン・ラムジー/脚本:リン・ラムジー,ローリー・スチュワート・キニア
『少年は残酷な弓を射る』

イギリスの女性作家に贈られるオレンジ賞を受章した
ライオネル・シュライバーの小説を映画化。
幼い頃から母親エバに懐くことはなく反抗を繰り返していく息子ケビン。
成長していくに従って反抗心はますます強くなり二人の溝は深くなる。
そして悲惨な事件が起こり…。


いたる場面や映像の端々に映し出される「赤」
その「赤」の持つ邪悪さや残酷さが目に焼きつく。
誰かの心の色なのだろうか…?

どの親子も互いに愛情を感じ合えるわけではない。
それでも愛したいし愛されたい。
けれどもすれ違い掛け違えた二人の距離と関係は
お互いを鋭利な刃物で傷つけたかのように冷やかな血を流す。

事件後も続くそれぞれの人生。
どう受け入れるか…。
どう生きていくか…。


そして…何が?何故?
…を残したままエンドロールに向かう。
原題「We need to talk about Kevin」
(私たちはケビンについて話す必要がある)
謎は観終わった者たちがしっかりと考えなければならないのだろう。


ケビンを演じた3人とエバを演じたティルダ・スウィントンがとにかく素晴らしい。
故にか…、映画館を出た時の足取りが重かった。




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多田誠司 東海一人旅

2012年09月17日 | ライヴ・演奏とか
今日は『多田誠司 東海一人旅 』at シャギー。

多田さんとは1年半ぶり2度目の共演。
そんな今宵のメンバーは
多田誠司(sax,fl)林祐市(pf)松浦直樹(b)野村陽三(dr)私(vo)

馴れないメンバーでちょっと緊張してしまう私なのですが…、
当然ながら何の問題もなくいい感じに軽くリハを済まし、



後は本番に臨むのみ!

折しも外は豪雨な気配。
そんな中、足をお運び頂いた方々に感謝感謝♪
う~ん、嵐を呼ぶ男だ、多田誠司(笑)


いつも思う事だが…、楽しい時間はあっという間。
多田さんの深く力強い音色と軽快で重厚なリズム、
そこにトリオ3人それぞれの個性豊かな色が曖昧合って
一期一会の素敵な時間。

今日がお誕生日の女性がいたり、
昨夜多田さんと一緒だったミュージシャンもいらしたり、
カウンター列の面子が妙に濃かったり…。

いやはや、やっぱりライヴは楽しいねぇ。

演奏後は色んな人たちとお酒を片手に歓談&雑談。

気がつけば、外の雨はあがっていた。



多田さんもMCで話してらしたが…、
1度目シャギーでご一緒したのは震災当日の3・11。
あの時期は演奏者のあり方等も問われたりしていた。
「それでも自分たちは演奏する事しかできない」
短い言葉だったけどとても深く心に残った。

その日に纏わる色んな事。
忘れてはいけない、と改めて思った日でもあった。





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gamiさん at シャギー

2012年09月14日 | ライヴ・演奏とか
今夜はシャギーで“gamiさん”
(藤井学dr 中神国仁b 佐藤正道pf 山麓園太郎g )の2ndライヴ。



私は一応ゲストって事で
ちょっとだけ歌わせて頂きました♪

シャギーには珍しく、
スタンダードなjazzは極少な選曲で
(全てリーダーセレクトです)
うるさくない程度な賑やかさと大人な雰囲気でございます。

出番の少なめな私は、
今宵キープしたNewボトルや美味しいお酒をしれっと呑みつつ



顔馴染みな人々との団欒も楽しみつつ…な時間でございました♪


さて、次回のライヴはいつになるんでしょうねぇ~。
藤井さん曰く
「年明けには来れるじゃなぁ~」だそうなので、
2013年頭らへんに乞うご期待!!





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ライヴのご案内

2012年09月13日 | 音楽や舞台や告知とか
昼間はまだまだ日差しが強くて暑いですが
朝夕はすっかり秋の気候になってきましたねぇ。

そんな秋の夜長を音楽と共に…。


9/14(fri)
豊橋グリーンホテル4F ラウンジシャギー  
『gamiさん 2ndライヴ』
20時半Start  1800円

藤井学(dr)中神国仁(b)佐藤正道(pf)山麓園太郎(g)
ゲスト 美和子(vo)

※正規メンバーに藤井学を迎え
 リーダー中神氏の独断で曲がセレクトされるバンド“gamiさん”
 2度目のライヴは前回よりも少し大人にお届けいたします。
 


9/17(mon祝)
豊橋グリーンホテル4F ラウンジシャギー  
『SEIJI TADA  TOKAI PETIT TOUR』
19時Open 20時Start 前売り3000円 当日3500円



多田誠司
(sax,fl)
林祐市(pf) 松浦直樹(b) 野村陽三(dr) 美和子(vo)

※多田誠司さんの東海一人旅、豊橋編にご一緒させていただきます♪
 強力なトリオと共に一夜限りの熱い夜を…。
 楽しくなる事間違いなしです!



