太田胃酸ではない、飯野さんではない。「イノセント」のフランス読み。
漫画です、ヤングジャンプ連載中だそうです。
荒木先生が、ジョジョの7部の主役のひとりのジャイロの設定の参考にしたという、「死刑執行人サンソン」の漫画化です。
ジョジョとは無関係です。
こちらは、まさしく18世紀に実在したフランスの死刑執行人一家に生まれた4代目のシャルルの人生。
絵が恐ろしく緻密で、切れ味鋭い。擬音が一切無く、動きが細かく映画の一コマを切り取ったような画面構成がすごい。
これ、週刊でやれるペースなの???
死刑執行人は世襲で行われ、いくつかの家系があり、サンソン家はその一つ。
一件貴族のような邸宅に住み、豪華な衣装を着て、何不自由なさそうな暮らしだが、当時は死刑は公開処刑で、処刑人も顔を覆っていないので誰もが彼らが死刑執行人だと判る。
恐れられ、忌むべき存在として嫌われる。
一方で、彼らは死体を解剖して、いかに速やかに刑を執行するかを研究し、その知識と技術を医療に還元して地域に貢献している。
それでも、人の命を奪う事実に苦しむシャルル。
祖母や父の絶対的な力の前に心が引き裂かれながらも、己は汚れまいと生きて行く。
現在2巻までコミックス出てます。2巻では、のちのデュ・バリー夫人のまだまだ幼い修道女時代の姿(かわいい)があったり、マリー・アントワネットが生まれたりも描かれています。
いずれもシャルルの手により死刑に処せられたそうです。実際はデュ・バリー夫人とシャルルは知り合いだったので、命乞いする夫人を手にかけることに躊躇したシャルルが息子に任せたとか。
漫画ではどうかなー、多分シャルルが処刑するのではないかしら。
読んでいて、「見てはいけないものを見ている」というか、恐ろしさのあまり目が逸らせられないとか、おぞましいのに美しいのでついつい…な気持ちになります。
お薦めはしないけど、耽美とおぞましさと、運命というかなんというか逃れられないものがあるんだなあと思わせる作品です。
絵の感じこんなの。 こちら
漫画です、ヤングジャンプ連載中だそうです。
荒木先生が、ジョジョの7部の主役のひとりのジャイロの設定の参考にしたという、「死刑執行人サンソン」の漫画化です。
ジョジョとは無関係です。
こちらは、まさしく18世紀に実在したフランスの死刑執行人一家に生まれた4代目のシャルルの人生。
絵が恐ろしく緻密で、切れ味鋭い。擬音が一切無く、動きが細かく映画の一コマを切り取ったような画面構成がすごい。
これ、週刊でやれるペースなの???
死刑執行人は世襲で行われ、いくつかの家系があり、サンソン家はその一つ。
一件貴族のような邸宅に住み、豪華な衣装を着て、何不自由なさそうな暮らしだが、当時は死刑は公開処刑で、処刑人も顔を覆っていないので誰もが彼らが死刑執行人だと判る。
恐れられ、忌むべき存在として嫌われる。
一方で、彼らは死体を解剖して、いかに速やかに刑を執行するかを研究し、その知識と技術を医療に還元して地域に貢献している。
それでも、人の命を奪う事実に苦しむシャルル。
祖母や父の絶対的な力の前に心が引き裂かれながらも、己は汚れまいと生きて行く。
現在2巻までコミックス出てます。2巻では、のちのデュ・バリー夫人のまだまだ幼い修道女時代の姿(かわいい)があったり、マリー・アントワネットが生まれたりも描かれています。
いずれもシャルルの手により死刑に処せられたそうです。実際はデュ・バリー夫人とシャルルは知り合いだったので、命乞いする夫人を手にかけることに躊躇したシャルルが息子に任せたとか。
漫画ではどうかなー、多分シャルルが処刑するのではないかしら。
読んでいて、「見てはいけないものを見ている」というか、恐ろしさのあまり目が逸らせられないとか、おぞましいのに美しいのでついつい…な気持ちになります。
お薦めはしないけど、耽美とおぞましさと、運命というかなんというか逃れられないものがあるんだなあと思わせる作品です。
絵の感じこんなの。 こちら