ひさびさにうっかり(ぉぃ)観てしまった。
余談であるが、4話~6話は録れていない…というか、毎週録画に設定していて出張の合間に上書きされてしまった。
…これがウチのHDレコの唯一の不満である。『保険』の意味も掛けて、録画予約の際には必ず『毎週録画』を掛ける(すくなくとも最新話は必ず…時間さえずれなければ、だけど)のだが、この場合、うっかり1週間バックアップを怠ると、前話に上書きされてしまう。そして、ウチの機には『毎週録画』を掛ける際、それを回避する術が無いのである。
唯一の回避方法は、録画先をS-VHSにするコト。これならば、テープ、という特性上、『毎週録画』にしておいても、前話が上書きされるようなコトは無い…が、今度はテープ切れの心配が出てくるワケなのだが^^;。
不定期出張が決まった際、(自分にとって)重要な番組は、全てS-VHS側に切り替えた。画質は劣るが、録れてない・又は上書きされるよりはよっぽどマシ。
…いやまぁ、『毎週録画』にたよらず、キッチリ各作品1話ごとに(時間がずれる事だってあるんだから)予約すればいいだけの話といえばそうなのだけど、ただ、手間隙かけると、ミスも増えるってーのも、また事実である。「こんなことなら素直に『毎週録画』にしておけば良かったーっ!!」、と叫ぶコト、自分はしばしば…って、『気合が足りん!』、って言われちゃうとそれまでなんだケド^^;。
まー、人間、なかなかそうはいかないもんだー♪
おおっと、思いっきり脱線したな。スマヌ。
ひさびさに観た所感として…随分『観れる』ようになっていて驚いた…が。
原作自体が問答無用で面白いんだよねぇ…この作品
…まぁ、『ソレを言っちゃあ、おしめえよ』、ではあるのだけれども。
そのほとんどの面白さの魅力が原作に起因するものであることが確かではあっても、それでもストレス無く観れるように映像化するだけでも結構大変だろう…原作が面白い作品であればあるほど、余計に。
そういう意味では、評価しようじゃないか。たとえ『アニメならでは』な面白みが薄くても。原作に忠実に、ジャマにならない作りに徹しているだけでも。原作を知らない or 忘れているヒトには、それだけでも十分楽しめるだろうし。
…とかいう自分も、結構原作を忘れている部分がある…だから、たとえば今話とかが、ホントに原作に忠実だったかどうかも、実は結構怪しい(__)。でも、普通に観れて、結構、感じ入る部分さえあった。『作り』は初回の頃と比べれば、確実にこなれて来ている、と、思う。
ただ、やっぱり絵は安いかなぁ(苦笑)。まぁ、本作のキモでもある美術品はカラーだし、多分モノホン(電子媒体だろうケド…)の映像とかを使用しているのだろう…いや、自分にはそんな部分の真贋の見分けなんて、いっこうに、さっぱり、これぽっちも付かないケド^^;。
せっかく『美術品』主体の作品なんだから、アニメの画面ももちっと機を使って欲しい…ってのは贅沢か^^;。はっ、作画が全体的に安い感じなのは、本作キモである『美術品』の美を際立たせる為かっ!
