キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

一段と、暖かい日

2015-02-23 16:04:48 | Weblog
 雨の日のあと、一段と、暖かい日と、なっている。わが家の西側の梅も、50個以上の、花が、咲いて、春の訪れを、知らせてくれる。

昨年の今頃と、同じ様に、また、歯の、治療に、通っている。歯も眼も、大変、大事なところだが、一段と、健康に、注意しなければ、と思っている。このところ、平均寿命より、若い方が、亡くなるケースが、続いている。このくらいの年になると、いつ、突発的なことが、おきて、な
かなか、予定通りには、行動できないことが、多い。。残念ながら、仕方のないことである。

ところで、「脳 」に、関する本を、読んでみた。以前から、本屋さんで、良く見かけた本だが、その本よりは、読みやすそうで、実技も、載っていたので、役にたつかと、思って、手にいれた。著者は、「脳番地」という、概念を、提唱している。
「脳の鍛え方」に、ついての本である。

 すでに、中高年真っ盛りの、私からすると、嬉しいことが、沢山書かれている。
以下記憶に残って箇所のみ、述べてみる。

 ①人間の中で、一番長生きなのは、「脳」である。「脳」は。8箇所の「脳番地」が、存在するという。「思考系」と「感情系」の、脳番地が、重要な役割を、持つようだ。他に、「運動系」や「視覚系」や、「伝達系」や「理解系」や、「聴覚系」や「記憶系」の、「脳番地」が、存在する。


 ②「脳」は、何歳になっても、「成長」するようだ。著者の臨床経験から、患者のMRI画像で、新たな挑戦した行為により、脳は、変化して、成長するという。

 ③明確な意思をもって、行動すると、「新しい脳番地が、開発」されるようだ。80歳以上の超高齢者の実例を、著者は、述べている。経済評論家や俳人や陸上選手などである。

 ④生活パターンでマンネリ化に、陥らないようにして、「未知な世界への、好奇心や、興味」により、脳は、成長する。

この本の、末尾に、「悩み別トレーニング」が、掲載されている。運動を、取り入れた、トレーニングが、良いようだ。まずは、体を、動かし、歩く事が、良いようだ。


 ⑤自分の脳は、「自分の人生で、作り上げてきた、自分だけの脳」である。「脳」に、定年はない!!目標に向かって邁進するのが、良い!!ようだ。残りの大切な時間を、今後も、大切に、過ごしたい!!


  今日の写真は、昔創った、ぬいぐるみである。今、神奈川で、震度3の地震が、あった。本当にいつ、なにが、おこるかは、分からない。

    

郷さくら美術館東京

2015-02-18 13:35:51 | Weblog
 今日は、雨交じりの、寒い1日である。川側の赤い梅の木も、つぼみが、かなり、ほころんで、16個もどの花を、つけている。今日は、雨の一日で、NHKの参議院の国会中継を、聴きながら、今後の日本は、どうなっていくのかと、思いながら、時間を、過ごしている。

   すくなくとも、東京オリンピックの頃には、どうなっていくのか、非常に、関心がある。

    ところで、先日、東横線中目黒の駅から、歩いて、5分の場所にある、美術館を、訪れた。同じ系統の美術館が、福島県郡山にも、ある。東京のこの美術館は、「春の櫻並木で有名な、目黒川」の近くにあり、日本画専門の美術館である。170数名の昭和の、日本画家

達の、作品が、展示されている。50号以上の大きな作品が、多い。館内では、作品を、解説した、ヘッドホーンを、無料で、貸して頂き、楽しんで鑑賞できた。

 特に、良かった作品は、富士山の絵や、櫻の絵や、新年に、真剣に、弓を引く、若い女性である。

こじんまりとした、美術館であるが、交通の便もよく、アクセスし易い美術館である。

  今日の写真は、美術館の入り口に、掲示されていた。

町田市立国際版画美術館と、友人の家への、訪問  

2015-02-11 13:08:22 | Weblog
   

 先日、かねてから、一度は、行きたいと思っていた、版画専門の、美術館に、行ってきた。世界でも、数少ない、版画専門の美術館との事である。所蔵作品は、2万4千点を、超えるという。近くに、散策を楽しめる大きな公園が、あり、暖かくなり、花と、緑が豊かになった頃には、楽しめそうだ!!

