東京新宿散歩・服部栄養専門学校学園祭

郵政解散後、小泉自民党が衆議院選で圧勝した平成17年、食育基本法が成立した。「近年における国民の食生活をめぐる環境の変化に伴い、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進することが緊要な課題となっていること」を前文に置いた法律ではあるが、一面、これまでの国民の食に関する政策が行き詰まっていることをも意味している。この「食育」について積極的に活動を展開している服部幸應氏が理事長兼校長を務める専門学校の学園祭に行ってみた。開場30分前にはすでに行列ができるほどの盛況で、校舎内は人が溢れんばかりにひしめきあっている。とりあえず服部校長の講演を拝聴しようと本館９階へ向かったものの、整理券は別館で配布しているとのことで、いったん本館を出たが、すでに配布は完了していた。かといって、本館は一方通行だから再度並ばなければならない。やむをえず新館を９階から順に降りていく。どこも行列、生徒も交通整理に忙しい。こちらでも著名人の料理講習をしていて１時間ほど話しを聞いた。結局、抹茶とスープと丼を味わって、お土産を少々手に入れて帰宅した。さすがに、料理は素材や味からして大変お得な訳で、これだけの混みようもうなづける。明日11日も開催される。ついては、新館５階の海鮮丼が一番早く売り切れるらしいので、まず整理券を手に入れたら新館９階からアプローチして５階で腹ごしらえ。本館に移って９階までエレベータで登り、コーヒーを飲み、協賛企業ブースでサンプルや試食をして、講演を拝聴。下へ降りていき、お土産を買う。これが効率的な楽しみ方だと思う。このブログをお読みの皆さん、ぜひ行ってみてください。なお、マイバッグ持参を提唱しているので手ぶらで行くのは禁物です。