語ろう! 宝塚とかジョジョとかガッチャマンとか。

まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「三銃士」8月16日ソワレ

2011-08-18 20:12:14 | Music
超お気に入りになった「三銃士」、二回目を16日に観てまいりましたぁ!
かなーり前の方の席が取れたのでドキドキでした、銀橋(いや、銀橋は宝塚の特許だけど、まあミニ銀橋ね)なんてもー、手が届きそう寸前ーーー!

今回の発見は、サトスアトスの胸元に剣のタトゥー!えっこれサトスさんのものか役のためのシールか、どっちら?どきどきだぁー!
前回は開幕から一週間くらいの時期でしたが、今回はだいぶこなれていてみなさんの息も更にばっちり合ってました。
わたくし、のっけからもう忘却で(苦笑)、ジャガイモくんにリボンが付いてたなんてぜんっぜん憶えてませんでしたよ、母ちゃんがつけたってか。
いろいろアドリブも当然ながら変わっていて、アトスの「短かっ!」は相変わらず楽しく、おっさん、あ、いや、レツゴー3...いやいや、三銃士の三人の仲良しっぷりがますます煮詰まって、いやいやいや、濃くなって最高でした。ってか、サトスさん、本当は渋く決めてるはずのアトス(そうでもないか)で、たまに「にぱっ!」と地の笑顔が出てるのがなんともキュート!

近い席だけどがっつりオペラグラスで見ると、石井アラミスがちょっとおじさんぽくなるようにメイクしてたりしました、うおーん。
わたしは岸ポルトスの肥えっぷりがあまりに自然で、ほんとにここまで増量か?と最初オロオロしました。一回目ね。でも違うと知ってほっとしたー。
ポルトスのバンダナ好きら。
芳雄ニャンの軽やかかつ笑いを取る暴れっぷりも可愛くてほーんといいなあ。芳雄くん、年取らないのかしら。

ロシュフォールVSアトスがデコ付き合わせてにらみ合ったあげく、ロシュフォールが「ばーーーーーーーーーーーーーか!」って言うのも憎らしさが増しててよかったなあ。
二幕目で、三銃士が捕まっちゃって、「でもここはロシュフォールの言うことを聞いているフリをしよう」となったところで、さんざん暴れまくったアトスが「さっきはゴメンね」と言ってました、全然謝ってない風なのが楽しい場面、でも前回なんつってたか憶えてない、あうー。ロシュフォールも単純っていうか、はははは、あんまり賢くなさげで面白いんだけど。

それから、前にコンスタンス、後ろにアラミスっていう場面でのアトスが、コンスタンスを見て「近っ!」そのあと振り向いてアラミスを観て「濃いっ!」って。ぶっははは、濃いってかー!もー!

忘れちゃいけない、サカケンさん、冒頭から客席にウィンクふりまいてたような、かっわいぃー。二幕目で猊下に迫りすぎて、猊下がぷぷっとなっていたような。もぉおおお。
猊下のシャウトも冴えわたってましたが、ほんとにそれでいいのか枢機卿?でも祐さんが楽しそうだからいいの。ぷぷぷぷ。
あとなんかあったな、ちょろちょろ笑える猊下。

ミレディーは、瀬名さんのかっこよさはいいんだけども役の設定がちょっとなあ。セリフもところどころ安っぽいし、自分は哀れだと主張しすぎ、でももっともっとナチュラル・ボーン悪党でいて欲しい、過去にもよもよもよだからそうもいかないのか。わたくしはふるーいふるい時代の、チャーールトン・ヘストン様が枢機卿&ミレディーがフェイ・ダナウェイ様だったのなんて大好きでしたお。悪役チームのほうが豪華ってすごいねえー。 それからだいぶ経ってからの、キーファーがアトスでしたわよー!!!チャーリー・シーンさんがアラミスだったわよー!な現代的な感じの「三銃士」でのミレディーが、レベッカ・デモーネイさんで、氷のような美貌でなかなかでした。ま、とにもかくにもキーファーのアトスは最高だったのら。えっへへーん。

って、舞台に話が戻りますが、楽しいばかりじゃなく、陰謀も悲劇もしっかり描かれ、ダルタニャンは成長するのだ。 「一人はみんなのために、みんなは一人のために!」が心に沁みますわああああ。

最近の大注目は、レミゼでもファンティーヌ役が見事だった和音美桜さん。コンスタンス可愛い!しかし、可愛いだけじゃないのだ。歌はどこまでも透き通る美しさと強さを備えた美声、上手い!
演技も自然かつ上手い!!!! 東宝は地声キャラが何故か多く、エリザは高音ありだけど何故か姫キャラという感じがしない東宝版なので、希有な姫キャラなのでした。
といってもファンティーヌではキレイなだけじゃだめな血を吐くような悲しみを大変素晴らしく表現されていて、ああー和音さんでクリスを観たいーーーーー!!!!!シーズンメンバーでお願いしまするーー!と脳内妄想。
どんなに美しく可憐なクリスになることか。妄想妄想妄想。

はあはあ。

あーそして、ご本人がとても楽しいとおっしゃっているシルビアさん、娼婦とか恐い役とか得意なのよとおっしゃっているのですが、王妃役もしっかりしっとり美しいです。
高めの声できらびやかなお衣装の今さんも、ドス利かせまくっていたジャヴェールから一転、役者やー!

ほんと隅々まで楽しめる「三銃士」、多分評判もいいと思う。

キャストが変わらないから、ガッチリチームとしての結束も堅く、三おじさんたちが若者ダルタニャンを引っ張って行ってくれるのが頼もしいし。

アフタートークは、芳雄くん+三銃士で、サトスさんが一番ノリノリ、舞台終わったら即効関西弁!「僕は今日は昼の部のトークで全部使い果たしました」と言いつつ、キャストのまつざわさん(確か)が作ってくれたタイカレーをお昼にみんなで食べて美味しかったとか、「そうや、僕今回の「クリスタルの天使」最高声伸びました、なんか出てしまいそうやった」とか「はぁ?」なんだけどおもろい話をしてくれちゃいました。
どこまでも行ってしまいそうとかもおっしゃってました。
石井さんは度々作品内に出てくる地名ラ・ロシェルについて、岸さんは「武士道と騎士道の違いについて」を話してくださいました。
芳雄くんが、「岸さんはくだらない事話すから面白いのに」みたいに大ツッコミしてましたが、おいおい先輩に向かってーーー!でも憎めない毒舌が魅力の内でもあるかな、あは。

最後にサトスさんが「お盆ですから、締めに」とかおっしゃって、「一人はみんなのために」と号令、客席は「みんなは一人のために」と返して喝采。

ああーーー何度でも観たいなあーーーー!
また再演もしてほしい!

話がとっちらかってしまいましたが、大変楽しく充実の舞台「三銃士」、26日千秋楽です、まだ間に合うかもしれないー! これ観れるって日本人で良かった(オランダ語やドイツ語じゃわからん)!

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