皆様のお越しを心よりお待ちしております





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ツタンカーメン展

2012年09月11日 | 美術館や個展や写真展とか
激混みとの評判が高い『ツタンカーメン展』に行ってきました。



…確かに人だらけ


超有名な「ツタンカーメンの黄金のマスク」や
ミイラは来ていないので展示されていませんが
「ツタンカーメンの棺型カノポス容器」があります。

 

あまりにも人が多くて
観たい物をゆっくりは見られませんでしたが…、
その昔の技術や産物で
あのような素晴らしい物が作られていた事や
王制を引いた時代背景、
その中の豪華さと悲劇をほんの少し垣間見た気がしました。



「ツタンカーメンってイケメンねぇ~!」と
盛り上がるおば様方を横目にしつつ、
計り知れないロマンとミステリーにクラクラしてしまった私です。





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東京JAZZ

2012年09月09日 | 音楽や舞台や告知とか
まだまだ暑いっすねぇ~
そんな中、国際フォーラムへ行ってきました!

私のお目当てはエスペランサちゃん♪



カワイイ!軽快!カッコイイ!新たな風だ!!


そしてカシオペア3rd。



驚く程の盛り上がり。
会場の大半が立ちあがって手を挙げてノリノリです。

最後はボブ・ジェームス・クインテット
featuring スティーヴ・ガッド、ウィル・リー、デイヴ・マクマレイ、ペリー・ヒューズ
Very Special Guest 松田聖子



いやぁ~、さすがです!
個人的には聖子ちゃんの往年の名曲を
世界のジャズメンを従えて聴いてみたかったなぁ。


一晩に3組の演奏を一気に聴くというのは非常に贅沢でかなり満腹♪
ひゃっひゃっひゃ!






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ドビュッシー-音楽と美術 展

2012年09月08日 | 美術館や個展や写真展とか
この美術館はどちらかといえば所蔵作品中心の展示が主ですが、
フランス・パリのオルセー美術館
オランジュリー美術館と提携しての大掛かりな企画展らしいです。



「ドビュッシー展」といっても
もちろんドビッシーが描いた作品があるはずもなく
(当たり前ですが)
彼が所蔵していた品々や
同時代のパリに生きた画家たちの作品を幅広く紹介していました。

  

ドビュッシーと直接交流のあった画家や彫刻家たちの作品もあれば、
直接的には関係はなくとも世紀末芸術を語る上で
重要な作品も出品されていました。
また、当時のパリを席巻し
ドビュッシーも大きな影響を受けた
「アールヌーヴォーとジャポニスム」にもフォーカスされています。

つまりこの展覧会はドビュッシーを軸として、
19世紀末パリの知的・文化的空気そのものを再現した展覧会なのです。

  

視覚から感覚に訴える絵画、聴覚から感覚に訴える音楽。

音楽家も画家や作家などジャンルの違う藝術家との交流を通じて、
互いに刺激し合い作品制作をしていたのですね





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小曽根真トリオ

2012年09月05日 | 音楽や舞台や告知とか
今夜は4人で小曽根真トリオ観賞です♪



女性客多し!

音へのこだわりがメチャクチャ強いらしく、
ピアノは持ち込みっぽかったし
1曲目が始まってすぐに「音が回る!」と言って曲を止めるし。
(PAの人は冷や汗もんだったことでしょうねぇ)

でも確かに音がクリアで深く、
うっとりするくらい素晴らしい音だった。


響きの余韻に浸りながら会場を後にした夜でした。





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映画『最強の二人 Intouchables』

2012年09月04日 | 映画とか
監督・脚本:エリック・トレダノ,オリビエ・ナカシュ『最強の二人』

車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が
垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディー。
2011年第24回東京国際映画祭で
東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞。


泣ける感動作!…という作品ではない。
ドラマチックな展開もない。
そして偽善の匂いもない。

フランス映画っぽいカラッとしたストーリー展開と
フランス映画っぽくないシンプルな内容。
シリアスとコメディーが
絶妙なバランスとタイミングで組み合わさっているのは
フランス気質なのだろうか?

全てにおいて真逆な二人。
まるで接点がないのだ。
それでも一緒にいて居心地がいい。
そこが一番大事。


主役二人の優しい眼差しに
こちらまで暖かい気持ちになれる、
静かにじわ~っと感動できる作品でした。


しかしまあ、邦題のセンスのなさと言ったら…。
“Intouchables”を直訳すると
“触れあわないふたり”みたいな感じらしいけど…。





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映画『Virginia』

2012年09月03日 | 映画とか
監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ『Virginia』

巨匠フランシス・フォード・コッポラが監督を務めた
ゴシックミステリー。
エドガー・アラン・ポーの小説を題材に、
ある殺人事件に熱中する不調の小説家が
現実と夢を行き来するようになる様子を映し出す謎が謎を呼ぶ物語。


コッポラの描くミステリーって事で
重厚でかなり捻りがあるのでは…と、ちょっと期待。

スクリーンの色彩が
時代背景を幻想的かつ怪しげに魅せ、
トム・ウェイツのナレーションが哀愁を誘う。

期待し過ぎてたせいなのか…、何かしらの退屈感は否めない。
古臭い雰囲気や作り方は意図的なものだろうか?

実在したポーやその幼妻、
死んだ二人の少女
書き留める言葉と書き下ろす文章。
現在と過去と夢、
そして現実と小説と幻想。

全てが入り混じって交錯していく。


スッキリはしないが
何かに後ろ髪を引かれるような、
何かが胸につっかえているような…、
そんな深い霧に迷いこんだような作品だった。






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