キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

  参議院での安保法審議

2015-07-29 11:34:46 | Weblog
  今日も、時間が許す限り、テレビ中継を、見ている。与党と他党とのやりとり」を、観ていると、ますます、心配!!に、なってきた。「戦争」に、巻き込まれる可能性が、高まるのでは、ないかと思う。「秘密保護法」やテレビでの、この法案の、この幼稚な説明で、ますます、国民は、心配になってくる。衆議院での、採決への、強引な通し方も、気になる。

「平和を守るための法案」だというけれど、実際に、どうなるのか?「少子高齢化」の今後、自衛隊員が不足して、一般市民まで、「軍隊」として、召集するのでは、ないか?どうどうと、「憲法改正」してから、この法案審議して、欲しい。
聴けば聴くほど、不安になっていく。

 今日の写真は、「八甲田山」の頂上の、案内図である。ここを、歩くのも、楽しいかもしれない。熊が、出没するのか?鈴が、売店で、売られていた。

 

参議院での、安保法案審議

2015-07-26 22:21:56 | Weblog
 相変わらず、暑い日が、継続している。この国は、どこへ向かうのか??子ど達や、孫達の世代が、心配だ。世の中、必ずしも、「正義」のとおりに、動くのでは、ないと、分かっていても、再び、平和な時代でいられるか?心配になってきた。この法案は、憲法違反であり、資金だけでなく、兵力や、人命が、危険に晒される可能性が、高まるのでは、ないか?普通に、安全に。暮らしたいのに、ささやかな望みも、奪われるのか?私は、戦後の「団塊の世代」で、戦後生まれである。父母たちは、「防空壕」の中で、過ごしたこともある、戦争で苦労した、世代だった。
  それにしても、毎日暑い!!思考能力も低下して、用事を、忘れてしまうことが、しばしば、ある。あと、2ヶ月あまり、涼しくなるまで、乗り切りたい!!「法案」の審議状況を、見守りたい!「無関心」が、一番、無責任のだから。国会審議が、これから。放映する。家事をしながら、放映の内容を、見ることにした。



 今日の写真は、半年前から、ためていた、「レッドワークの刺繍」を、1枚のキルトに、まとめた。暑いので、次は、夏向きの涼しげなキルトを、創りたいと、思っている。

日本のゆくえ

2015-07-19 09:01:03 | Weblog
  今日は、ひさしぶりの晴天である。このまま、梅雨明けとなるのか。朝から、居間では、29・8度。すでに、暑い!!


  このところの、政治の流れに、大変、不安になってきた。戦後、今まで、何とか、「平和」を、保ってきた、日本だが、言うべき時には、言わなければならない。本当に、「国民のための政治に、なって、行くのか?」子ども達、孫達の世界には、どうなっていくのか?「無関心」が、一番いけない。

「安保法」や、「新国立競技場の問題」など、不安な点が、一杯でてきた。前者は、国民の命の、問題、後者は、巨額な、税金の問題。今の日本選挙制度には、問題が、ある。「民意」が、正しく、反映されていない!!戦前のような、戦争に、突入した、時代が、こなければ、良いが。

 亡くなった母から、戦争中、北海道での防空壕に、入った話や、国の、子どもの「「産めや増やせの政策」などの、話を、聴いてきた。無条件に「戦争は、いけない」と、思う。


 「秘密保護法」や、「安保法」への、対応を、みていると、どうなのか?心配になっていく。  
正しく真実なことは、何なのか?冷静な目で、今後のゆくえを、みていかなければいけない。
選挙権も、18歳からに、なる。若い人たちこそ、より、勉強して、自分達の問題として、学習して、正しい選択を、しなければいけないと思う。新聞、メディアの報道も、各社異なる。なにが、正しいのか、確証はできないが、国が、間違った方法には、行って欲し!!くない。

  過去の歴史に、学ばなければ、いけないと思う。公平な選挙制度でなくても、「選挙」には、必ず、行って、自分の意思を、表明しなければいけない。


 今日の写真は、薬王院での、仏像である。「四天王多聞天」である。宝搭槍を、手に持って、素直に、目、耳を、傾ければ、福がたちまち集って、豊かな社会を、守りますとの、掲示板が、あった。

