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管理人 Masayo

幹二トートと最後のダンス...ってか(笑)@23日

2010-10-31 23:44:27 | Music
しつこく行きましたよ、エリザ。そして23日が「最後のダンス」でしたわ(笑)。
エリザは朝海さんがタイプだったので朝海さんと石丸さんの組み合わせで行ける日ってことで毎月一回っつ。

昨日は2階席の前のほうだったのでこりゃまた1階席とは違って全体が見えて面白かった、最初の死者がわらわら出て来るのとかも面白かったし。
なんせ出る人数が多い上に、アンサンブルがこなさなきゃならない役も多くて、貴族やってたり娼婦やってたり、民衆やってたり。
レミゼだとコゼットとかでもアンサンブルやってるそうですけど、それも大変そうなり。

石丸さんトートは、月ごとに「振り切れ」っぷりが大きくなってたように感じました、スカしてるのと振り切れの落差が大きくなり、邪悪さも濃くなってたような。
高笑いもすごかったざんす、アーハハハハハハハハみたいな、イッちゃったようなぶっちぎれっぷりが。まあ8月んときもキレてたか。

歌唱は相変わらずの上手さで、プロに対して上手いって失礼で申し訳ないのですが、本当に上手い。惚れ惚れしつつ、黄泉のーー世界へー♪。
上手いと感じる理由は、とても丁寧で確実な歌い方をベースにしながら自由さと振り切れ感を自在にまぶしているからなんじゃないかと思います。今まではお行儀良く優等生な雰囲気を求められ、歌唱にも無茶はいけないようなことが多かった状態から、今回は自分らしさ、新しい自分をどう出して行くかを模索されたと思いますし、その結果、トートという濃くて難しい役をご自分らしく作られたんだと思います。
比較してどうこうはほかのキャストを観ていないので書けませんが、石丸トートは邪悪な雰囲気まで出して、濃いぃパフォーマンスだったのではないかと思います。

「死」というと、観念というか、現実ではあっても生きている者には茫漠としたものでしかないので、パンフレットなどにあるように「黄泉の帝王」とか書いてあると、ああそうか、となんとなくわかったような気にもなったりして。
人ならず、しかしシシィになぜか魅了されてしまい、つきまとう。
逆にシシィは不自由な生活に縛られて、常に不安定、生に執着はあっても、自分の存在が無意味に思えて虚無感にとらわれる事も多かったのでしょうし。

何度も振られ?続けたトートですが、遂にシシィがルキーニに殺害されてわがものとなり、最後の振り向き顔が「悪」で終わるという、宝塚版では愛の成就となって終わったのに東宝版はナカナカにピカレスクでした。

ラウルだった頃拝見していないわたくしですが、ラウルのイメージはどこにも無いぞーーー、な石丸さんに役者根性を感じました。

次は「十二夜」ですかね。 松さん主演だし、行きたいなあ。

今日の映画音楽番組も素敵でしたわ石丸さん。


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