…いや、それはナイナイ^^;。そもそもアニメとしての『美』と『美術品』の美なんて、全然方向性が違うモノだと思うし…。
いやまぁ、これはこれでいいのだろう…。少なくとも主要キャラの扱いは、最初の方と比べるとずいぶん原作の雰囲気に近くなっていると思えたし。
…と、言うわけで(?)、やっぱり、何と言われようとも、サラ…だよねぇ。この作品わ!(^^)。彼女の調子が出ているエピソードが、とても面白いのは、原作でも、否定のしようの無いところだ…と思う(笑)。
初回とかで、フジタのニヒルなヒールっぷりみたいなのに『漢』な世界を期待しちゃったヒトには申し訳ないかもしれないケド、フジタは普段はサラの尻に敷かれているぐらいでちょうどいいんデスヨ(爆)。
…いや、だからこそ、ここぞ!、という場面でのフジタのニヒルなヒールっぷりが際立つ…というか。基本的に『情けなくて…憎めない』ヤツなんだなぁ…彼は。私の中では。それでいてキメるところは(ぶつくさいいながらも)キメるという…常にカッコEヒーローよりも、そんな情けなさとでもカッコ良さを併せ持つヒーローが好き…。
おっとっと、おもいっきり個人的趣味の謳歌になってしまったな。スマン。つまらんヒトにはつまらん話になってしまった。
んで、(やっと)本話
相変わらず日記なんだかアニメ感想なんだかはっきりしない文面だな…我ながら…(__)。
・冒頭、我らがフジタ(笑)の居城(笑)、GALARRY FAKE、おお!、いい感じではないか。わざわざ殺風景な路上でオープン食事と洒落こむ意味が…向かいの川の風景を見ると、ああ、ワカルなあ…とか(笑)。こういうトコロはカラー映像だとたとえ微妙に安い作画であっても強烈だな(笑)。BGMとかもジャマにならない感じでイイ感じだ…あくまでジャマにならないだけだけど(笑)。
…まぁ、その辺は作品の性質上しゃーないか…。もちっと楽しげなのでもいいと思うんだケド。
・日本のレンブラントの作品を所蔵する美術館を巡って…次々と『ニセモノだ!』と、『真実』という名の暴力を振りかざしていくラストマン博士…正しいケド、やっぱちょっとメーワクだよなぁ^^;。まぁ、彼にしてみれば、祖国の巨匠の作品に関する事でもあり、ましてや『レンブラント委員会』、という『真贋』の判定が急務である立場であるゆえ仕方ないのではあるが…。
『ウソも方便』・『真実は正義とは限らない』
…せっかく『ウソはあれどもそれで上手く行っている世界』に自分達の信念で『真実』という名の破滅を振りまく存在は…やっぱりかなりメーワクだ(苦笑)。あんたのその一言で何人の人間のクビが飛ぶ? …彼のような人間にとっては、そんな『真実』を捻じ曲げて幸せを享受し続けようとしている人間なんて、それこそ天罰に値するとでも言うのだろうが…でも、そんな幸せだって、迂闊に壊してイイなんてコトは決して無いと思う・・・思うのだが、しかし!
やっぱり逆立場で自分が信じるモノ(絵画じゃなくても)が間違った解釈をされている現場に出くわしたりなんかしちゃったりすると、そりゃ…訂正させたくはなるわなぁ…。困ったもんだ。
「調査員といえどもっ! 神様ではないでしょうっ!?」@とある美術館の職員
…あー、なんか、胸が痛い、痛いヨ!
話を戻せ!
脱線の殿堂『お気楽極楽ミラクル』…ああっ、そんな称号イヤだぁっ
…いや、別にイイけど…。ライネとか尊敬すらしてるし…って、おい!
だから、話を戻せ! っつーの自分!
・そんな不幸なとある美術館員に「贋作とわかったトコロで…30万でどうですかね~」、とこれまたヒドイ追い討ちを掛けるフジタ…鬼畜(笑)。
・宿泊先の高級旅館(?)で、日本人の美意識を讃えるラストマン…いや、怪しいよ…日本人の美意識を讃える西洋人の大半の本心は…なんてヨコシマなコトを考えるシーンでは決して無いハズなのだが…いらん経験が…(汗)。
・と、そんなシーンに日本の美意識を地に貶めるがごとく乱入して来る、このイカレタ芸人・・・。はっ! 私としたコトが! …見透かされたかっ(笑) ってゆーかおまい、高田美術館の船越かよっ(笑)。 …いやー?、こんなシーンは誓って原作には無かった気がするゾー(^^); 船越…アニメ版ではお笑い系…道化確定なのか!?(笑)
いやっ 結構面白いゾ!、コレ(笑)
てっゆーか、さっきからラストマン博士の相手している和服美女は、三田村館長かよっ!
