キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

府中市美術館

2017-05-06 00:04:47 | Weblog
  今日は、「子供の日」だ。子供は、未来の宝。「日本を、担う、大切な存」である。健やかに、成長して欲しい!!と思う。

  今日は、久しぶりに、「府中美術館」まで、行ってきた。浮世絵の、「歌川国芳」の、展覧会が、7日まで、開催しているとのことである。彼の、浮世絵は、まだ、詳しく、見た事が、なかったので、行くことにした。この美術館は、「府中の森芸術劇場」の奥に、位置する。この美術館まで、少し、野原が、続く。子供達が、元気に、遊んでいる声と、新緑の木々を、眺めながら、歩くのは、気持ちが、良い!!

  国芳の展覧会は、大変、込んでいて、入場制限が、出るほどだった。参考の為にと、「ガイドブック」を、購入した。

特徴を、順に、述べたい。

  ①新しい美の価値となる、「凄み」を、浮世絵で、あらわしている。

  ②中国の長編小説の「水滸伝」で、この凄みを、表現している。「役者絵」を、描いているが、作品の「魚の心」では、魚をの顔を、役者の絵に、したてている。非常に、ユーモラスである。

  ③江戸の様子が、わかる風景画を、えがいている。「東都名所  霞ヶ関」、西洋画のような、アングルで、浮世絵を、描いている。

  ④子供の可愛らしさを、表現している。「子供遊び五節供之うち」や、「子供緒礼躾などの、浮世絵に、見られる。


  ④笑いの愛蔵版    彼の作品には、美やアイデアや、技術力の上に、「笑いの魅力」もある。「動物達の雨宿り」は、大変面白い!!



  ⑤西洋画の異境 「 中国の親孝行を、描いた、説話集」から、題材を、使用している。


  ⑥綺麗で、可愛いものへの、復権    滝沢 馬琴の小説「南総里美八犬伝」を、題材にした、浮世絵が、ある。

  ⑦猫が、むせぶ  国芳と現代人の心     国芳は、猫を、飼っていて彼自身も、大変に、猫好きだったようである。「猫もくわない」という、浮世絵は、大変、面白い!!また、「猫と遊ぶ娘」という、浮世絵も、良いと思った。



  今日の写真は、わが家の、玄関の右側の、「つつじの花」である。今年も。綺麗な花を、咲かせてくれた。