おおーっと! 蒼星石の周囲の設定がいきなり原作と全っ然違うゾ! …とはいっても、コミックス(現在3巻)分の内容では、蒼星石のマスター周りの設定とか、まだあまりハッキリとは出て来ていなかったりするんだケドね(苦笑)。とりあえず、蒼星石が、ナニか問題ありげなマスターに固執していて、翠星石と袂を判っているのは一緒だと思う。…しかしマスター…じーさんか…しかもかなり孤独にヤられてしまった…。
ほぼ、全編アニメオリジナル。いよいよ来たか? アニメ版の本質が問われる時が。
先に自分のつたない見解述べておく。まー、この辺はビミョーにまだ若輩である変なオジサンのたわごとだと思ってくれ。
いや・・・実は次回予告にて、自分がこれから書こうとしていることは恐らく多分に覆されるであろうことはうすうす感づいていたりはするのですが…(苦笑)
この作品、『孤独』というものが1つの大きな作品要因になっていると思う。ただ、『ジュンの孤独』にしても、『ドールたちの孤独』にしても…そして今回、『蒼星石マスターのじーさんの孤独』にしても、筆者があることから垣間見た『本当のひとりぼっち』の例えようのない恐ろしさ、とは趣を異とする、と思う。そのせいか…とても面白い、とは思うんだケド。イマイチ感じ入ることは出来ない、と、いうのが正直なところだ。『ジュンの孤独』なんて論外…あくまで『孤独』、という意味では、であるが(『トラウマ』と言う意味でなら理解できる)。『じーさんの孤独』は…自分はじーさんに比べればまだまだ全然若輩なので、あまり言及できるものではないが…たとえば客とはいえ笑いあえるような人だっているのに、孤独? おばさんsの半分井戸端会議とはいえ1ミリくらいは気に掛けてくれている人が居るのに孤独? …いや、自分は愛する伴侶や息子を失った経験なんてあるはずも無いから、やっぱり言及はできないか…。でもやっぱり、自分の殻に閉じこもって(むべなるかな…ではあるが)、自ら心を閉ざし、交流を脳裏のどこかで積極的に拒み、自分で自分を孤独に追い詰めているように見える。そういう意味ではジュンのそれと大差ないように…いやぁ、やっぱり十代の少年と老人のそれでは重みはダンチかもしれないが、しかし、十代でも孤独(?)のあまり…ってのも実在してしまうので、あまり一概には言えないかもしれない。一般的には年を重ねている方が耐性はあるハズだが、しかし、全ての人間がそんなに強くなれるワケでも決して無い。
さて、長々とテキトーな見地を書いてしまったが、それでは『ドール達の孤独』とは…。これはもう、想像も付かない、としか言いようが無い…付くはずも無い。長くて100年しか生きずに、一度永い眠りに付いたらまず間違いなく二度と目覚めることの無い、我々人間には想像しろって方が無理だ。
亡くした息子、目覚めぬ妻。それが信じられずに、蒼星石を『息子』として狂った愛を遂行する。ドール達の『安息の場所』、ケースの中で眠ることも許さないってーのは…やはり『人間は、そんな事しない!』、とかいうやりとりがあったのだろうか? 狂っていたとしても、『おかしな子だ』、ぐらいに受け止めて笑い飛ばすぐらいの心も、このじーさんには残っていないという事か。外へ出ることも許さない。紐で括り付ける。これは愛なんかじゃない。じーさんの精神の自己防衛にすぎない。だから水銀燈につけ込まれる。もともと愛なんかじゃ無い、自己防衛だから水銀燈の幻惑に容易に流される。幻惑ですらないかもしれない。もともとそれがこのじーさんの本心だったのかもしれない。ただ、僅かに残っていた崩壊寸前の『人』としての防壁を、ほんの少し突付いただけなのだ、水銀燈は。