いやまぁ、流れからいったら当然そうなんだろうけど…わっかんねーよっ(笑)。…え? 俺だけ?_| ̄|○(笑)
・自分の失態を恐らくはフジタに暴かれたラストマン・父。その際の父の『笑い』が理解できない現・ラストマン博士。
・レンブラントの生涯についてのトリビアを、場所は違えどラストマン博士-フジタの連携で無理なく語る…BGMもいい。あー、なんかかなり手馴れてきているなぁ(苦笑)。初回でボロクソ言ったのはちょっと早合点だったかな…。
・翌日のデート(サラ見地)。サラの衣装、なかなか良いですね(笑)。まぁ、サラ本人はあくまでデートだと思っているから可愛らしくキメたのでしょう(^^)。フジタの「黙って付いてこーい」が、道すがらフジタがバテて逆転している…ぷぷっ、いやぁ、お約束が始まっていますね。やっぱりギャラリーフェイクは、こうじゃなくちゃネ(笑)
・「奇遇ですわねぇ?」な三田村かんちょー&ラストマン博士に、あくまで『デート』を強調するサラ…ぷぷぷっ、いやぁ、いいねぇ(笑)。やっぱ、華やぐねぇ(喜)。調子、出てきたねぇ(爆笑)。
(^^)
「真実ねぇ…、くだらんですなぁ」@フジタ
ビミョーなヒトのビミョーな発言です(笑)。
そういうあなたも、割と、『真実の人』なんですよね。フジタさんっ!(笑)。…こと、『美術品』、に至っては特にねぇ。
ただ、『ニヒルぶっている割には、結構、情に脆い』のも、フジタの欠点でもあり、逆に魅力でもある。どうも、ここの美術館の館長とは、人間的な付き合いがある様子。先日の美術館のラストマン博士に贋作だ!、と言われたブツなんて30万で買い叩こうとしたのにね(笑)。
不条理だと思われるかもしれない。ご都合主義だと思われるかもしれない…。先日の館長には鬼畜な振る舞いをして、今日の館長には救いの手を差し伸べている…としか思えない行動を取るのだから。
ただ、先日の『レンブラント』はその流通にフジタは関っていないし、それに明らかに贋作なのであろう。しかし、今日の『レンブラント』は違う。フジタは真作だと思っているし、流通にフジタも関っている。
これは見過ごすワケには行かない、というコトだ。そして黙っていたらおそらくラストマン博士は『贋作』の烙印を押すであろうコトも予測している。
全てを救うことなんて出来ない…。しかし、自分の手が届く場所・自分にも責任がある場所…自分が気に入っている場所。…せめてそんな場所だけでも、救えるものなら救いたい。…そんな行動は果たしてご都合主義だろうか?
「真実ねぇ…、くだらんですなぁ」の後に続くフジタのセリフ…「1ドルにもならない」。今日こうしてこの場に来てこの美術館の『レンブラント』を弁護しようとするフジタ…それこそ1ドルにもならない行動だ。でも、それをやるのがフジタという人物だ。『出所の怪しいブツを法外な値で売りさばく悪徳画商』…その『法外』には、実は『法外に安い』、てー方も含まれたりするんですよね(笑)。もちろん『高い』方もあったりするんだケド^^;。
再び問う。自分が救いたい者…救えると思うもの…自分の手の届く事象。…それだけでも救えるものなら救いたい…それはご都合主義だろうか? 傲慢だろうか? 単なる自己満足…そうかもしれない。
しかし、それで救われる者もあるのだ。その事実は否定なんかできない。ご都合主義? 傲慢? 自己満足? …いいじゃないか! それでも! 助けてくれるってんなら、喜んで助けてもらおうじゃないか!
くだらないプライドでヒトの好意を断る。「テメーのご都合主義だろ傲慢だろ自己満足だろ!」 …それこそ、実にくだらない。それこそ1セントにもならない、くっだらないプライドだ。そういうオマエは自分の大切な人誰か1人でも助けられるのか?
