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ハバナのホセ・マルティ記念像

2010-05-03 | 番外編 ★ロシア以外★
メキシコシティから、更にキューバの首都ハバナ市に移動しました。

実際にハバナを訪れるまでは、ハバナはきっとチェ・ゲバラやフィデル・カストロの像で溢れかえっているに違いない、と勝手に思い込んでいたのですが、・・・違いました。
・・・というか、勿論チェ・ゲバラの肖像やカストロの像も沢山ありましたが、それ以上に目についたのが、キューバの文学者・革命家ホセ・マルティの像。

ホセ・マルティは文学の世界では、ルベン・ダリオが完成させたモダニズム運動の先駆者。
ルベン・ダリオが「ホセ・マルティの散文は、世界で最も美しい」と絶賛してい程、スペイン語圏では重要な文学者です。・・・ということで、ホセ・マルティは「文学におけるモダニズムの先駆者」と覚えていました。

この「モダニズム」という言葉ですが、これを聞くとどうしても条件反射のように「アールヌボー」「アールデコ」「象徴派」「印象主義」「唯美主義」といったものをイメージしてしまいます。
そうすると、ロシア的(ソ連的)に考えるとそれは「腐敗した西欧ブルジョアジーの退廃」の結晶ということになります。

・・・ということで、「モダニズム」が「革命運動」とくっつくということはなく、だからこそ一層その印象が強烈で、「ホセ・マルティだらけだ!」という驚きにつながったのでしょう。

トップの写真のような、ハバナの美しい歴史街の中心セントラルパークの中にある白亜の見事なホセ・マルティ記念像。
こうした「いかにも」という記念像もあれば、何だかよく判らない裏庭のような所にもポツンと設置された胸像などもあったりして、・・・大変興味深かったです。



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