サムだよサム♪

旅行から戻って以来、ずっとDVDはベオ様、TVではWOWで録画ったにせとーさんを観ていたのですが、なんだかっすごく久しぶりに「ワン・モア・キス」を観てみました。強すぎる女性に囲まれて優柔まくりなサムはどーなの？っていうのは置くとして（笑）、まーかわいいこと。
ほっそりというのもあるけど、ういういしてて、歯もちょっととんがってたりして可愛いぞ。なんといっても声が高いんだ、これは役に合わせて高めをチョイスしたのかどうか。このあとドラキュラ様だったりするんだろうから、Gerryたん得意の声も操る技か？なんちってー。んでも、この時期にしか出来ないっていう役だったんだねこれは。今やられても怖いぞ（おっとと）。
とはいえ、マッチョベクトル500％のレオ王様のあと、ふつーのパパになったりもすんだから、変幻自在ではあるんだけど。
ああやっぱりロマンティックな役も素敵ね。ご自分の魅力は最大限知ってると思うので、マッチョ路線、アクションアドヴェンチャー路線は続いたので、イワンが終わったらロマンティック路線も開拓してくだされ。このままだと戦うヒーローにカテゴライズされてまうがな。
ま、それだけでくくれるほど単純な役者じゃないから大丈夫だとは思うけど、女子心をよりいっそう掴むにはロマンティックものも外せないわ。
待ってますぜい、繊細な演技も。にせとーさんの特典DVDでも言ってたよ、「大げさな演技なら誰でも出来るし簡単。少ないセリフや繊細な演技で表現するほうが難しい」って。
分野は違うけど、絵もピアノも同じことです。引くことがどれだけ難しいか。
やりすぎたらもう戻れない、止めどころが何より大切だし、それを見極めることが最も大切で難しい。派手に見えるものも、優れたものは計算されているのです。
ファントムの華麗さも、鬼気迫る演技もちゃんとバランスを保ってのこと。それが判るからすんなり感動出来る。演技の勉強をしたことがないGerryちゃんだけど、感覚でバランスを判っているのはすごい。もちろんOJTありき、人生経験ありき、そして頭が良くて努力を惜しまないという下地あってのことですけど。
なんだか話がずれちゃったけど、サムは役としては優柔くんでなんだかなーではあったけど、繊細で抑制の効いた演技という点で評価。前歯がかわいいのぉ。
そして、年齢を重ねた今、包容力のあるジェントルな役や、恋に悩む役などにもがんがん挑んで欲しいものです。大人の恋♪ね。うふー。
以前から書いていますが、自分としての究極の悲劇のヒーローはヒースクリフとヨカナーンだから、そういう企画あればなぁ。ふぅ。今なら出来る！４０過ぎるとちょっと辛いかな。カリギュラ再映画化、あれは予告編だけなのかね。
暑いなぁ、今日もおでかけなんだけど、うえー。