…これは自分の先輩の言葉の受け売りである。こんなコト偉そうに書いている自分は…未だそんなくだらないプライドから完全に脱却できてなんか居ない…。でも少しは世の中見えたかもしれない…それだけでも大分肩の荷が下りたような気がした…。
まぁ、また何か、人生中途半端に悟った変なオジサンが、ナニか妙なコト主張しているよ…、そんな感じです^^;。まだまだ修行中の身です…ゴールなんて遠すぎて見えないヨ。
いやー、ぜんっぜん、本編と関係ない所感にまたしてもなってしまったカナ…。
それがウチの持ち味だ!、…ってーのはさすがに傲慢か^^;。そもそもウチはお気楽極楽のハズなんだケド…^^;。たまにこう、感情が暴走(苦笑)。
それがウチの持ち味だ!、…って、やっぱり傲慢だなぁ…我ながら…。
でも、この作品(特に原作)には、そーいうコトを考えさせられる部分があるんですよー、ってコトで許してくださいー^^;。
原作、かなり深くて面白いですよー(^^)。もし、こんな記事でも興味を持った方いらっしゃいましたら、どうぞご一読を(宣伝?)。
…ってゆーか…。
ああっ だからなんで気まぐれで観た第7話の感想がこんな長文に… 次、書くかどうかも定かではないというのに…。
えーっと^^;、今後の展開として…やはりクライマックス的には『エリザベータ』周りのお話になるのカナー? ブツ的にも、かのモナリザ絡みであるし、やっぱり現行原作にあるお話としては、一番盛り上がるトコロであるのは間違いないと思うのですが。
それとも、今シリーズ(…ってか、次、なんて無さそうだけど?^^;)はひたすら淡々とフジタ・サラ・三田村・翡翠(フェィツィ)・知念(笑)辺りでキメちゃうのかな…? どうも自分が見逃している間に、知念護人や翡翠(フェィツィ)といった人気キャラ(?)は登場させている様子なので、その辺で纏める気なのかもしれないが…。
やっぱり、クライマックスには、エリザベータ激しく希望(笑)
画面は華やかな方がいいでショ? …って、エリザベータ、初期値では華やかかよっっていうツッコミが知ってるヒトからは聞こえてきそう…ソバカスショタロリ…うっ、ゴホゴホ。
(トラックバック追記)
初めまして。TBありがとう御座います。博士の最後(ラスト 笑)のセリフは、確かにとても良かったですね。船越は…まぁ、面白かったからいいケド(おい!)。原作では結構、見所のあるヤツなんですよねぇ(苦笑)。
(トラックバック追記)
初めましてTBありがとう御座います。こちら、GFという作品を本質部分で書いておられる感想になっていて感心させられました。自分はどうにも美術品なんかの常識には詳しくなく、ストーリーとして面白いのでこの作品が気に入っています^^;。この為、感想もソッチ方面が中心になってしまいますね…。
余談であるが、4話~6話は録れていない…というか、毎週録画に設定していて出張の合間に上書きされてしまった。
…これがウチのHDレコの唯一の不満である。『保険』の意味も掛けて、録画予約の際には必ず『毎週録画』を掛ける(すくなくとも最新話は必ず…時間さえずれなければ、だけど)のだが、この場合、うっかり1週間バックアップを怠ると、前話に上書きされてしまう。そして、ウチの機には『毎週録画』を掛ける際、それを回避する術が無いのである。
唯一の回避方法は、録画先をS-VHSにするコト。これならば、テープ、という特性上、『毎週録画』にしておいても、前話が上書きされるようなコトは無い…が、今度はテープ切れの心配が出てくるワケなのだが^^;。
不定期出張が決まった際、(自分にとって)重要な番組は、全てS-VHS側に切り替えた。画質は劣るが、録れてない・又は上書きされるよりはよっぽどマシ。
…いやまぁ、『毎週録画』にたよらず、キッチリ各作品1話ごとに(時間がずれる事だってあるんだから)予約すればいいだけの話といえばそうなのだけど、ただ、手間隙かけると、ミスも増えるってーのも、また事実である。「こんなことなら素直に『毎週録画』にしておけば良かったーっ!!」、と叫ぶコト、自分はしばしば…って、『気合が足りん!』、って言われちゃうとそれまでなんだケド^^;。
まー、人間、なかなかそうはいかないもんだー♪
おおっと、思いっきり脱線したな。スマヌ。
ひさびさに観た所感として…随分『観れる』ようになっていて驚いた…が。
