鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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カンムリカイツブリ2023 5/22 2組のカンムリペアの巣作りは続く

2023年05月25日 | カンムリカイツブリ
2023/5/22  カンムリカイツブリ編となります


今モエレには AB ペアと DE ペアの2組のカンムリペアがおりますが
多分どちらのペアも 去年の秋にここでしばらく過ごしていた若鳥のペアだと思われます
その時と同じような行動をとっていますので多分間違いないところかと思われます

先に巣作りを始めたのが DE ペアとなります
A-中洲の西側先端部分に浮巣を作っていたのですが
周りの環境にいろいろと問題があったようで今はその巣を放棄した模様です
オオバンやらアオサギやらいろいろと邪魔が入りますのでそこを放棄して今は新しい場所を探している模様です

AB ペアの方は いつ頃ここへ来たのかはわかりませんが おそらく早い時期から来ていたものと思われます ただ最初のうちはDE ペアとの区別がつかず見過ごしていた可能性があります
しかしここへきて2組のカンムリペアがいることを確認できましたので
こちらの方もどこに巣を構えるのかが気になるところです
こちらのぺアは沼の東側を主に行動範囲としていましたので
そちらの方に巣を構えるかと思っていましたが
オスの様子を見ると どうもそうではなく 中洲の辺りを探していたようですので
中の橋付近の中洲とか 公園側の岸の辺りが怪しいかと思っておりました


しかしこの日は 思いがけず2組とも巣作りをしているところに遭遇することになりました
その辺りを簡単に見てゆきます


下ノ橋の入り江でカイツブリを見たのは前回の記事になります

こちらがそのカイツブリになりますが メスを待っている模様で
最後にメスと合流することとなります



さて
沼の外側の土手を中の橋の方へ歩いてゆきますと
B-水門を過ぎたあたりで カンムリを発見することとなりました



沼の中ほどに姿が見えたのですが




奥に見えるのはD-中洲になります




このカンムリオレンジ色が目立ちますのでオスなんだと思われますが
A なのかD なのかそこのところはまだわかりません…



そうしていますと今度は A-中洲の西先端部分の草のまばらなところに

ここにもカンムリの姿を発見します!



この辺りはカンムリの好きなところになり よくこの辺りでA が漂っていたのを見ていました
しかしこの日は草の中に

オスとメスの2羽のカンムリの姿があり



どうもよく見ていますと

左に見える盛り上がったところに 巣を作っているようです
右がオレンジのオスになりますが
先ほど見たカンムリとは別のカンムリになりますので
おそらくこちらのカンムリぺが DE ペアなんだと思います(まだ確認は出来ていませんが…)



巣を精力的に作るのはオスの仕事になるようで
オレンジのオスが熱心に







巣材を巣に運んでいます
A-中洲の巣を放棄して今度はここに巣を構えるようですね



しかし と思うわけです この辺りはアオサギもたくさんいますので
巣を足場にして魚を獲りにやって来そうで それが心配のタネとなります
またやはりこの辺りはオオバンも巣を作りますので場所取りが熾烈です
この心配は後で的中します……



さて最初に見たカンムリを探すと
岸の方から1羽泳いでくるカンムリが見えます





体を低くして泳いでくるのですが どうもメスに見えますね…さっきのとは違って見えます



その先には

こちらのオスがいて



2羽は




熱く寄り添うことになります



全く仲の良いカップルで
今はお互いのことしか眼中にない感じです






今はもう 巣材をくちばしに挟んできての契約のようなダンスはしませんが
会うたびに首を長くしてアツアツの様子です



ここで突然右のオスが駆けだします!

ははぁ またやるか…!    と思うわけです



駆けだしたオスは







得意の




変身ポーズをとります
メスにその強さをアピールしたいオスです
オスがこういうことをするのは今年初めて知ったのですが
意味がよくわかりますね これがオスの本能なのかと思います



オスはここで

向き直って 中洲の方へと泳いでゆきます

これは AB ペアのオスになりますが どちらのペアのオスも同じようなことをします




さて問題はここからで このAB ペアもすでに巣作りを始めていました
その事はこの写真を見ればよくわかります


D-中洲の上部を木の枝に覆われたところで

2羽がとどまっているのですが



よく見ると




オレンジのオスが巣材を積んだ土塁の上で体を長くしてうずくまっています
これは浮巣を鳴らしているのだと思われます
巣を整備するのはオスの仕事になるようで オスは精力的に巣を作ります



メスは後ろでじっとそれを見ていますが

オスはこうして巣をならします

ここならばアオサギも来ませんし 猛禽の外敵からも雛を守れそうです
草が伸びてくればなおよいです これから草は長く伸びてきますね
良い場所を見つけたものですこのペアは




さて 中洲の先端部分の草の低いところに巣を作っていたカンムリペアのDE ペアを見ると
この私の心配が的中します
いつの間にか

アオサギが来ていました
カンムリのオスが少し離れたところから見ていますが


先ほどまで巣材を並べていた浮巣の上に

アオサギが乗っかっています なんてこったい!
巣作りが邪魔された模様です



アオサギは2羽いて

もう1羽は先端の方にいます 左が幼鳥で右が成鳥ですが



ここでアオサギのバトルが始まります




カンムリの前で アオサギが飛び回ります







これでは落ち着いて巣など作れるわけがありません…


それでも辛抱強くオスのカンムリは




じっとそばでアオサギの立ち去ってゆくのを待っているようです…



メスの方は 海峡の向こう側で




休んでいます
どうもこのペアの巣は まだ定まらないようですね
今後を見守りたいと思います



AB ペアの方はじっとそのままですが
ここは外敵の心配がないので

巣作り中のオスを残し



メスの方は

散歩に行きます



ここでオスの方もようやく巣を離れ




動き始めました




橋にカンムリが近づいてきます


オスの方になりますが







ほっぺが幾分赤く見えますね














ここでこのオスの首の下側の後ろ側に注目すると
黒いマダラがよく目立ちますので やはり個体A を確信することになります
なのでAB ペアの巣作りはうまくいっているようです












こちらの方が首の下の黒いマダラがわかりやすいです


メスの方も水の中に出てきて




体を伸ばしていますが
機会があれば沼の東側に行くのだと思います
ただ橋の上に人がいますと用心して中々橋を渡りませんが…。




公園側の岸のところには

ダイサギの姿も見えます



DE ペアの巣作りは 公園側から見ると

アオサギがいますので頓挫しています
草の間が通路のようになっていますが 通路の右側に浮巣を作っていました




間をオオバンも通りますが 草が長く伸びてきますとこれも見えなくなってしまいます



じっとそこで待っていた個体D ですが
どうやらこの日は巣作りを諦めたようで





海峡に出てゆき



気分転換をしているようです
前途多難な DE ペアの巣作りとなります
もっと草が伸びてくれば楽にできるし アオサギももう時期いなくなると思うのですがね
今年は巣作りが少し早いのかと思いますね


そんなカンムリペアの巣作りの様子となります
それでは また

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