昨日、友人から頂いた券を使って、平木浮世絵財団の、展覧会に行ってきた。ララポート内の小さい、こじんまりとした会場だったが、人が少なく、静かにゆっくり、鑑賞することができた。日本の英雄を描いた作品が、主なテーマだった。販売品として、北斎漫画や江戸の地図や東海道案内図などが、あった。
出口のところで、1枚の絵葉書を、購入した。月岡芳年の、「風俗三十二相 うるささう 寛政年間虜女之風俗」である。彼は、幕末から、明治への激動期に生きた、版画家だった。歌川国芳の、門下生だった。師匠の「武者絵」を、敬称しながらも、「歴史画」を、発展させた。彼の「歴史画」は、多くの追随を輩出したが、彼の画風は、明治20年(1887年)前後には、江戸回顧の風潮に伴って、美人画などに、画風が戻っていった。この写真の作品も、その時期のものといえる。
彼は、1892年に、亡くなったが、その時期をもって、日本美術史上、「浮世絵の終焉」とされている。
今日の写真は、女性と可愛らしい猫の版画である。女性の着物や髪形も、美しい。、
出口のところで、1枚の絵葉書を、購入した。月岡芳年の、「風俗三十二相 うるささう 寛政年間虜女之風俗」である。彼は、幕末から、明治への激動期に生きた、版画家だった。歌川国芳の、門下生だった。師匠の「武者絵」を、敬称しながらも、「歴史画」を、発展させた。彼の「歴史画」は、多くの追随を輩出したが、彼の画風は、明治20年(1887年)前後には、江戸回顧の風潮に伴って、美人画などに、画風が戻っていった。この写真の作品も、その時期のものといえる。
彼は、1892年に、亡くなったが、その時期をもって、日本美術史上、「浮世絵の終焉」とされている。
今日の写真は、女性と可愛らしい猫の版画である。女性の着物や髪形も、美しい。、