キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

目黒雅叙園での、和のキルト展

2014-07-20 09:35:22 | Weblog
 昨日は、目黒まで、「和のキルト展」に、行ってきた。以前から、開催されているのは、知っていたが、やっと、行く機会を、得た。

この場所は、友人が、結婚式を、挙げた場所でもあり、他の友人達と、忘年会を、楽しんだ場所でもある。その、忘年会を、楽しんだ場所は、夏向きのインテリアに、代わり、歌と食事が、楽しめる場所に、変わっていた。かなり、急な坂を、降りたところに、雅叙園は、ある。帰りの目黒駅までの距離が、のぼり坂なので、運動!!になる。体力が、落ちているので、体には、こたえる。

意外だったのは、入り口に、優秀作品が、展示されている事だった。入場券を、購入して、中にはいる。相変わらず、百段階段は、きつい。昔の、この屋敷の使用人達は、階段の昇り降りだけでも、ダイエットになった!!のだと、想いを、はせながら、見学した。

著名なキルターの方達のほかに、お亡くなりに方の、和のキルトの素晴らしい作品が、あった。解説では、彼女は、1日の大半を、キルト制作に、費やしたようである。
全体的に、和のキルトでは、上に、美しい、ミシンキルティングが、施されている、作品も多かった。

  あと、特に、印象に、残っている、作品は、いつもは、ポップな作品を、作っていて、本も、出版されている方の「和のキルト」が、あったことだ。透ける生地に、着色して、一段と個性的な、「和のキルト」に、なっている。

また、共同制作した、「日本の四季」のグループキルトと、最上階のお部屋では、500点もの、「和の華」のミニキルトの、展示が、あった。
 2メートル以上のキルトの展示に、木製の枠を使用して、雅叙園の部屋の雰囲気に、相応しいと、思った。


 今日の写真は、アイルランドの、ベルフォードの市庁舎に飾られていた、キルターの作品である。無彩色だが、作者の伸びやかな個性が、感じられて、このキルトを、私は、好きである。

6回目のシューベルト講座

2014-07-13 22:43:24 | Weblog
 
早、7月も半ばとなった。パソコンが、突然、故障して、又、その他の用事もあり、直すのに、時間を、要した。普段、さほど、必要性がないと、思っていたが、やはり、使えなくなると、不便だ。

先日の土曜日には、6回目のシューベルトの講座に、行ってきた。あと、9月に2回を、残すのみとなった。当日は、「交響曲」が、テーマだった。講師の方が、音楽の専門書では、500部以上、売れないと、日本では、出版されないが、欧米では、研究に補助金が、出るという。その点に関しては、研究に対する、応援体制が、欲しいところであると、強く感じた。

今回の講座、「「シューベルトの交響曲」についてだった。幾つかの交饗曲のついて、あげたい。

 ①第交響曲

彼が、なんと、16才の時の交響曲である。この作品の発表前に、オペラの作曲に、着手して、かなり、作曲の力を、養成していたという。

 ②交響曲第2番

この曲は、コンビクト(寄宿舎学校)で、演奏されたほか、お金持ちの邸宅でも、実演された。モーツァルトとの、関連が、みられる作品である。

 ③交響曲第3番
 
第4楽章に、ロッシーニとの影響がある。

 ④交響曲第4番

未完成を、除いて、唯一の短調の作品である。第4楽章に、べートーべンの影響が、みられる。シューベルトの序曲には、オペラの影響が、あり、美しいテーマが、繰り返し用いられて、並行移動の
転調が、多いという。

 ⑤ 交響曲第5番

この交響曲は、モーツァルトの影響が、大きい。

 ⑥交響曲第6番

ロッシーニと、モーッアルトの、影響が、みられる。

 ⑦交響曲第8番

 シューベルトが、作曲した最後の交響曲である。この作曲の時期に、シューベルトは、ウィーン学友協会の役職にあった。この作品では、3本の、トロンボーンが、用いられている。この作品を、聴いた。シューベルトの交響曲の最高の作品であるという。第1楽章のホルンの響きが、良い!後の作曲家のブラームスにも、影響を、与えた。第4楽章に、ベートーベンの影響が、みられる。


 シューベルトは、実の兄が、彼の楽譜を、丁重に、保管していた。未完成の曲も、あるが、彼は、作曲の多様な分野で、活躍を、していた。

  今日の、写真は、「東海道53次の内」川崎である。この絵の主人公は、藩の浪人で、剣の達人でもあった。当時の東海道の雰囲気が、感じられて、面白い。当時の川崎は、背景の旅籠で、一休みして、「川崎詣で」に、でかける、人々で、賑わった。