メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

おフランス周遊旅行記2015 その4《ルルド城塞編》

2016年03月29日 | メガヒヨのホリデイ

 
念願のルルドの聖水をいただいたメガヒヨ。
聖地にはまた夜に詣でるので、ホテル近くに戻り腹ごしらえすることにした。
ホテルの隣にあるrivierasolというレストランに入ってみる。


一人だというのに、城砦が見える川沿いの素敵な席に案内していただく。ありがたや。

 
ランチ定食(トマトスープとステーキ)、ロゼワインのデカンタ(250ml)をオーダー。
スープが食べごたえありで美味しかったなぁ! しめて20.4ユーロなり。


おなかいっぱい。腹ごなしにてくてくと歩いてルルド第二の見どころである城砦に行く。


上に上がるにはエレベーターか階段、どちらでも好きな方を選べる。
景色を楽しみたいメガヒヨは階段で行くよ。


ほとんど誰ともすれ違わずに中世の城を歩く。
貸し切り状態!!


これが城砦跡にできたピレネー博物館の入り口。
入場券は、下のエレベーター乗り場でもここでも買えるよ。


入り口を抜けると、何棟かの中世の建物が移築された村の様な光景。
こちらでピレネー地方の自然や文化が紹介されているのだ。


展示を見学する前に、まずは展望台に上ってみる。
対に見える塔にはトリコロールがはためく。


ルルドの街並み。


聖地も見渡せる。


ひとしきり景色を楽しんだ後はピレネー地方の自然と文化について学ぶ。
熊、オオカミ、鷲、鷹、山羊、イタチなど野生生物盛りだくさん。


ピレネー地方の文化を伝える展示。
子守をするおばあさん。
というか奥のストーブで焼いているものが気になってたまらない。
バームクーヘン? それともケバブ?
(なーんて、たぶん中世のパンってところでしょうな。)


実際の庶民生活はどんなものだったかは分からないけど、調度品といい豊かな文化を感じさせる。


酒飲みにとっては、こういうジョッキって見ててわくわくするなぁ♪

 
農耕器具や機織り機など、生活を営む道具も数多く展示。


一番興味を引いたのは服飾の展示。
上の衣装は何の目的のものかわからないけど、沖縄のじゅり馬を思い出すなぁ。


世界むかし話に出てくるような面々。


このスカート可愛いなぁ!


テキスタイル文化が発展しているようで、生地の色、柄がとても魅力的。


このレースの帽子も可愛い。童話の挿絵によく出てくるよね。


この地方は焼き物も発展していたようで、見事なディナーセットも展示されていた。


童話をモチーフとした柄みたい。欲しくなっちゃった。


移築されたものなのか、城砦内にもともと建てられてものなのか、チャペルもあった。


天使の像に素敵なステンドグラス。


こちらのチャペルでもご本尊は聖母マリア。
カトリック圏まわるたびに思うけど、主役である息子さんはどうした!?(笑)


展示をひと通りまわったので、庭園を散策する。


こちらには精巧なミニチュアハウスが屋外展示されている。


街並みまで再現してしまった作品。
背景がなければミニチュアと気づかないかも!


宮崎アニメに出てきそうな石造りの家。


あ、これも宮崎アニメっぽい。


植木とのコラボレーション。
一メートルちょいほどの木が大木の様に見える。


これは中世のころのルルドの町を再現したものかな?
城砦を中心に家々が建ち並ぶ。


ミニチュアの世界を堪能した後は、花々が咲き乱れる庭園をお散歩。


8月のフランスのエレガントな雰囲気。
日本みたいに蝉の声も聞こえない。
こんな夏もいいなぁ。


こんな感じに城砦散策を楽しんだメガヒヨ。
帰りもエレベーターには乗らず、裏門から歩いて下る。


裏から眺めるとこんな感じ。
聖地の大聖堂もそうだけど、岩山の上に建物を築いているんだね。

さてこれからホテルに戻り、大イベントろうそく行列を見に行くよ!!



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