9月入学論、災い転じて福となるでしょうか?

2020-05-04 | 社会一般
未曾有の新型コロナ襲来で、小さいお子さんを抱えるご家庭から大学生、

若い働き盛りの方々に至るまで、家庭内での長い自粛生活でそのご苦労や

不安や不平は計り知れないものと深く案じています。

親戚の新1年生は昨年の今頃からランドセルの準備をしていましたが、

4月からの登校日は2日だけで自宅待機ということで可哀想に思っています。

コロナを乗り切る特効薬やワクチンが早く一般の人々を

救ってくれる日を切に待ち望んでいます。

憂鬱で遣り切れない生活の中に一筋の未来に向けた明るい議論が湧いています。

教育界の9月入学論です。私は千載一遇のチャンスだと捉えています。

明治維新以来の教育の国際標準化へ向けた大改革議論だと、

部外者でその道に疎い私ですが、エキサイトしています。

今は世界各国が閉鎖状態ですが、コロナ後は、好むと好まざるに拘わらず、

世界と交流していかざるを得ない潮流であることは明らかです。

ですから世界標準に向けた改革は世界に通じる人材育成という

視点でも利点が多いのではないでしょうか。

これまで留学を試みた方々は世界標準と異なる新学期などの問題で、

少なからず不便を感じて、諦めた方も多いかと思います。外国から日本への

留学も然りでしょう。(ただでさえ日本人は英語や多国語に関して、

基本的な語順の違いもあり習得にハンディがあるようにも

思っています。この点、中国の人は有利だと思います。)

改革するには、生徒自身や家庭の問題、移行問題はじめ、関係機関や

関係者の方々には様々な労苦が伴うことは計り知れます。

文部科学省はじめ反対勢力は立ち塞がることでしょう。

目先の授業料とか給料のことで反対する有名大学の学長さんには

違和感を覚えました。視点は日本人の未来なのに。

元文部科学省の次官さんらしき方も、やるべき難題が多すぎると

反対意見を出しておられます。しかし前向きに賛同する方の意見が

多いようなので、この国の未来の為にも時間をかけてもいい形でと

応援しています。明治時代には陰暦→新暦、戦後の家督制度、

教育の6-3-3制法、男女共学、尺間法→メートル法など様々な

改革が時代に合わせて行なわれて世の中は変わってきています。