鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

3/13 その1 幼鳥スクランブル 幼鳥の活性化と変化について(訂正アリ)

2019年03月16日 | オジロワシ
2019/3/13 水曜日 曇り

気温の変化とともに 猟場の氷も溶けて行き もう雷魚などの大物は あがらないのですが
泳いでいる小魚や 氷の下でまだ眠っている魚などは 幼鳥たちにとり
随分と取りやすくなっています。
なので このモエレの猟場には ここへきて 幼鳥たちがたくさん顔を出すようになりました。
今回も その幼鳥たちの様子を中心に お送りいたします。

おそらく 富江は もうすでに抱卵に入ったと思うのですが その幼鳥たちの監視役として
一二郎もよくここへ顔を出すようです。

もう一つ気になるのは 幼鳥の外見の変化についてです
生まれてから毎年 幼鳥の外見が変化して行くのですが 
生まれて間もなくは 真っ白のまだらが目立った幼鳥も その色が少しずつ変化して行くようです
私の仮説では
胴体のマダラ および羽の色は
 
 白 ➔ 薄茶 ➔ 茶色 ➔ グレーがかった黒(いわゆる成鳥の色)

このような感じで 色が変化して行くのではないかと思うのであります
それと同時に くちばしの色 顔つき なども変化して行きます
オスとメスによる 目つきの違いなどもあるかもしれません。

ですから 同じ幼鳥でも 去年と今年では かなり違って見えるかもしれません・・・
その場合 判別するのは相当難しくなるのではありますが
翼の傷であるとか 特徴のあるマダラの具合 行動のパターン などを参考に
考えなくてはいけません

色の変化はあるものの 翼のラインとか キズ オオワシ模様 などが残る様です。
これらを考え 特定することになります。
去年見た  などは その後見ていません・・・
オオワシ模様が2本ずつ あったのですが 胴体には 白い小さなまだらが
びっしりとありました・・・。
あるいは それが 茶色に変化していて わからなくなっているのかもしれません・・・。
そんなこともありそうですね。

訂正
この記事の中に出てくる幼鳥 で 四郎と思っていた幼鳥は 実は四郎ではありませんでした
先日登場した四郎には 右翼上側の 翼角の所に大きな白〇 がありましたが この鳥には
それがなく 同じくらいの大きさの◯が 3個かたまってあります。
次に 翼下の白いラインは 四郎にはほとんどありませんが この鳥には薄いながらも
それがあります。
さらに 胴体脇の大きな白いまだらの塊は 四郎の左側にはありません 右側に星のような
マダラの塊が見えるだけです。
なので この幼鳥は 四郎ではありません そこで 四郎と同じような頭の色と顔つきから
この幼鳥は ケンシロウ であると考えました。
以下 四郎 ➔ ケンシロウ と訂正いたします。


この記事の中にも 幼鳥が 3羽 出てくるのですが
ケンシロウ 七郎 そして 三冬 なのですが 特定に時間が掛かったのは
三冬の変化によるものです。
どうも今年は 去年までの三冬とは 顔つきも まだらの色も随分変化しているようです
しかしながら 翼のライン 左翼に残っている大きな傷 まだらの入り方
そして一番大きなのは 2/28 に大物雷魚を獲ったのは この幼鳥であった
ということを 写真を見て確認したことです。

猟場の賑わい2019/2/28 その1 この日の主役は 三冬 だったのだ!

上の記事の中で 魚を狙う幼鳥が 三冬でありますが それは この記事の中にも
出て来ます。 すなわち三冬なのですが よく見ると去年と随分色目が違う様です。


まあ そんな前置きをして 記事に入ることにします

幼鳥スクランブル
猟場は君らのワンダーランドだぜ!


猟場に到着すると オジロワシの幼鳥が 2羽いました
中程に

この幼鳥ですが ぱっと見 最近登場の多い 四郎であると思ったのですが
後でわかったことですが この幼鳥は 四郎によく似た ケンシロウでありました。



その左の端には



もう1羽幼鳥がいます 一見三冬を連想するのですが・・・

結構まだらが強いのですが なんか最近見たことあるような・・・気もします
この日は随分茶色がかって見えます 天気のせいかもしれません



さて動きがありました
左に張っていた幼鳥が 沼の中の魚を捕まえたようです
真ん中へ飛んで来て

魚を食べています カラスも寄ってきていますね



ケンシロウは 左の方でそれを見ています


ケンシロウが啼いています


すると いきなり

もう1羽 幼鳥が降りて来ました! いきなりです


この幼鳥

魚を食べている幼鳥のそばへ行くと


いきなり その幼鳥を




後ろから どつきました!