原作自体が問答無用で面白いんだよねぇ…この作品
…まぁ、『ソレを言っちゃあ、おしめえよ』、ではあるのだけれども。
そのほとんどの面白さの魅力が原作に起因するものであることが確かではあっても、それでもストレス無く観れるように映像化するだけでも結構大変だろう…原作が面白い作品であればあるほど、余計に。
そういう意味では、評価しようじゃないか。たとえ『アニメならでは』な面白みが薄くても。原作に忠実に、ジャマにならない作りに徹しているだけでも。原作を知らない or 忘れているヒトには、それだけでも十分楽しめるだろうし。
…とかいう自分も、結構原作を忘れている部分がある…だから、たとえば今話とかが、ホントに原作に忠実だったかどうかも、実は結構怪しい(__)。でも、普通に観れて、結構、感じ入る部分さえあった。『作り』は初回の頃と比べれば、確実にこなれて来ている、と、思う。
ただ、やっぱり絵は安いかなぁ(苦笑)。まぁ、本作のキモでもある美術品はカラーだし、多分モノホン(電子媒体だろうケド…)の映像とかを使用しているのだろう…いや、自分にはそんな部分の真贋の見分けなんて、いっこうに、さっぱり、これぽっちも付かないケド^^;。
せっかく『美術品』主体の作品なんだから、アニメの画面ももちっと機を使って欲しい…ってのは贅沢か^^;。はっ、作画が全体的に安い感じなのは、本作キモである『美術品』の美を際立たせる為かっ!
…いや、それはナイナイ^^;。そもそもアニメとしての『美』と『美術品』の美なんて、全然方向性が違うモノだと思うし…。
いやまぁ、これはこれでいいのだろう…。少なくとも主要キャラの扱いは、最初の方と比べるとずいぶん原作の雰囲気に近くなっていると思えたし。
…と、言うわけで(?)、やっぱり、何と言われようとも、サラ…だよねぇ。この作品わ!(^^)。彼女の調子が出ているエピソードが、とても面白いのは、原作でも、否定のしようの無いところだ…と思う(笑)。
初回とかで、フジタのニヒルなヒールっぷりみたいなのに『漢』な世界を期待しちゃったヒトには申し訳ないかもしれないケド、フジタは普段はサラの尻に敷かれているぐらいでちょうどいいんデスヨ(爆)。
…いや、だからこそ、ここぞ!、という場面でのフジタのニヒルなヒールっぷりが際立つ…というか。基本的に『情けなくて…憎めない』ヤツなんだなぁ…彼は。私の中では。それでいてキメるところは(ぶつくさいいながらも)キメるという…常にカッコEヒーローよりも、そんな情けなさとでもカッコ良さを併せ持つヒーローが好き…。
おっとっと、おもいっきり個人的趣味の謳歌になってしまったな。スマン。つまらんヒトにはつまらん話になってしまった。
んで、(やっと)本話
相変わらず日記なんだかアニメ感想なんだかはっきりしない文面だな…我ながら…(__)。
・冒頭、我らがフジタ(笑)の居城(笑)、GALARRY FAKE、おお!、いい感じではないか。わざわざ殺風景な路上でオープン食事と洒落こむ意味が…向かいの川の風景を見ると、ああ、ワカルなあ…とか(笑)。こういうトコロはカラー映像だとたとえ微妙に安い作画であっても強烈だな(笑)。BGMとかもジャマにならない感じでイイ感じだ…あくまでジャマにならないだけだけど(笑)。
…まぁ、その辺は作品の性質上しゃーないか…。もちっと楽しげなのでもいいと思うんだケド。
・日本のレンブラントの作品を所蔵する美術館を巡って…次々と『ニセモノだ!』と、『真実』という名の暴力を振りかざしていくラストマン博士…正しいケド、やっぱちょっとメーワクだよなぁ^^;。まぁ、彼にしてみれば、祖国の巨匠の作品に関する事でもあり、ましてや『レンブラント委員会』、という『真贋』の判定が急務である立場であるゆえ仕方ないのではあるが…。
『ウソも方便』・『真実は正義とは限らない』
…せっかく『ウソはあれどもそれで上手く行っている世界』に自分達の信念で『真実』という名の破滅を振りまく存在は…やっぱりかなりメーワクだ(苦笑)。あんたのその一言で何人の人間のクビが飛ぶ? …彼のような人間にとっては、そんな『真実』を捻じ曲げて幸せを享受し続けようとしている人間なんて、それこそ天罰に値するとでも言うのだろうが…でも、そんな幸せだって、迂闊に壊してイイなんてコトは決して無いと思う・・・思うのだが、しかし!
