「せんべい島」神社に参拝しました。
とはいっても、ここは東京湾アクアラインの海ほたるにあるお土産屋さんです。
賽銭箱には、模造小判が用意されていて投げ込むようになっています。
現金が投入されることがあるようで「入れないで!」の注意書きがありました。
メタ坊の高校時代は「三無主義」「しらけ世代」といわれ、
無気力・無関心・無責任
そんな雰囲気が蔓延していました。
そのためか生徒会役員候補者がいないというので、
仲間と語らって立候補し、生徒会を牛耳ることにしました。
そうなると、学校の許可範囲ギリギリまで活動可能になり、
文化祭では中庭に「大仏」の張りぼてを作って、
賽銭箱を置いたところ、かなりの寄付が集まったのを覚えています。
日本人は賽銭箱にお金を投げ込む習慣があることを、実証実験したのです。
海ほたるには、北と南に入り口があり、門松が飾られていました。
縁起を担いでいることの現れです。
正月飾りも、お節も、数え上げたらきりがないほどの「縁起担ぎ」があります。
正月飾りがスーパーなどで売られていますが、
もともとは「とび職」といわれる人の専売だったようです。
そのルーツを遡って理由を探ると、やはり「江戸」にたどり着きます。
そういえば、車に正月飾りを付けているのを見かけなくなりましたね。
嗜好や文化が時代とともに変化しているのでしょうか?
流行りもの、季節ものに便乗したお土産も登場していました。
「福袋」の販売まであるようです。
お腹がすいたので、ちょっとつまみに行きました。
千葉方面に向かう車の渋滞はものすごく、
どの土産物屋さん、飲食店も満員状態なのですが、
割高な感じがするのか、ここは比較的すいていて、
回転寿司だけに客足の回転も早くて穴場です。
看板にあるとおり、夕日がきれいです。
でも、景色は曇天。ときどき小雨まじりの空模様です。
初日の出は無理かもしれないけど、
それでも東に向かって車を走らせる人が、かなりいるんだと感心しました。
そういうメタ坊も、免許取りたての頃、毎年、由比ガ浜か九十九里浜に行きました。
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帰路、大多喜オリブに立ち寄ると、
大多喜町の人口約1万人の半分は買い物に来ているんじゃないかと、
思えるほどです。
とにかく、前の人が進むのに付いていくしかなく、正面衝突も当たり前、
レジに並ぶ長蛇の列には、オイルショックのときを思い出しました。
大型ショッピングセンターでしか、正月用品が揃わないことを物語っています。
ということは、商店街ではその機能を失っていることも意味しているのでしょう。
ローカルニュースで、
柏や船橋などで、百貨店の撤退が始まり、その対策に苦慮しているそうです。
人口減少と消費動向の落ち込みは、他人ごとではありません。
「出店当初と現在売上高の差」を撤退理由に挙げているところを考えれば、
大小関係なく、店舗が突然「閉店ガラガラ」になってもおかしくない。
年頭の雑感でした。
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