科学忍者隊ガッチャマン♯99「傷だらけのG-2号」的な。

だー、まーたやっちゃったよ、ニコのガッチャマン２、また1本きゃ観られなかった。初代好きすぎて、２とかFとかどーでもいいもんね。って言い過ぎ？
だって要らなくない？ジョーのことはこの上なく好きですけど、２のジョーがいいのかっていうと全然よくない、自分としては。

さっき昨日の録画分（ってかもう今までどんだけ観たよ）の「傷だらけのG-2号」観たけど、また観たけどッ！
ここを機にどんどん弱って行ってしまうジョーなんだが、そのくじけっぷりというか、弱さをひたひた感じながらも、当然認めたくないし、健にも言われた「いつも強気のおまえが」っていう手前もあるし、恐怖もあるし、っていうせめぎあいで「うあー」みたいになってるのがいいわけよ。





で、弱ってない元気な時のてやんでぇで柄わりィあんちゃんみたいなジョーはもっといいのよ。

一見孤独を背負ってるんだけど、なんせ仲間がいるし、協力して戦うんだし、キャシャーンのほうが孤独度数はMAX近いっしょよ、でもいいのジョーはジョー。
仲間はいっしょだけど、正義の味方なんだけど、復讐バカ一代から抜け出せずに、自分を客観視するまで大人になれないまま死んでしまったというのがジョーの悲劇の一面でもあるんだけど、その青臭さといい、つっぱり具合といい、大人になって見直してみると可愛くてしょうがないですな。中二病じゃあない、戦う覚悟もあるし、自分に悩んだりしないから、そこは頭一つ抜け出してるよ、18歳だしさ。

うざくない、でも苦しんだり、びびったりするジョーが良かったのよね。





２は、声も演技もすごみが出過ぎて、大人すぎる、恐すぎる。
初代時代は、実際のジョーの年齢にしてみればずいぶん成熟した大人の声だったにも拘わらず、甘さや可愛げ、さわやかさ等々入り混じった絶妙ぶりは、脚本がいいこともあったし、キャラの造形をセリフや声の演技でも作り上げていったことがジョーの魅力をアップさせた功績として大きいです。が、２になったら初代より数年経って、凄みとシリアスさばかりが増して、まぁ設定も設定だし、可愛い暇もありゃしないんですが、どうにもコワモテシリアスなだけになってしまって大変残念でした。　無茶は無茶だけど鉄砲玉な無茶って、それってそれだからでしょ？なわけだし、一方で達観しちゃってる＝老成しすぎ、でつまんない。
ってのがあったしな。やっぱり、その時だけに訪れた奇跡のような役ってある人にはあるんですよね。もう二度と出来ないっていう。ほかの人たちとの組み合わせとかもあるしね。

なので、初代ジョーは本当に至宝なのです。

ガラ悪くて顔恐くて憎まれ口でもイイのだ。　いいヤツなのだ。愛しいよねぇ。

「傷だらけのG-2号」は絵もかっこいいし、コマ送りで観ると、健のアクションなんてもうなんだこれっていうくらいかっこいい、顔もいい。
２が嫌なのは、健の顔がぶっさいのと、役が間抜けっぽいからだ。存在感うっすーで、そんな健いらないし、でばりすぎてなんでも不死身の俺がやるぜ敵なジョーも違うだろ、ジュンも可愛くないし。

あああ、やっぱり初代は世界一ィいい！って100回くらい言ってるけど、ほんとにそうだって。

あんまり感想にもお話もわからないグダグダですんません、ジョーが竜巻ファイター2度も失敗してあー可哀想なりねっていう。ごめんー！