この辺、筆者が一番気に入っている『悪魔』の定義に近いな、水銀燈。悪罵とは…お伽話の中によくあるように、物理的な魔力をもって何かをする事はまれで、多くの場合は、ヒトの心の隙に入り込み、堕落に追い込む。堕落した人間の割合を増やすこと…それすなわち魔族の勢力を広げること。そして、天使はその逆。
「乳酸菌採ってる?」@水銀燈
…ユーモアあるなぁ、水銀燈。このセリフをあのイカレた目と冷たーいお声でのたまうところがまた…。
しかし、蒼星石はアニメ版ではとても優しい存在として描かれている…と思う。あー、いや、原作でもまだ、蒼星石の『真意』はハッキリとは描かれていないんだけれども^^;。
むしろ、翠星石の方が、しっかり『お姉さん』している? あまり寂しい老人を悪く言いたくはないが…でも、やっぱり間違っているじーさん(マスター)への想いを変えられない蒼星石に、自分の身の周り…真紅、雛苺…そしてジュンのことを語り勧める翠星石。
「どーにも頼りないチビで、私が側にいてあげないと、心配で…心配で」@翠星石
…心配だったのか…。
「あのへっぽこじーさんにくらべりゃ、ずーっと、ずーっとマシってだけですぅっ!」@翠星石
「そーですぅ! 蒼星石も一緒に、ジュンと契約するですっ」
アニメ版だと、翠星石がジュンを認めに至るプロセスが、少し弱いかな…。
「僕も…君と同じ気持ちなんだ。マスターの側に、居てあげたい…」@蒼星石
「もーがまんならんですぅ! 双子の姉としてっ、無理やりにでも真っ当な道へ連れ戻すですぅっ!」@翠星石
積極的だなぁ…アニメ版の翠星石(笑)。
「やめるんだっ、翠星石! 僕はっ、君と戦うつもりはっ!」@蒼星石
…とことん優しいなぁ…アニメ版の蒼星石(苦笑)。
しかも弱い…ってゆーか、翠星石が強い! …あれー?、翠星石の方がミーディアム無しなのに…とかいう、無粋なツッコミをこんな緊迫感溢れるシーンで、自分はまた…^^;。
翠・蒼の立場(強さ)が原作とは逆? …いや、これから原作でも蒼星石周りの『真実』が明らかになってくれば、ひょっとしたら本質的には同じなのかもしれませんが^^;。
それでもやっぱり蒼星石を本気で攻撃はできない翠星石は絶妙すぎる捨てゼリフを残して去る…。
「蒼星石の…蒼星石のっ、おばかーーーーーーーーーーーーーっ!」
水銀燈にまんまと幻惑されたじーさんが、蒼星石に迫る。
恐い!、その瞳は恐すぎだよっ、じーさんっ!
「お前がもっとカッコ良くてっ、甲斐性があって、そしたら蒼星石だってっ、あんな老いぼれを選ばないのですぅっ!」@翠星石
…年配受け…悪いかもなぁ…この作品^^;。…いや、真の年配なら、そこは『むべなるかな』と、慈しもうよ(爆)。
『泣ーかした、泣ーかした。ジューンが泣ーかした。翠星石をー泣-かした』
いっけないんだー。
@真紅&雛苺(大うそ)
『夢の扉』…
むむっ、そこで原作と一致するのか!?
…いや…?
仰向けに倒れているじーさん。「蒼星石!?、何をしてるですか!」
響く水銀燈の哄笑…。
…何だ、何があった!? さー、本領発揮となるか、アニメオリジナル!?
ものすごい曳きでEDへ向かったアニメ版。果たして、その実力や如何に!?
