キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

浮世絵展

2010-10-18 10:43:13 | Weblog
昨日、友人から頂いた券を使って、平木浮世絵財団の、展覧会に行ってきた。ララポート内の小さい、こじんまりとした会場だったが、人が少なく、静かにゆっくり、鑑賞することができた。日本の英雄を描いた作品が、主なテーマだった。販売品として、北斎漫画や江戸の地図や東海道案内図などが、あった。
 出口のところで、1枚の絵葉書を、購入した。月岡芳年の、「風俗三十二相 うるささう 寛政年間虜女之風俗」である。彼は、幕末から、明治への激動期に生きた、版画家だった。歌川国芳の、門下生だった。師匠の「武者絵」を、敬称しながらも、「歴史画」を、発展させた。彼の「歴史画」は、多くの追随を輩出したが、彼の画風は、明治20年(1887年)前後には、江戸回顧の風潮に伴って、美人画などに、画風が戻っていった。この写真の作品も、その時期のものといえる。
 彼は、1892年に、亡くなったが、その時期をもって、日本美術史上、「浮世絵の終焉」とされている。
今日の写真は、女性と可愛らしい猫の版画である。女性の着物や髪形も、美しい。、

モロッコの思い出キルト

2010-10-14 18:43:24 | Weblog
10月も、早半ばとなった。今年は、紅葉が遅いのか、よく情報を、確かめて、でかけなければと、思っている。また、夕方で暗くなる時間も、かなり早くなった。1日が、あっという間に過ぎていく!先日は、日本橋三越での「和のキルト展」に、珍しく、夫と供に、出掛けてきた。リバシブルの作品や、着物の布の上に、装飾した方の作品もあって、斬新な印象を、受けた。また、知っている方の作品が、3点あり、力作揃いだったと、思った。
 さて、このところ、チリでの落盤事故に、遭遇した人達の、全員が、無事生還と出来たことが、大きな話題となっている。どんな、困難な苦境の中からも、沈着冷静な行動で、最後まで、諦めない気持ちが、大変重要だと、今回の事件は、教えてくれていると思う。
 今年も、あと、2ヶ月余り。また、11月には、誕生日を迎える。1日1日を、大切に、過ごしていきたい。
今日の写真は、今年2月に行った、「モロッコの思い出キルト」である。この国は、大変変化に富んだ国であり、建物のイスラム文様が、大変、美しかった!!