やっぱり逆立場で自分が信じるモノ(絵画じゃなくても)が間違った解釈をされている現場に出くわしたりなんかしちゃったりすると、そりゃ…訂正させたくはなるわなぁ…。困ったもんだ。
「調査員といえどもっ! 神様ではないでしょうっ!?」@とある美術館の職員
…あー、なんか、胸が痛い、痛いヨ!
話を戻せ!
脱線の殿堂『お気楽極楽ミラクル』…ああっ、そんな称号イヤだぁっ
…いや、別にイイけど…。ライネとか尊敬すらしてるし…って、おい!
だから、話を戻せ! っつーの自分!
・そんな不幸なとある美術館員に「贋作とわかったトコロで…30万でどうですかね~」、とこれまたヒドイ追い討ちを掛けるフジタ…鬼畜(笑)。
・宿泊先の高級旅館(?)で、日本人の美意識を讃えるラストマン…いや、怪しいよ…日本人の美意識を讃える西洋人の大半の本心は…なんてヨコシマなコトを考えるシーンでは決して無いハズなのだが…いらん経験が…(汗)。
・と、そんなシーンに日本の美意識を地に貶めるがごとく乱入して来る、このイカレタ芸人・・・。はっ! 私としたコトが! …見透かされたかっ(笑) ってゆーかおまい、高田美術館の船越かよっ(笑)。 …いやー?、こんなシーンは誓って原作には無かった気がするゾー(^^); 船越…アニメ版ではお笑い系…道化確定なのか!?(笑)
いやっ 結構面白いゾ!、コレ(笑)
てっゆーか、さっきからラストマン博士の相手している和服美女は、三田村館長かよっ!
いやまぁ、流れからいったら当然そうなんだろうけど…わっかんねーよっ(笑)。…え? 俺だけ?_| ̄|○(笑)
・自分の失態を恐らくはフジタに暴かれたラストマン・父。その際の父の『笑い』が理解できない現・ラストマン博士。
・レンブラントの生涯についてのトリビアを、場所は違えどラストマン博士-フジタの連携で無理なく語る…BGMもいい。あー、なんかかなり手馴れてきているなぁ(苦笑)。初回でボロクソ言ったのはちょっと早合点だったかな…。
・翌日のデート(サラ見地)。サラの衣装、なかなか良いですね(笑)。まぁ、サラ本人はあくまでデートだと思っているから可愛らしくキメたのでしょう(^^)。フジタの「黙って付いてこーい」が、道すがらフジタがバテて逆転している…ぷぷっ、いやぁ、お約束が始まっていますね。やっぱりギャラリーフェイクは、こうじゃなくちゃネ(笑)
・「奇遇ですわねぇ?」な三田村かんちょー&ラストマン博士に、あくまで『デート』を強調するサラ…ぷぷぷっ、いやぁ、いいねぇ(笑)。やっぱ、華やぐねぇ(喜)。調子、出てきたねぇ(爆笑)。
(^^)
「真実ねぇ…、くだらんですなぁ」@フジタ
ビミョーなヒトのビミョーな発言です(笑)。
そういうあなたも、割と、『真実の人』なんですよね。フジタさんっ!(笑)。…こと、『美術品』、に至っては特にねぇ。
ただ、『ニヒルぶっている割には、結構、情に脆い』のも、フジタの欠点でもあり、逆に魅力でもある。どうも、ここの美術館の館長とは、人間的な付き合いがある様子。先日の美術館のラストマン博士に贋作だ!、と言われたブツなんて30万で買い叩こうとしたのにね(笑)。
不条理だと思われるかもしれない。ご都合主義だと思われるかもしれない…。先日の館長には鬼畜な振る舞いをして、今日の館長には救いの手を差し伸べている…としか思えない行動を取るのだから。