次回予告「そんなことっ…解ってやるもんかですぅっ!」@蒼星石に、敗北色濃厚な1票!(笑)
う゛ーん、最後に個人的嗜好を云わせてもらうと、おなじ『じーさん』でも、もーちょっとろまんすぐれいもな『じーさん』、という選択肢は無かったのかなぁ…^^;。いやまぁ、こういうじーさんの方が、操られている(?)様は恐い…という面では成功していると思うんだケド…。
PEACH-PIT作品にはどこかに『昭和チック』を挿れなければならない、という不文律でもあるのだろうか?^^;。
…原作は西洋っぽかった気がします…。
ほぼ、全編アニメオリジナル。いよいよ来たか? アニメ版の本質が問われる時が。
先に自分のつたない見解述べておく。まー、この辺はビミョーにまだ若輩である変なオジサンのたわごとだと思ってくれ。
いや・・・実は次回予告にて、自分がこれから書こうとしていることは恐らく多分に覆されるであろうことはうすうす感づいていたりはするのですが…(苦笑)
この作品、『孤独』というものが1つの大きな作品要因になっていると思う。ただ、『ジュンの孤独』にしても、『ドールたちの孤独』にしても…そして今回、『蒼星石マスターのじーさんの孤独』にしても、筆者があることから垣間見た『本当のひとりぼっち』の例えようのない恐ろしさ、とは趣を異とする、と思う。そのせいか…とても面白い、とは思うんだケド。イマイチ感じ入ることは出来ない、と、いうのが正直なところだ。『ジュンの孤独』なんて論外…あくまで『孤独』、という意味では、であるが(『トラウマ』と言う意味でなら理解できる)。『じーさんの孤独』は…自分はじーさんに比べればまだまだ全然若輩なので、あまり言及できるものではないが…たとえば客とはいえ笑いあえるような人だっているのに、孤独? おばさんsの半分井戸端会議とはいえ1ミリくらいは気に掛けてくれている人が居るのに孤独? …いや、自分は愛する伴侶や息子を失った経験なんてあるはずも無いから、やっぱり言及はできないか…。でもやっぱり、自分の殻に閉じこもって(むべなるかな…ではあるが)、自ら心を閉ざし、交流を脳裏のどこかで積極的に拒み、自分で自分を孤独に追い詰めているように見える。そういう意味ではジュンのそれと大差ないように…いやぁ、やっぱり十代の少年と老人のそれでは重みはダンチかもしれないが、しかし、十代でも孤独(?)のあまり…ってのも実在してしまうので、あまり一概には言えないかもしれない。一般的には年を重ねている方が耐性はあるハズだが、しかし、全ての人間がそんなに強くなれるワケでも決して無い。
さて、長々とテキトーな見地を書いてしまったが、それでは『ドール達の孤独』とは…。これはもう、想像も付かない、としか言いようが無い…付くはずも無い。長くて100年しか生きずに、一度永い眠りに付いたらまず間違いなく二度と目覚めることの無い、我々人間には想像しろって方が無理だ。
亡くした息子、目覚めぬ妻。それが信じられずに、蒼星石を『息子』として狂った愛を遂行する。ドール達の『安息の場所』、ケースの中で眠ることも許さないってーのは…やはり『人間は、そんな事しない!』、とかいうやりとりがあったのだろうか? 狂っていたとしても、『おかしな子だ』、ぐらいに受け止めて笑い飛ばすぐらいの心も、このじーさんには残っていないという事か。外へ出ることも許さない。紐で括り付ける。これは愛なんかじゃない。じーさんの精神の自己防衛にすぎない。だから水銀燈につけ込まれる。もともと愛なんかじゃ無い、自己防衛だから水銀燈の幻惑に容易に流される。幻惑ですらないかもしれない。もともとそれがこのじーさんの本心だったのかもしれない。ただ、僅かに残っていた崩壊寸前の『人』としての防壁を、ほんの少し突付いただけなのだ、水銀燈は。
