メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

2009年11月03日 | 国外・舶来エンタメ
本日メガヒヨはマイケル・ジャクソンの映画『THIS IS IT』を観てきた。

とはいえ、以前からのマイケルファンという訳では無かった。
お亡くなりになってから昔の映像をよくTVで観る機会が増え、
その才能のすごさにやっと気が付いたという次第。

それまではマイケル・ジャクソンといえば
「整形手術」、「ネバーランド」、
でもってディズニー・ランドで見られた
「キャプテン・イオ」位しか思いつかなかった。

とくにイオなんて、マイケル本人はとっくに色が白くなっているのに
いつまでも黒人の姿を流し続けているんだもの。
ディズニーに行った時の決まり文句は、
「日が暮れて寒くなってきたし、黒マイケルでも行く?」だった

さてこの『THIS IS IT』は、本人のご逝去により幻になってしまった
復帰コンサートのリハーサル光景をドキュメント映画にしたもの。

このコンサート。現実に開催がかなったら、どれだけのものになったかと思うほどスケールが大きい。
ダンサーも世界中からトップクラスが集められて、コーラスラインばりのオーディションで選りすぐっている。

衣装やセット、使用する映像も豪華で、ハンパなくお金が掛けられている。
女性ダンサーの衣装なんて、全身スワロフ・スキーのクリスタルで輝き放題
さらにスリラーの新作映像は3D仕様!

そんな大舞台を目前にして、マイケルは相変わらずキレのいいダンスを披露していた。
50歳にもなるのに、若いダンサーに全く負けていない。
ラストに見せたビリー・ジーンのソロ・パフォーマンスはカリスマそのものだった。

そして音楽面もまったく妥協していなかった。
とにかく隅々まで自分の曲を把握しているものだから、ミュージシャンへの指示もこと細かい。
普段観衆が「すごーい!」の一言で受け止めるステージは、この様な綿密な制作過程を経て出来上がっているものだと改めて感心した。

本当、自分はマイケルを誤解して過小評価していた。
亡くなってみて初めてその偉大さが分る「フランダースの犬現象」だよ。

ところでこの映画を観てちょっと心配したのが、膨大なコンサート制作費の回収。
当然完売したチケットは払い戻しだったろうからね。
でもこの映画のヒットでその分は取り戻せたかな?

ちなみにトップ写真は一緒に行った友人S子さんお買い上げのキーホルダー。
これはスリラー・バージョンなんだけど、他にもビリー・ジーンやバッドなど
全四種あった。
それぞれマイケルの肌の色が微妙に違うのがツボだった。