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勇姿

世界フィギュアまで秒読み!と
いったところですがその前に…
気持ちを整理しておきたいので。

先日私が書いた「残念なニュース」とは
お気づきの方もいるかもしれませんが
小塚崇彦選手の引退表明です…

いつかはこの日が来るだろうとは
思っていましたが、そうだとしても、
そのままプロスケーターに転向するか、
あるいはコーチなどをやりながら、
アイスショーには出てくれるだろうと、
勝手に思い込み、妙な安心をしていました。

が。

思いがけず「氷上を去る」と明言。

今後は、所属しているトヨタの社業に
専念する、と。

これには私だけじゃなく
多くのフィギュアファンの方が
驚き、少なからずショックを受けたのでは
ないかと思います。

彼には、ジャンプなしでも、
観客を十分に沸かせることができるだけの
磨き上げられたスケーティングという
唯一無二の武器があり。

それが今まで
多くの人を引きつけてきたのだから、
プロスケーターになったとしても、
十分に力を発揮できるし、
逆に、試合の時の様な
いろんな制約なしで自由にすべったら
どんな演技になるかなぁなんて
むしろ楽しみでもあったのですが…

やはり体力や怪我など健康面の問題が
大きいのでしょうか…

だとしたら、仕方がないというか
今までもきっと大変な努力をしながら
滑ってきたのだと思います。

とはいえ。

私の今のフィギュアスケートライフ(?)は
バンクーバー五輪がきっかけになっていて、
(それ以前も好ましいスポーツではありました)
それから今まで、試合やシーズン、
楽しみにしているアイスショーなど、
いつもそこには小塚選手がいました。

どんな状況でも、
試合に出続けることが彼のモットーで
それを可能な限り実践してきただけに、
これから先のシーズンやショーに
小塚選手がいなくなると思うと
正直、寂しくなります。

寂しいという言葉は
あまり使わない方なのですが
他にどう言い表していいのか、
うまく言葉が見つかりません。

続けることがもしかしたら
酷な状況なのかもしれないけど、でも。

ワガママをいわせてもらえば、やっぱり
滑っていて欲しかったし、何らかの形で
スケートに関わり続けて欲しかったなと
いうのが本音ではあります。

今じゃなくても、これから先、
いつかそんな機会がないだろうかとさえ、
願ってしまいます。

わりと重症です。

幸い、主要な試合などは、
録画を残してあるので
彼の過去の演技を見ることはできます。

特に近年は、洗練された、
本当に美しいスケートを
見せてくれました。

スケートを観る楽しみや奥深さを
教えてくれた選手でした。

最後の舞台は
4月のスターズオンアイスの最終日に
なるそうです。

仕事があってチケットのない私は
直接見ることができませんが、
彼が清々しい気持ちで演技ができる様
祈っています。








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