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まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「臨場」劇場版

2012-07-15 22:34:08 | Movie
観てまいりましたー。
日本一キュウリの似合う男、倉石(笑)。
TVシリーズ、全部じゃないですが観てて、毎回暗くて重くて辛いけど、内野さんはじめ俳優陣の熱演もあって好きでした。

劇場版は2時間9分と、昨今90分ちょいくらいの映画が多いなか、ちょっと長めだったかな。

基本CSIというか、鑑識話なので大アクションとか少ないし、ピカーッ!と終わるわけでもなくて、どーーーんんんんなんですけども。
今回は「最大の謎」が明かされないままで終わってしまって「あああああ」だというのもあって。

本筋のほうは、意外にも?というか、鑑識はけっこうおいてけ状態になってませんでした? 倉石の見立も、彼は投げかけるけどお客とか小坂とかが「拾っていかなきゃ」ならない作りだもんで。
右京さんの「再現フィルム」とはまた違って、その場で投げ与えられるんだけど、わからんのじゃその場じゃ! テレ朝このパターン得意なのか?

映画になるとどうしてもあれこれ盛り込みすぎで、「相棒」もそうだけどね、「臨場」もやっぱり盛り込みすぎ。
だいたい、怪しそうな人は判っちゃうし、これラスボスだろってのも当然判る、ただ動機とかそこらへんを掘らないとっていう。

鑑識がどんだけがんばっても、死んだ事実を出来る限り伝える、そこまでしか出来ないみたいなことを倉石が言うんですが、それいいのかなって。根こそぎ拾うのが身上のはずの彼が?とちょっと思ったり。
被害者の声は拾えたかっていう。 拾えたり拾えなかったりだけども。

今回は、ほんと盛り込みまくりで、通り魔無差別殺人の犯人、被害者、被害者遺族、犯人は精神を病んでいて無罪⇒精神病院で見守られつつ社会復帰を目指す、遺族の無念が復讐へ転換されたか?等々。
犯人の裁判において、犯人を無罪にするべく敏腕弁護士と精神科医が暗躍した事実があって、そのふたりが殺されて、遺族が犯人?等々。

倉石に関する伏線(これ要るのか要らないのかちょっと微妙)もあるので、事件解決とは別に気にしないとならない件もあって大変す。

演技巧者勢ぞろい感は見応えたっぷり、こないだ「GIRL」で、壇れいさんに「マキマキィ~♪」なんておちょくられてた段田さんがひと癖もふた癖もある警察側の役、被害者遺族(娘を殺された母親)に若村麻由美さん、ほか倉石の恩師役に長塚京三さん ほか。
若村さんの演技は、演技として大変素晴らしい上に、「どうだうまいだろ」感は無く、これぞ名演技でもうざくないっていう境地なので、ぜひ助演女優賞を。 泣きました。

まとまりなくてすみません、ちょっと散漫さはあったけど、倉石=内野さんはすごい迫力でしたし、見応えもあったので良かったと思いましたん。



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