もんどりうって倒れた幼鳥から

魚を奪います


そして それを取り戻そうと

倒れた幼鳥が羽を広げて立ち上がろうとします
そしてケンシロウも 飛んできます

ここが問題の写真です
2羽の幼鳥が 翼を拡げていますが
右の魚を奪った幼鳥は 顔つきに特徴があって 大二郎によく似ています
そして 翼下のラインがほとんどありませんし 2本のオオワシ模様があります
どついたときのこの幼鳥の左の翼指 6枚目がありません!
ということは この幼鳥は どうも 三冬の様です 多分間違いなし。

そして 真ん中の幼鳥ですが 右翼中程の大きな傷 は 先日も見ましたね
翼下のラインは 太~いのが1本 ぼやけて入っています これもみおぼえがあります
そうです この幼鳥は 七郎です これも前日に見ました。

胴体の色は 三冬の方が茶色が濃く出ていますね 比べると
以前はもっと真っ白だったのですが・・・変化しているのだと思います





七郎は取り戻そうとしますが 三冬が羽を広げて いやだと言います





七郎と三冬のにらみ合いは続きますが・・・
 


三冬が魚に口をつけます


口惜しくて仕方がない 七郎は

羽を拡げますが


魚は三冬にとられたままですね・・・


 
それでもあきらめきれない七郎は 三冬に近寄りますが





翼を拡げ 三冬はそれを阻止します
どうも三冬の方に 分ががあるようですね・・・


 


なおもつば競り合いは続きますが


ここで 黙って見ているだけのケンシロウが

空を見て啼きます 
何か飛んできたのでしょうか?


ここでケンシロウが
 
右の方へ歩いて行きますが


三冬がいきなり飛び上がり 


それを追うようにケンシロウが

飛び上がり









二人は空中で交差して









左右に分かれて飛んで行きます


真ん中に残ったのは

七郎です


沼の右端に飛んで行ったのは

三冬


そして 沼の左端へ行ったのが



少しお兄さんの ケンシロウとなります



これは七郎ですが 目の回りの毛が 黒っぽいですね
七郎も三冬も 翼の傷が多いのは やんちゃ な印でしょうか。


その時ケンシロウが飛びます




沼の中央で


右からの飛んできた

七郎と





ぶつかり合いました というか 交差!


そのまま七郎は飛んで行き
ケンシロウの方は

戻って来て

   
猟場を左に抜け 近くの木の上にとまりました


しかし すぐに また飛んで

沼の上に舞い戻ります
まさに猟場は ケンシロウのワンダーランドのようです


そして こちらへ







抜けてきて

途中で




上空を見ていますね おそらく 七郎を見ているのかもしれません


そして 三冬の前の方を




横切って


 


着地します


上空を見ている

ケンシロウですが






今はこのケンシロウが 幼鳥たちの まとめ役の感があります
しっかりした お兄さんの様ですね
一二郎 富江の信頼の厚いのも このケンシロウでしょうか


しかし このケンシロウは

すぐにまた飛んで


  
木の上に上がります


それを見ていたのは

沼の右端の 三冬です
胴体のマダラも随分茶色になってきていますが
白い大きなまだらの入りかたは 三冬の感じを思い出させます。



三冬の ホバリングパフォーマンス

さてここで 三冬が飛び上がります

向こう端で泳いでいる カワアイサが見えますが



それに驚いて 真ん中のが水没!


さらに

みんな逃げてしまいます


三冬は翼をバタバタしていますが

どうやら ホバリングをしているようです


  
一回りしたところで


いきなり

トビの急襲を受けます!


しかしまた




旋回して


引き返したところで




水辺の何かを 見つけて 足ですくいあげました!


そのすくいあげたのが

こちらの魚になります


後ろにすくいあげた魚は


 
氷の上に落ちて行きます


着地した三冬ですが

空の上には トビが狙っています


ダッシュして

近寄ったのは 三冬の方が早かったようですね


しか~し

氷がシャーベット状なので 体がぬかってしまいます


でも 翼をバタつかせて




魚を手にした三冬ですが


いきなり 恒例の

右上 ケンシロウの 急襲がありました 挨拶代わり 本能の仕業ですね


それでも 魚を手にした三冬は





魚に嘴をつけ


辺りを

見回します
すぐにカラスがたくさん寄ってきますね


それを見ていたのは

木の上の ケンシロウですが



すぐ下の方に 三冬とカラスたちが います。

そんなこの日のモエレの幼鳥たちですが 
この話はまだ続きがあります

それでは また
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« My EMP(my early morning Pi... | トップ | 3/13 その2 獲物を譲り合... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オジロワシ」カテゴリの最新記事