お絵描きさんの絵*日記

子ども達とアートで遊んだり、絵本にハッとしたり、美術展に出かけてのんびり過ごしたり。
そんな日々の絵&PHOT日記

絵本の作り方 その2

2010-02-04 13:54:36 | 絵本の作り方
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絵本教室で教えている「絵本の作り方」を
何回かに分けて、掲載していこうと思っています。
今回はその2回目。

「絵コンテとダミー本」

絵本の右開きと左開きがわかったら
次は、お話をざっくり考えます。
出来上がった文章にする必要はありません。

その前に、一般的な絵本は
表紙と裏表紙を除いて
11見開き(11場面)か
15見開き(15場面)でなりたっています。

ですので、考えたお話を
11場面か15場面に割ります。

それを絵コンテに書きます。
絵コンテというのは、全体の流れがわかりやすいように
四角の枠の中に絵や文章を書きこんだものです。


これは私が以前作って、ボツにした絵本の絵コンテです。
四角の大きさは自由です。もっと小さくてもいいし
大きくてもいいです。

ここにだいたいの文とその場面の絵を描きこんでいきます。
文も絵もまだざっくりとしたものでいいです。
15場面にならない場合は
場面を足して15場面にするか、少なくして11場面にするかして
調整します。

ここでおおまかな絵本の流れをみます。
その時に頭に入れておいて欲しいのが
「絵本はめくることを大切にする」と
いくことです。

絵コンテができたら
それをダミー本に起こします。

コピー用紙などを半分に折って
真ん中をホチキスでとめて絵本の形にしたものに
書き込んだり、
15枚描いたものを、半分におり
半面ずつ貼りあわせて本の形にしてもいいです。


私が以前作ったダミー本。


こんなふうに、ページを貼りあわせて絵本の形に作ってます。

鉛筆でいいのですが
文章は、完成に近いものを書きます。
絵は、構図などはしっかり考えながらラフでいいです。
場面数か、ページ数は入れるとわかりやすいです。

ここでは
「絵本はめくることを大切にする」を
実際にめくってみて、体験します。
絵本の形になって、はじめて気付くことも多いです。

えるぶの絵本教室では、ダミー本をみんなで読んで
講評を行っています。

絵コンテは作らなくてもいいですが
ダミー本は必ず作ってください。

編集者さんに見てもらうのに、ダミー本と数枚の絵があれば
大丈夫な場合もあります。


* * * * * * * * * *

第2回目はここまでです。
1場面の文章の長さや、文字の大きさは
次回お話します。


えるぶでは、まだまだ絵本教室受講者募集中です。


◆◇ 絵本作り教室 募集要項 ◇◆

月曜コース 第1・3月曜日 10時半~12時半
初心者から経験者まで広く募集中

土曜コース 第2・4土曜日 13時半~15時半
絵本作家を目指す方なら初心者でもOK

月謝ともに5000円+教材費300円
入会金  2500円


場所 アトリエえるぶ(JR京浜東北線 北浦和駅徒歩5分)


お問い合わせは
お電話 048-835-2621
e-mail mpi@m-port.ne.jp 件名「絵本教室の件で」
まで、ご連絡ください。





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