ただ、先日の『レンブラント』はその流通にフジタは関っていないし、それに明らかに贋作なのであろう。しかし、今日の『レンブラント』は違う。フジタは真作だと思っているし、流通にフジタも関っている。
これは見過ごすワケには行かない、というコトだ。そして黙っていたらおそらくラストマン博士は『贋作』の烙印を押すであろうコトも予測している。
全てを救うことなんて出来ない…。しかし、自分の手が届く場所・自分にも責任がある場所…自分が気に入っている場所。…せめてそんな場所だけでも、救えるものなら救いたい。…そんな行動は果たしてご都合主義だろうか?
「真実ねぇ…、くだらんですなぁ」の後に続くフジタのセリフ…「1ドルにもならない」。今日こうしてこの場に来てこの美術館の『レンブラント』を弁護しようとするフジタ…それこそ1ドルにもならない行動だ。でも、それをやるのがフジタという人物だ。『出所の怪しいブツを法外な値で売りさばく悪徳画商』…その『法外』には、実は『法外に安い』、てー方も含まれたりするんですよね(笑)。もちろん『高い』方もあったりするんだケド^^;。
再び問う。自分が救いたい者…救えると思うもの…自分の手の届く事象。…それだけでも救えるものなら救いたい…それはご都合主義だろうか? 傲慢だろうか? 単なる自己満足…そうかもしれない。
しかし、それで救われる者もあるのだ。その事実は否定なんかできない。ご都合主義? 傲慢? 自己満足? …いいじゃないか! それでも! 助けてくれるってんなら、喜んで助けてもらおうじゃないか!
くだらないプライドでヒトの好意を断る。「テメーのご都合主義だろ傲慢だろ自己満足だろ!」 …それこそ、実にくだらない。それこそ1セントにもならない、くっだらないプライドだ。そういうオマエは自分の大切な人誰か1人でも助けられるのか?
…これは自分の先輩の言葉の受け売りである。こんなコト偉そうに書いている自分は…未だそんなくだらないプライドから完全に脱却できてなんか居ない…。でも少しは世の中見えたかもしれない…それだけでも大分肩の荷が下りたような気がした…。
まぁ、また何か、人生中途半端に悟った変なオジサンが、ナニか妙なコト主張しているよ…、そんな感じです^^;。まだまだ修行中の身です…ゴールなんて遠すぎて見えないヨ。
いやー、ぜんっぜん、本編と関係ない所感にまたしてもなってしまったカナ…。
それがウチの持ち味だ!、…ってーのはさすがに傲慢か^^;。そもそもウチはお気楽極楽のハズなんだケド…^^;。たまにこう、感情が暴走(苦笑)。
それがウチの持ち味だ!、…って、やっぱり傲慢だなぁ…我ながら…。
でも、この作品(特に原作)には、そーいうコトを考えさせられる部分があるんですよー、ってコトで許してくださいー^^;。
原作、かなり深くて面白いですよー(^^)。もし、こんな記事でも興味を持った方いらっしゃいましたら、どうぞご一読を(宣伝?)。
…ってゆーか…。
ああっ だからなんで気まぐれで観た第7話の感想がこんな長文に… 次、書くかどうかも定かではないというのに…。
えーっと^^;、今後の展開として…やはりクライマックス的には『エリザベータ』周りのお話になるのカナー? ブツ的にも、かのモナリザ絡みであるし、やっぱり現行原作にあるお話としては、一番盛り上がるトコロであるのは間違いないと思うのですが。