町田市には、高校時代の、友人と、大学時代の、友人がいる。

  小田急町田駅から、急な坂道を、降りて、ゆっくり、歩くと、20分あまりかかった。日本の浮世絵版画と、西洋版画が、展示されていた。

  特別展示として、「月丘芳年」の、「妖怪ものの版画」が、記憶に、残った。初めて見る作品ばかりなので、とても、面白しろかった。ほかの、版画作品で、特に、印象に残った作品は、「調布里の月」という、作品だった。和歌の歌枕の、六玉川にかけて、地元の多摩川で、月

の明かりのもと、布を、川に晒して、柔らかにしている、労働の作業する人々を、美しく描いている。


   売店コーナーでは、一般の美術館展より、安価な値段で、絵葉書が、売られていたのが、嬉しかった。


 後に、駅近くのマンションに、住んでいる、友人宅を、訪問した。シンプルで、最低必要なものだけで、暮らしている、ライフスタイルを、実践している姿に、刺激を、受けて、私も、ゆっくりと、少しずつ、いらないものを、整理しようと、思って帰途についた。今まで訪問したお宅で、

一番、物が少ない!!

6回目の色で読み解く絵画の歴史 ②

2015-02-08 09:26:58 | Weblog
 2月に、入って早、1週間たった。西の川側にある、梅の木が、つぼみから、7輪ほどの、花を、つけた。寒くても、確実に、春の兆しが、嬉しい!!


さて、前回の残りの部分を、述べたい。

 カンデンスキーからである。彼は、外見に、とらわれないで、作者の内面や、感情を、表現する、「ドイツ表現主義」の画家だった。同じ画風の仲間として、マルク、クレー、ミュンターなどの画家がいた。彼らは、対象を、色彩によって、表現しようとした。結果として「、色彩と音楽との共感覚」による、形から離れた、非対称の純粋な、抽象絵画が、誕生した。

  彼の画風の特徴は、以下である。


  ①色彩が、美しい、モスクワでの、体験が、影響している。


  ②形の内容より、色彩が、魅力的である。


  ③色彩により、「魂の表現」を、試みた。


  ④「色彩の奥行き」を、表現しようとした。  


  ⑥抽象表現を、創るには、3段階の過程がある。


     ●印象
     ●即興
     ●コンポジションである。

最後に、モンドリアンに、うつる。

 モンドリアンは、「野獣派」や「立体派」の作品の後に、「形と色」を、追求した。「三原色と無彩色」による、垂直線と、水平線の、矩形を、形の基本とした。

モンドリアンの特徴は、以下である。

  ①「神智学」の、影響がある。「ルドルフ・シュタイナー」の影響を、受けており、形や色は、画家自身の心理の発露や、霊的体験の表現であると、考えた。

  ②具象物を、線と、抑制した色で、表現する。

③3原色と、無彩色にこそ、「宇宙の定理」があると、主張した。

  ④「ブギブギ」の影響で、明るく、リズム感に満ちた作品を、創った。


  モンドリアンの絵画は、彼自身の内面から、表出した、抽象表現のようである。


  今日の写真は、以前、行った、新宿のある会社のショールームでの、オーロラ展で、展示されていた宇宙服である。オーロラの写真は、大変美しかった。

  

6回目の、「色で読みとく名画の歴史」の講座 ① 

2015-02-05 09:19:29 | Weblog
  今日は、天気が、悪い!!午後から、関東地方も、大雪との情報。午前中に、必要な食料品の買い物に、行く予定である。

  あと、3月の、2回と、残り少なくなってきた。ところで、受講者の方が、「講師の先生と、体験する、川村記念美術館体験ツァー」を、企画なさって頂いた。1度訪れた場所ではあるが、15日とのことで、出かけていこうと思う。

昨日は、野獣派と、立体派と色彩抽象」の、ジャンルだった。フォービズムとしての、野獣派は、マチスに、代表される。「三次元の空間」を、否定して、色彩を、デッサンや構図から、独立して、色彩を、自由に使うべきと、主張した。

 マチスの特徴として、以下である。

 ①最終的に印象主義や新印象主義を、経て、野獣派に、到達した。日本の縮緬絵や、オリエントの絵画や模様に、影響された、作品を、描いた。

 ②感情を、色にのせて、描いた。

 ③遠近法を、使わずに、線や色や色価や構図により、2次元の世界を、表現した。

 ④セザンヌの影響を、受けた形と、整理された、色により、絵画」を、描いた。

 ⑤音楽との、「共感覚」を、持っていた。彼は、バイオリンを、弾いていたので、形と色のなかに、リズムを、感じていた。

 ⑥晩年には、「切り絵」の制作した。輪郭線を、描いてから、中に、色の断片を、置いていく。

  次は、ピカソである。ピカソは、多くの、女性関係や、作風や色彩の変化でも、知られる。作品は、見たとおりではなく、思ったとおりに、描いたという。非常に、デッサンの、上手な画家である。。最終的には、立体は(キュビニュズム)と、」作品は、変化していった。キュビニズムの特徴は、以下である。

 ①「かたち」を、複眼的視点で、捉えた。

 ②「「球や、円錐や円筒」に、解体後に、その後に、再構成した。

 ③「かたち」を、幾何学的、抽象的に、解体した。

ピカソの、絵画の変遷は、どうだったのか?

