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昇った太陽は必ず沈むのか

2017年09月20日 | 日記
一流企業に就職したら老後は心配なし。

そんなことを真剣に信じていた時代がありました。


三菱自動車、都市銀行、最近では東芝... 。

クレームを軽視した結果、合併という選択肢は絶対にないと思っていた結果、天下の東芝だと思い込んでいた結果、様々な要因で永遠に続くはずの大企業が衰退する。

昨日はアメリカでトイザラス。

日本トイザらスは別法人でも影響は今後あるはずです。

最初に走り出した人々は走る苦しさ、走るための体力、走る本当の楽しさ等を誰よりも心得てます。

残念なことに、組織というレールに便乗した後続の我々は本当の走入方を聞いただけで、自分で走ってきたつもりになっている時があります。

レールの作り方。

その上を走る乗り物の安全性。

天候の変化によるリスク。

レールが無いときの厳しさ。


挙げたらきりがない問題があります。

間違いなく明日は黙っていても訪れる。

そう誰もが信じて止みません。


昇った太陽は必ず沈むことを忘れてはいけない。


太陽は都合よく自分達にだけ降り注いでもくれません。

大事なのは、自分が特に力を発揮しなくても誰かがやるだろうと楽観視する。この惰性的な組織を構築させないことです。

噛み合いが悪くなると前には進まず、自滅の一途を辿ることに留意する必要があり、会社のために仕事をするから自分の存在が成立します。

花形部署だけ努力してもバランスシートが歪な形になり、いつか問題が発生することになるでしょう。


毎日がゼロスタート。

もはや過去の積み上げは将来の安定ではなく、その日、その時が真剣勝負。それが少しでも太陽を沈めない時間稼ぎになるかもしれませんね。

黙っていたら沈むんだから、沈まない場所に自分達が常に正しく向かえば、その恵まれた太陽は常に自分達の頭上にあるはずです。



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