うううう、「相棒」最終回。

いやーーー、今シーズンは特に面白かった気がしました、「相棒」。
昨日の放映分2時間スペシャルで最終回でしたが、今シーズン一番のゲストキャラ三雲判事が第一回と最終回に出て、すごく重みがありました。
犯人が判って逮捕でOKという単純なものではなく、人が人を裁く事の難しさや愚かしさ、犯罪によって狂わされる人々の運命までをも描ききった重い余韻の残るエピソードでした。いつもながら多重構造で観る者を翻弄し、唸らせる脚本の上手さは今回も光っていました。
事件解決で終わるエピソードも多いですが、スペシャルの回は司法や警察組織に警告を投げかけるようなものが多く、重い中にも感動があります。

裁判員制度を扱った第一回、冤罪を扱った最終回、決して説教臭いことはないのですが、視聴者にも疑問を投げかけているような厳しささえあったように感じました。三雲判事の背負って来た苦しみが明らかになるけれど結末は辛い。

スペシャルになると登場する率の高い、小野田官房長官、今回もいい味です。
こういう食えない役をやると右に出るものがいませんな、岸辺一徳さん。
「杉下の正義は時に暴走するよ、きみも身の振り方に気をつけた方がいいよ」なんて薫ちゃんに言うんだなー。ああああ複雑な薫ちゃんだ！でもいつものように右京さんに接するんです。

あー、どういうお話かはあまりに長くなってしまうので、「相棒」公式ページでお読みください（おいおい）。

三雲判事役の石橋凌さんがまた辛そうな雰囲気上手すぎで。彼に幸せはあるんだろうかなあ。。。

ささ、そして5月1日には劇場版だ！プレミアもあるんだろうなあーーー、あああああ行きたい！ってどっかで応募出来るはずだ、探さなくちゃ！
ぎゃ！劇場版オフィシャル本！！！！と思ったらまだ出てなかったふーよかった。
TV版のほうはしっかり持ってますからね、ふっふふ。

前売りも買わなくちゃ！あうー。そして初日だ！舞台あいさつー！！！！
右京さんと薫ちゃんとどっちが好きなんだろう、いやーふたりでワンセットだもん、ふたりともチョー好き。　でもこっそりトリオ・ザ・捜一も好きだ。
なにかといがみあう薫ちゃんと伊丹なんだけど、警官としての誠実さはふたりとも熱くて、そこがいいところ。

劇場版はいままでの豪華ゲストがたくさん出るみたい、期待しちゃいます。