お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

DearS最終話 それでも、感想……してみる?(サブタイ違います)

2004-09-29 22:27:26 | アニメ感想全般
報告どおり、原因不明の怪電波(? なのかな)により、ヒドイ受信状態で観ることとあいなってしまったDearS最終話。しかし、何とか内容が把握できなくもないので、
ムリヤリ視聴した結果をレポートしたいと思います^^;。
地方育ちをなめてはいけない。この程度ではメゲないよ(笑)。

一言でいうと、原作のエッセンスの上手なザッピング、さらに、アニメオリジナル要素とのナイスな融合により、『上手くまとめた』ネ、という印象です。

…とは、いっても筆者、原作、忘れかけている部分もあるのですが(笑)。
はっきり、どれがどの程度どの話?ってゆーふーには解説できません。

ただ、それでも…これは全編通してなのですが…どちらかといえばこの作品は、原作ファン寄りの支持を受ける構成になっていたと思います。ただ、決してアニメで初見の方々を無視した作りと言うわけでもなく、『原作ファンを裏切らず、初見の人にもなかなかに訴えられる』、原作付きのアニメ化としては、大成功といっていいのではないでしょうか?
作画は笑って許してあげようよ…^^;。そんっっなに「イメージブチ壊しっ」って程でもないし…いや、イマドキ少数派か? やっぱりそれは^^;。

この1話に原作何話分のエッセンスが取り込まれているのだろう。これまでの話は、多少端折られたり変更されたりしながらも(多分)、基本的には恐ろしく原作に忠実(多分)だったと思うのですが、ラストはザッピングとオリジナル要素による、なかなかドラマティックな『アニメ版の第一部完』となっていましたか。
いや、1話ながらも、やっぱり原作の流れを踏襲してはいるか…な。

あくまで冷静・理知的に話をすすめるキィ。
キィの言ってる事は当然のように理解できるも、どうにも『人間くさい』受け止め方・考え方・発言もする(できる?)ミゥ。
ルビもどちらかといえば『感情的』だな。

武哉の「関係ない…」 …で、次号につづく(笑)。あーやっぱり1話足りない?
いやまあ、そもそもこの後の武哉の激昂も、ニアとの接触・キィとの接触、そしてルビとの接触…強烈なDearSの『理念』をぶつけられ…、といったように、本来なら何回かに分けて積もり積もっていく気持ちなワケで…。
キィから告げられるDearSの『理念』は本来ルビから告げられるモノです…それも冷徹に、あざ笑うかのように(ニヤリ)。

でも、これはこれでいいよ! ダークさが軽い分、ストレートに皆の気持ちが伝わってきて。その後の展開もとてもドラマティックで、なかなか見ごたえがあります。

煽りを喰らった(?)のがヒロ君? なんかもう、おじゃま虫・キモイ・要らん、とかとか散々な感じ?(ははは)。まー実際そーゆーキャラのナル君なんですケド。
今シリーズでは顔見せ(場面転換用? 校長ガーデン並?)ぐらいかなーと思っていたのが、ラス前からいきなり関わって来たので、余計にそういう印象が強いのでしょう。
というか関わったのはラス前だけ(笑)。というか、正面から(唐突に?)武哉に『お前、どーなのさ?』と叩きつけ、そして結果的に武哉に何かを気づかせ、そして視聴者からはキラワレるという、いやいや、立派なヒール(?)っぷりだったと思うんですけどね。ただ、期間が短く、脈絡が薄いから、「何、コイツ?」的な印象が強くなってしまっていると推察します。
…ちなみに第二期が(もし)あるとしたら、出てきますよ~、ヒロ君。そらもう、バッチリ(笑)。でもまあ、相変わらず大した実害は伴わないキャラだとは思うのですが。多分、無理強いはしないタイプだと思われるので、憎めないよ。そして意外と人間くさくてオチャメな一面も見せてくれると思います。いわゆる、お騒がせキャラ?

ルビさんがやわらか表現でしたでしょうか。というか、いい人ー?みたいなー?
原作のルビは、フィナ様が出てきた手前、とりあえずレンと武哉への手出しは引っ込めましたけど、なんかまだ、腹に一物抱えていそうな雰囲気です。アニメの第二期があるとしたら、そしてまだその辺見せていない原作がルビのその辺りを突っ込むとしたら、その辺、どう処理するのか、ちょっと見ものかもしれません。
「了承したの? …残念」「お陰で大義名分が出来たわ。…永久凍結の」@ルビ
あー、一応この辺に伏線張ってありますかね?

意外なところで超お役立ちな蜜香センセ(笑)。オープンカーがバイクに?ほんと多趣味だなセンセ。まあ、淫靡な絶叫(?)でドライブるのは一緒なんですが^^;。
「蜜香飛んじゃう~~~っ」
役どころ的にはワ○Qのラ○ネに通ずる部分があるかな。あと、作中での個々が受ける印象も、ある意味。つまり、ついてけない人はついてけない(笑)。
そういえば、レンが留学生になれてしまったのも、ある意味蜜香センセのお陰ですよね? まーあのガーデン校長じゃあ、どうにでもなってしまいそうですケド。

終盤戦は、多分、ほとんどオリジナル。

町の人達、クラスの子達がみんなでレンを助けようとする…か。そうですね。アニメ版としてはそれで正解でしょうね。せっかく昭和っぽい町並みや、住んでる人達、お店の人々、クラスメイトもOPからして強調されていたと思いますから。原作はココでは全然最終回な雰囲気もアナウンスもない通過点に過ぎなかったと記憶していますが、アニメは一応(?)バッチリ最終回ですものね。
結局パン屋夫妻は…すいませんココノイズがひどくてよく見えません。
ナニか不穏な単語が聞こえた気がしましたが、きっと気のせいでしょう^^;

そして、ヒーローはいつも悩んで遅れてやってくる? 武哉参上。でも着地はボロボロ(いや、着地もへったくりも無いんだが)。いーな。いい味出てるよ。ザギと直接対決か。そういえば見たことないシーンだな。と、いっても、ザギもあまりやる気はないでしょうけどね。でも、武哉(サイド)はマジだから。
そして、戦いっぷりも、こんなものでしょう。ふつーそうですよ。十分ですよ。変にカッコよくないのが良い。

そして、武哉ついにカミングアウト…か。
「レンのご主人様は俺だーーーーーっ!!」
拍手喝采のみんな。
うん。いいよっ。最終回だもんね(一応)。
グッといきたよ。そう来なくっちゃっ。グッジョブ! (oб-б)b グッ!

…ただ、その分、ニアや菜月が活躍してないかなーなんて(笑)。
まーいいや、そんな細かいことは。
あ、チナ@桃井はるこがちょっとだけ…(サービス?)

フィナ様が目を開いただけで終わっているのも正解でしょうね。ここからコノヒトに本格的出てこられたら、また話が前につんのめっちゃうでしょうし。OPに大きく出していたところを見ると、本来はもう少し(原作の第一部完までくらい?)の出番はあったんでしょうかね。

実は出てきたところでコノヒトこの時点では、ほとんどナニもしないんですけど…。
(目に見える場所では、って事ですが)

総合評価は850ヘクトパスカルだっ。もってけっ、ドロボー。