近隣大学講座  オペラにおける、エキゾティシズム

2015-07-18 22:44:47 | Weblog
  昨日は、国立音楽大学の、講師の方による、夜の講座に、行ってきた。テーマは、「プッチーニの、ツーランドッドと、西からみた東洋」に、ついてだった。このオペラは、DVDも、持っている。このオペラは、彼による、「東洋趣味」に、よる、オペラで、ほかには、「蝶々婦人」などが、ある。

講師のかたより、お勧めのDVDDを、紹介された。

①ウィーン国立歌劇管弦楽団と合唱団のDVD

②メトロポリタン歌劇管弦楽団と合唱団のDVD

③フィレンツェ五月祭音楽管弦楽団と合唱団のDVDなどである。いろいろ、鑑賞して、比較することが、大切とのことだった。色々な、旋律を、抜粋して、オペラを、鑑賞すると、より、深く、味わえるとの、ことだったオルゴールから、取り入れた、五音音階の中国的旋律や、西洋的旋律などが、ある。

  登場人物は、中国皇帝の娘の、ツーランドットや、ツーランドットの父の、アルツゥムや、タタールの王子の、カラフや、タタールの王宮の奴隷の、リューや、タタールの王で、カラフの父である、ティムールである。このオペラには、序曲が、ない。すぐに、劇に、入っていく。有名な、「誰も寝てはならぬ」(朝になれば私が勝つ)の、場面と、リューの自殺の場面と、群集の歌う、最後の場面が、一番、印象的だった!!

  ツーランドッド姫が、男性を、拒絶したのは、祖先が、異邦人に、昔、辱めを、受けたとのことだった。「ツーランドッド」の物語は、フランス人の東洋学者の「千一日物語」の「カラフ王子とソナの皇女の物語」と、関係が、あるそうだ。

  作曲家のプッチーニは、伝統的なオタリアオペラ最後の作曲家であり、自分自身も、女奴隷のリューのように、彼の家の女中が、自殺するなど、波乱に満ちた!!、人生を、送ったようである。前述のように、彼には、「異国趣味」がある。女奴隷のリューのように、愛の為に、自分を、犠牲にする、女性を、好んだようである。

  今日の写真は、高尾山での、紫陽花である。我が家の、庭の紫陽花は、すっかり、終わってしまったが。

第7回  大作曲家達の愛した楽器

2015-07-12 09:02:19 | Weblog
  昨日に、続いて、梅雨の晴れ間となっている。7月は、まだ、暑さに、慣れていないので、「熱中症」に、なり易いという。注意しなければと、思っている。今朝も、朝から、濡れタオルを、首に、巻いて、涼んでいる。

 さて、あと、少しの「音楽講座」となってしまったが、昨日行ってきた。テーマは、「リストとピアノ」だった。ピアノの発展と、演奏技術の点から、大きな、影響を、与えたのは、「ベートーベンと、リスト」だったという。リストは、1811年に、生まれた、リストは、最初に、ウィーンに、出てきて、練習曲で、有名な、「ツェルニー」に、師事した。私自身のことだが、残念ながら、ピアノのお稽古!?は、「ツェルニー30番」で、終わったことを、覚えている。




最初に「「ハンガリーラプソディ」の曲を、聴きながら、ハンガリーの風景のDVDを、鑑賞した。

リストは、師のツェルニーの力量を、超えるほどの、才能豊かな少年少年だった!!13歳の時に、華麗な即興曲を、作曲した。後に、リストは、15歳の時には、「すべての長短調による、48の練習曲」である。実際には、12曲のみが、作曲されたのだが。この練習曲は、25年後には、「超絶技巧練習曲」へと、進化てゆく。ツェルニーの影響から、段々と、自分自身の音楽へと、変化していく。リストは、1851年に完成した、この「超絶技巧練習曲」は、エラール社のピアノを、用いて、作曲した。この会社は、今では、消滅している。

 ①当日聴いた、CDを、述べたい。



第4番   「マゼッパ」  この曲は、ビクトルユーゴーの詩に、曲を、つけた。コサックへの、「自由と解放」を、表現している。チャイコフスキーのオペラにも、「マゼッパ」がある。ツェルニー30番程度の演奏技術で、弾けるとのことだが。