それとも、今シリーズ(…ってか、次、なんて無さそうだけど?^^;)はひたすら淡々とフジタ・サラ・三田村・翡翠(フェィツィ)・知念(笑)辺りでキメちゃうのかな…? どうも自分が見逃している間に、知念護人や翡翠(フェィツィ)といった人気キャラ(?)は登場させている様子なので、その辺で纏める気なのかもしれないが…。
やっぱり、クライマックスには、エリザベータ激しく希望(笑)
画面は華やかな方がいいでショ? …って、エリザベータ、初期値では華やかかよっっていうツッコミが知ってるヒトからは聞こえてきそう…ソバカスショタロリ…うっ、ゴホゴホ。
(トラックバック追記)
初めまして。TBありがとう御座います。博士の最後(ラスト 笑)のセリフは、確かにとても良かったですね。船越は…まぁ、面白かったからいいケド(おい!)。原作では結構、見所のあるヤツなんですよねぇ(苦笑)。
(トラックバック追記)
初めましてTBありがとう御座います。こちら、GFという作品を本質部分で書いておられる感想になっていて感心させられました。自分はどうにも美術品なんかの常識には詳しくなく、ストーリーとして面白いのでこの作品が気に入っています^^;。この為、感想もソッチ方面が中心になってしまいますね…。
録画は確かに、ミスとかありますから。今週もやらかしましたけど。これは何とかしたいですよ。
本編の文章は脱線といっていますけど、なかなか考えているなと思います。
私の場合は、あまり考えていないので、あなたの様にそこまで深くは書けませんから。
あとは人気の傍役知念&翡翠の回を見てなかったのですか。それは残念ですね。見れる機会があれば、見た方がよろしいかと。
>録画
時間がずれるのだけでも何とかして欲しいものです。それか、この番組が観たい! と指示すればそれだけは必ず録れているようなシステムが欲しいところです。ちょっと前までVHSデッキでの手動録画だったので、ちょっと便利になると、どんどん欲張り(?)になってしまっている自分…。スポーツ番組の後とかの『何分ずれるか解らない』ってーのは、EPGを持ってしても未だに脅威ですね…。
>脱線
書いている時はノっているので「うははははー」な感じなのですが、後から自分の文章を読み返してみると、あやや、分不応なコト書いてるカナ…とか感じてみたり^^;。ナカナカ精神年齢は脳みそが考える年齢に追いつかないものではあると思います。
「頭じゃわかっちゃいるんだけどねぇ…」と(笑)。
実際の自分なんてまだまだ全然ガキ。頭でっかちなガキです。
でも、そんな人間…自分以外が書いたモノ…言動からでも、『どうせ頭で書いてるだけだろう?』とハスに構えずに、取り入れるべきところは素直に選別して取り入れる…それが真の賢者であり、また自分も出来うるかぎりそうでありたいと常に努力はしているつもりなんですケドね^^;。
なかなか上手くいかないもんだ~♪
知念&翡翠の回は面白かった可能性大ですね…。とりあえずDVD化とかされるまでは原作知識で補完しようかなとか思っております。
ですが。
翡翠の回は……。話のバランスがちょっと悪いかな。個人的には声優ネタの方で、笑ってましたから。
自分はそんなにキライではないですが、特筆して好きという感じでもありません。ああいう女性は(笑)。
知念は大好きですね(笑)。一見お堅い『いかにも』な勤勉オヤジですが、信念や人間味が凄く好みです。
(^^)。
翡翠、声優さん周りでオカシイんですかね? 多分まだ出番はあると思いますので、ぬからず観るようにしないと^^;
…とか、思わせられてしまう今話のデキでした。