王様＠新文芸座

発表会終わってこっち、燃え尽きたのと仕事がガタガタ忙しいのでお疲れモード、だいたい全然有給とってねーっつーの。
で、昨日しか観るチャンスがなかった「300」、どうすべかのーと思いましたが、きばって行ってまいりますた。
しばらくどっぷり「オペラ座・・・」モード、発表会までもファントム引っ張ってたので、ほんっと久々の王様で新鮮でした。
30歳代で二度も王の役を演じる人って珍しいと思うわ。
騎士とか、王子ならあるかもだけど。
映画の作られる年代によって、時代劇とかファンタジーは全く作られなかった時期もあったんじゃないかと思うと面白いですな。
若くして、「王子」ではなく「王」というのは、男らしくクラシカルで端正な顔立ちと、力強く逞しい体格、強烈なカリスマ性じゃないかと思います。
これは欲目ではなく、全身から「タダモノじゃない」感が燃え立っております。
普通な人の役もあるけど、王の役をやってる時の強烈なオーラ、これは誰にも出せるものじゃない。例えばいつもちょっとスネた役をやり続けてる人が、国を束ねる役というのはきっと演技であってもダメだと思う。
Gerryには演技であっても、人の上に立つ、スケールの大きさがありますね。

他を圧倒する強烈な魅力があると思います。
ま、わたしなんぞが語らなくてもみなさんお判りですね。

ってなことで、浅黒く目周りぎゅんぎゅんにメイクして、ヒゲみっしり（だいたい、あんだけとんでもないヒゲがあるっつになんで体がつるつるよ！）、眼力、筋力、腕力、胆力、歯力（笑）、ありとあらゆる力の王様、ブラーヴォ！