第5番  「鬼火」   練習曲とはいえ、非常に怪しげな鬼火の情景が、感じられると、思った。

第6番  「幻影」       ゆったりとした、早さの練習曲である。テノールの分散和音が、効果的である。

第8番  「亡霊の群」 「亡霊」は、ゲルマン文化の「民族信仰」である。おどおどろしい雰囲気が、良く、出ていると、思った。

第12番   「雪あらし」  15歳の時とメメロディーの骨格も、変わらずに、情景が、思い浮かぶ、とても、良い作品だと、思った。

  1861年当時の「リストの家」には、エラール、ベビシュタイン、ボワスロ、シュトライヒャー、ベーゼンドルファー、ベルクサーイなどが、置かれていたという。晩年のリストは、アメリカの、「スタインウェイ」などのピアノを、使用した。このピアノは、丈夫な、鉄鋼の入ったピアノで、透明な響きで、最終的に、彼は、愛用したようだ。

 有名な「愛の夢」を、「リスト歌曲集」から、聴いた。私は、この曲を、ピアノ曲だとばかり思っていたが、リストは、歌曲として、作曲したようである「この曲は、「ベルカント唱法」の為の曲だそうである。なかなか、良い!!と、思った。

また、19世紀では、「ピアノ演奏技術」に、まい進した時代でもあったという。いろいろな、「ピアノ演奏機器」が、考案された。個人的には、これらの、教育機器は、「拷問!?」のように、思えるのだが。それほど、リストのように、演奏したい人達が、多かったのかもしれない。

  今日の写真は「高尾山薬王院の、広目天の仏像」である。軸と筆を、手に持ち、澄んだまなざしで、広く見る目で、社会を、守る役目を、持つ仏像である。




  

市内近隣大学公開講座  オペラにおける、エキゾシズム

2015-07-04 22:01:32 | Weblog
 梅雨真最中で、湿度も、高く、あまり、快適でない。晴天の日が、待ち遠しい!!また、風邪気味で、鼻水と、咳が、出て、あまり、調子がよくない!!といって、早めに、寝ようとしても、寝られない。時間が、解決するだろうと、思っている。



 私が、住んでいる市では、春、秋を、通じて、映像ホールで、先着100名の、大学の先生達による、公開講座が、開催されている。ただ、時間が、夜7時から、8時40分なので、出かけるのに、躊躇する。それでも、時間が、融通できて、講座のテーマ内容に、興味を、持てた時は、できるだけ、参加するようにしている。知り合いの2人の、人と、出会った。この時間帯なのも、講師の先生達と、昼間、働いている、受講者の人達もいるので、仕方が、ないのかもしれない。昨日は、満席だった。

  昨日のテーマは、「オペラで有名な、カルメン」だった。このオペラについては、まだ、知らない事が、分かって、大変、参考に、なった。「オペラ」は、古代ギリシャの復興上演として、17世紀に、イタリアで、誕生した。テーマの題材は、その後、変化して、歴史英雄の、英雄達や、上流階級への、風刺として、喜劇と、変化していった。

  この「カルメン」は、旅行作家の、メリメの本が、原作となっている。ただ、オペラ台本では、原作を、変更したようである。カルメンを、タバコ工場で働く、自由奔放な、女性に、
舞台が、祝祭的な、広場に、カルメンの許婚のミカエラや、優柔不断なホセに、格好良くて、勇ましい、闘牛士のエスカニーリョへと、カルメンとホセに、対照的な2人の人物を、追加した。


 当日は、オペラのなかの、重要な、アリアを、DVDで、鑑賞した。
  

①カルメンの、「恋は、あまのじゃく」

②ミカエラの、「何もこわがるものはない」

③ドン・ホセの、「お前のくれたこの花は」


④エスカミーリョの「みなさんに乾杯を、お返しします」などである。


  講師の先生の勤務する、「国立音楽大学」の図書館は、世界で、4番目に、充実した、音楽図書館だそうである。「カルメン」に関しても、色々な方の演出した、DVDのなかから、一番最新の「カルメン」を、見せて、くださったとの、事である。私も、「カルメン」のDVDを、持っているので、あらためて、「昨日のカルメン」と比較して、鑑賞しようと思う。


講師の先生のお話によると「オペラ」において、、ウィーンやパリでは、「オーソドックスな演出」で、ドイツのベルリンやハンブルクでは、「現代的な演出」の、傾向が、あるそうである。



  今日の写真は、歌舞伎カレンダーである。「三代目歌川豊国」作である。  五代目市川海老蔵の、演じる、「山賊」が、描かれている。この錦絵は、「役者見立東海道五十三駅」の、浜松である。海賊の恐ろしい、形相が、良く、表れている!!