鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 3/27-② 中の橋の東側 志乃の捕食

2022年03月28日 | オジロワシ
2022/3/27 その2となります

その1はこちら モエレのオジロワシ 3/27-① 新規幼鳥(九次郎2号)と一郎か?

前回は 漁場に一郎とおぼしきオジロワシ(後でわかったことですが…)が現れすぐに立ち去り
上空を 見たこともない幼鳥(九次郎2号と名付けましたが)が通過していっただけとなります
漁場に他のオジロワシがいないので 単に通過していったのだと思うのですが
淋しい限りの漁場となりました

帰ろうと思いましたが 中の橋の東側 D-水門の辺りも溶けていて 底でオジロワシの成鳥を見かけた
という話を聞き そちらの向かうことにしました
今回はそこからのお話となります


遠巻きに水門の辺りを見ると

雪の上にオジロワシとおぼしき鳥がいるのが見えます


近づいて行き 雪の斜面に腰を据えてみると




オジロワシの成鳥であることがわかるのですが
この時点でこの顔にはとても見覚えがあって
まさしく志乃であることがわかります
去年までは 幻次という名前にしていたのですが志乃と幻次は同じ個体であることに気づき
志乃という名前を復活させた次第になります

とても地味なオジロワシの印象で 魚を獲るところはあまり見た記憶がありません
ところがこの日はまた違う展開が待っていました

一二郎とこの志乃は兄妹なのかもしれなく 一二郎は橋の西側を主に活動の場所とし
志乃はこの橋の東側でシーズン終了間際はよく見ますので 分担が決まっているかもしれません…



この水門はこの時期ようやく氷が溶けますが
水門前の水辺には




ミコアイサやカワアイサがたくさん集まっています
A-水門の前よりカモたちはたくさんいるかもしれません




雪の上で水辺をじっと見ていた志乃ですが ここで突然



何かを発見したのでしょう いきなり翼を広げて






水辺に飛んで行きます



そして水門前の辺りで

下を見て






水にダイビング!




足元に水しぶきがあがっていますが




力をためて






獲物を引っ張り上げます



ここでようやく

たいして大物ではありませんが 生ホッケのようなやつが足元に見えます



獲物は足元に

転がっていますが
この辺りは氷がシャーベット状に柔らかいので



志乃はくちばしを魚に近づけ




くちばしに魚を

咥えます



そして大げさに翼を




広げながら


足場のしっかりしたところへ




移動した後



魚を下に置き



辺りを見回してから



ようやく




魚に口をつけます


ここから




志乃の食事の時間が始まるのですが
さして獲物は大きいわけでもなく 短時間で


最後のしっぽの部分を




呑み込んで終了となりました



のどかな水門前の

情景になりますが



ここで志乃は




跳びあがって 去ってゆくのかと思ったのですが






沼の南側に飛んで行くのかと思いましたがそうではなく



土手を一気に駆け上がって行き







土手の上方に




浮き上がったのち



ぐるっと引き返してきて



水門の右側の土手に立っている高い木の上に







飛び乗ります
枝が沼の方に伸びており どうやらこの場所から飛び降りて獲物をとるようです



このように

ずいぶんと高い位置になりますので A-水門以上に飛び込みは難しそうです



ここからかなりの時間待ちが続くのですが
何度も飛び込みそうにしていましたがなかなか飛び込めません…
向こう側の奥を頻繁に車が通ってゆくのが見えます バス通りが近いのですが
思った以上に距離はあります


しかし時間が経過したのですがその機会は訪れず


木の上の志乃は



ここで諦めたのか

跳んで


水門の左側に




降りてくるのですが
ネコヤナギでしょうか 白いつぼみがたくさんついています
春を感じます…



志乃は雪の上に

降りたのち



辺りを見ていたのですが 誰も来ないので



ここで




飛んで


沼を西の方へと







駆けあがってゆきます


向こう岸側を




民家をバックに









沼の西の方へ







見に行きます


公園の方へも

迂回してゆき だんだん姿が見えなくなってしまいます



これでどこかへ志乃は消えたのかと思いましたが
ほどなく気づいたときには
先ほどの雪原の上にまた




志乃は戻ってきていました


しかしやはり誰も来ないので

辺りを見回していた志乃ですが ほどなくすぐに




沼の南側に消えてゆきます
何処へ行ったのかわかりませんが
志乃もいなくなりましたので ここで帰ることしました 午後1時を回っています



しかし中の橋の上から いつもの漁場を覗くと

なんとなんと

いつもの待機場に 一二郎の姿が見えます!
これでは帰りたくとも帰るわけにはゆきません…
なのでまた 最初の漁場に引き返してゆきますと




この日初めて見る一二郎の姿があります


午後の日差しは強く

水は青く見えます



暫く待っていたのですが

どこかでオジロワシの鳴き声が聞こえた気がしたのですが
その少し後に






跳びます



しかし飛び込むのではなく




横に流れながら



風に乗って

こちらの方へ低く流れてきたと思ったら
灌木の陰に隠れて見えなくなってしまいます…


春恵でも来ていたのでしょうか
そのまま一二郎は全く姿を消してしまいました…

どうやら残念ながら一二郎は空振りだったようです
ようやくここで 帰ろうとまた中の橋に向かったのですが

沼の東側の土手の上には




キツネが歩いてゆきますが
沼の上には降りられません もう危なくて下には行けないようです


時間は午後2時を回っていましたが
実はこの後が大変でした

橋の上から漁場をまた覗いてみると 漁場の水の中で 翼を広げてもがいている
オジロワシが目に入ったから事件です!

どうやらライギョをとろうと水に飛び込んだオジロワシがいたようです
面白い展開が待っているのですが その続きは次回

それでは また

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