この辺、筆者が一番気に入っている『悪魔』の定義に近いな、水銀燈。悪罵とは…お伽話の中によくあるように、物理的な魔力をもって何かをする事はまれで、多くの場合は、ヒトの心の隙に入り込み、堕落に追い込む。堕落した人間の割合を増やすこと…それすなわち魔族の勢力を広げること。そして、天使はその逆。
「乳酸菌採ってる?」@水銀燈
…ユーモアあるなぁ、水銀燈。このセリフをあのイカレた目と冷たーいお声でのたまうところがまた…。
しかし、蒼星石はアニメ版ではとても優しい存在として描かれている…と思う。あー、いや、原作でもまだ、蒼星石の『真意』はハッキリとは描かれていないんだけれども^^;。
むしろ、翠星石の方が、しっかり『お姉さん』している? あまり寂しい老人を悪く言いたくはないが…でも、やっぱり間違っているじーさん(マスター)への想いを変えられない蒼星石に、自分の身の周り…真紅、雛苺…そしてジュンのことを語り勧める翠星石。
「どーにも頼りないチビで、私が側にいてあげないと、心配で…心配で」@翠星石
…心配だったのか…。
「あのへっぽこじーさんにくらべりゃ、ずーっと、ずーっとマシってだけですぅっ!」@翠星石
「そーですぅ! 蒼星石も一緒に、ジュンと契約するですっ」
アニメ版だと、翠星石がジュンを認めに至るプロセスが、少し弱いかな…。
「僕も…君と同じ気持ちなんだ。マスターの側に、居てあげたい…」@蒼星石
「もーがまんならんですぅ! 双子の姉としてっ、無理やりにでも真っ当な道へ連れ戻すですぅっ!」@翠星石
積極的だなぁ…アニメ版の翠星石(笑)。
「やめるんだっ、翠星石! 僕はっ、君と戦うつもりはっ!」@蒼星石
…とことん優しいなぁ…アニメ版の蒼星石(苦笑)。
しかも弱い…ってゆーか、翠星石が強い! …あれー?、翠星石の方がミーディアム無しなのに…とかいう、無粋なツッコミをこんな緊迫感溢れるシーンで、自分はまた…^^;。
翠・蒼の立場(強さ)が原作とは逆? …いや、これから原作でも蒼星石周りの『真実』が明らかになってくれば、ひょっとしたら本質的には同じなのかもしれませんが^^;。
それでもやっぱり蒼星石を本気で攻撃はできない翠星石は絶妙すぎる捨てゼリフを残して去る…。
「蒼星石の…蒼星石のっ、おばかーーーーーーーーーーーーーっ!」
水銀燈にまんまと幻惑されたじーさんが、蒼星石に迫る。
恐い!、その瞳は恐すぎだよっ、じーさんっ!
「お前がもっとカッコ良くてっ、甲斐性があって、そしたら蒼星石だってっ、あんな老いぼれを選ばないのですぅっ!」@翠星石
…年配受け…悪いかもなぁ…この作品^^;。…いや、真の年配なら、そこは『むべなるかな』と、慈しもうよ(爆)。
『泣ーかした、泣ーかした。ジューンが泣ーかした。翠星石をー泣-かした』
いっけないんだー。
@真紅&雛苺(大うそ)
『夢の扉』…
むむっ、そこで原作と一致するのか!?
…いや…?
仰向けに倒れているじーさん。「蒼星石!?、何をしてるですか!」
響く水銀燈の哄笑…。
…何だ、何があった!? さー、本領発揮となるか、アニメオリジナル!?
ものすごい曳きでEDへ向かったアニメ版。果たして、その実力や如何に!?
次回予告「そんなことっ…解ってやるもんかですぅっ!」@蒼星石に、敗北色濃厚な1票!(笑)
う゛ーん、最後に個人的嗜好を云わせてもらうと、おなじ『じーさん』でも、もーちょっとろまんすぐれいもな『じーさん』、という選択肢は無かったのかなぁ…^^;。いやまぁ、こういうじーさんの方が、操られている(?)様は恐い…という面では成功していると思うんだケド…。
PEACH-PIT作品にはどこかに『昭和チック』を挿れなければならない、という不文律でもあるのだろうか?^^;。
…原作は西洋っぽかった気がします…。