  ①キュビズム以前
  「青の時代」で、人生の孤独や悲しみを、描いた。

  ②「ピンクの時代」で、恋人の影響で、明るい絵を、描いた。

  ③分析的キュビニズム」の時代であり、色は、無彩色に、なっていった。
  
  ④ロココ的キュビニズムの時代では、緑を、中心に、色彩が、復活した。

  ⑤シュレアリスムの時代では、極端な形のデフォルメと、豊かな色彩の時代だった。


 今日の写真は、先日のキルト博での、写真である。会場が、ふだんは、野球場として、使用しているので、展示会場や、お店までの、階段の登り、折が、年々、きつくなる。



今日は、節分 

2015-02-03 08:48:24 | Weblog
  今日は、節分である。思いだしてみると、子ども達が、小さい頃、普通の豆は、家の中が、汚れるので、落花生を、撒いた記憶がある。それと、りんごを、頂いた時に、林檎の箱の中の、もみがらを、子ども達が、撒いて遊び、掃除するのに、苦労!!した思い出がある。林檎

の箱は、家にみたてて、遊んだ。今は、子ども達が、親になり、子育てに、奮闘していることだと思う。

ところで、先日の日曜日に、夫と供に、日経ホールの、「2014年ヤマハエレクトーンコンクールのファイナル」に、行ってきた。ヤマハは、若い頃の就職先でもあり、合歓の里や、浜松の楽器工場見学など、濃密な思い出がある。エレクトーンも、社割りで、買って、習った。、久しぶりで

あるが、興味をもって、若い人達の演奏を、楽しんだ。


ファイナルなので、5人の演奏を、聴いた。5人の審査員のなかには、昔エレクトーンプレーヤーだった方も、いらした。演奏に関しては、出場者のオリジナル演奏や、クラッシクの編曲などがあり、大変面白かった!!ただ、この編曲は、かなり、大胆であると思った!!エレクトーンの楽器自体も、変化しており、より多彩な音が、

出るようになって、まさに、「オーケストラ効果」があるのが、魅力である。

私が、一番注目した演奏者は、16才の、インドネシア出身の、方だった。自分のオリジナル曲では、バリの音楽や、アイルランド音楽の影響を受けている。日本語での語りや、みぶりまでに、気を、使って、完璧!!だと、思った。

結果は、1位なしの、2位だった。他の日本人の演奏者でも、ガーシュインの音楽を、弾いた方も、いて、大変面白かった!!

彼らも、人によると、3歳、4歳頃から、楽器のレッスンが、始まり、まさに、音楽の分野でも、「始める時期と、良い指導者との出会い」が、大切であると思った。




 今日の写真は、東京ドームでのキルトの部屋である。生活の中で、使って楽しんでこそに、キルトの価値があると思う。

今日から2月  読書の大切さ

2015-02-01 09:45:56 | Weblog
  年が明けて、今日から2月となった。我が家の小さな庭にも、可愛いめじろが、訪れて、心を、癒してくれる。

  もう1ヶ月たって、友人から、薦められた本や、自分自身が、興味を、持って、読んだ本など、この1ヶ月3冊ほど、読んだ。読みかけの本が、2冊ほどある。その2冊は、是非、読みたい。ただ、読んだだけでは、単なる「自己満足」に、陥る。批判的な、観点から、読み、その

内容を、自分自身で、咀嚼して、どのように、自分自身の生活に、反映する視点が、大切だと、思う。


読書の大切さを、あらためて、知る本に出会った。ビジネスマンに、歌舞伎を、薦める本と、本を、一度に10冊読むことを、薦める本である。この本は、同じ作者である。最初に、あげた本は、私が、個人的に、浮世絵や、歌舞伎や、色のなかの、特に日本の色に、大変興味が


あるので、読みたいと、思った。あとの本は、友人から、薦められた本である。

  以上の点からも、「読書の重要性」は、理解していたが、「脳科学の観点」から、もっと、大切なことが、あるようだ。この点が、子どもの教育に大変大事だが、文字を、読んでいる時の脳回路は、「文字処理の専門回路」が、あって、文字の識字訓練を、幼い時から、やってい


ると、脳回路の開拓になるという。この文字識字能力は、顔や日常の用具や、建築物の認識や、左右対称など、文字以外の正確な視覚対象の識別に、役立つという。育児中の親は、子どもを、「読書好きな子ども」に、して欲しいと、思った。


  今日の写真は、数年前に創った、夜景の布を、使用して、アレンジしたキルトである。